南ペトウトル山(1345m) |
ポイント 展望の無い森の中を登る。ピークを1つ越えて、奥の頂上を目指す。頂上は狭いので、譲り合おう。天望山(展望山)、白雲山、東ヌプカウシヌプリと然別湖の展望の山だ。 |
アクセス 然別湖畔温泉の奥に車を進めると、観光ホテルが右にあり、その左に駐車場がある。その道路の突き当たり気味のカーブのところに、登山口の標識がある。この駐車場はホテルのものでなく公設らしい。 国土地理院地図 周辺地図 |
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7月14日 <2002(H14)年 登り1:34 下り1:10> 北の山游詩:切り裂かれた湖 |
温泉街の奥に消える道路の様に見えるが、山田温泉へ行く道だ。車が結構走ってくるので、うろうろしていると危ない。道端に水が管から湧き出ているが、飲めるのか不安だった。カーブミラーのところに新しい登山口の看板があった。 登山口から笹がやや伸びた急な登山道を登る。登山道には、コバノイチヤクソウが咲いていた。その後は、花の時期が過ぎたのかゴゼンタチバナ以外はあまり見当たらなかった。後は、木の隙間に然別湖が細切れに見える展望の無い森を登って行く。 |
カーブミラーのところへ | 登山口の標識 | コバノイチヤクソウ | 森の中を登る |
そんな中にマタタビの白い花が咲いていた。やがて、一つのピークが現れ、一度下がり、最後の登りになる。笹の急斜面を登りきると頂上かと思ったらまだ、頂上はだらだらとした道の奥にあった。途中の森の切れ目があり、西ヌプカウシヌプリを見ることができた。 |
マタタビの花 | 黙々と森の中を登る | 森の切れ目 | 西ヌプカウシヌプリ |
頂上からはウペペサンケが見えるかと思って探すが、やはり見ることができなかった。しかし、目の前に天望山(展望山)、白雲山、東ヌプカウシヌプリと然別湖が良く見え満足する。三角点の傍に、何か書かれている細い木があったので見ると、なんと貧弱な山頂標識だった。 |
然別湖 天望山 白雲山 東ヌプカウシヌプリ |
頂上は狭かったが、誰も来ないかと勝手に思い、一番良いところに座って早い昼食をする。食事中に、シャクナゲの花にたかっていた変な虫が寄ってくるので、追い払いながら食べたが、飲み物の中入って来るのもいた。まもなく、女性2人が登ってきた。どうやら、地元の人らしいかたが、然別の中だけが天気が良さそうだったので登ってきたと言っていた。われわれも天気予報を見てここしかないと思い来て見た。女性の話しでは、山頂にあった丸太の腰掛けが無くなっているらしかった。 また、夫婦連れが登ってきた。頂上が狭いので、席を譲るために頂上を後にした。笹の急傾斜を下って行き、登山道近くになるとギンリョウソウが咲いていた。 |
頂上(大×) | 虫だらけのシャクナゲ | 笹の急斜面を帰る | ギンリョウソウ(大×) |
=道中記= 今日は、天気が良ければウペペサンケ山と思って、それなりの準備はしてきたが、菅野の分岐のところから見る限り雲が厚く垂れこめていたのであきらめ、南ペトウトル山にした。帰りには東西のヌプカウシヌプリに霧がぶつかっていた。雨に当たらなかっただけ良かったとほっとした。 札幌までの帰り道は雨が降り、遅い車が先頭にいて大渋滞だった。 =温泉考= 糠平温泉まで行くと500円ということを忘れ、湖畔の温泉ホテルにした。入浴料1000円(シャインプー、化粧品付き)とちょっと高め。bPロッカの鍵のベルトがちぎれていた。仕方なく、bQにすると、100円硬貨が出てきた。また、昨年のように悪がきに取られると思い、bVにする。露天風呂からは相変わらす良く天望山(展望山)の上唇が見える。 |
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二人の山行記録(遊びの時間も含む) 2002(H14)年7月14日(日) 曇り 登り1:34 下り1:10 8:51登山口→9:44ピーク→10:28頂上10:55→11:29ピ−ク→12:05登山口 |