熊の頭山kumanokasirayama(155.1m )

 ポイント
 国土地理院地図では北、東、南から破線の道が山頂まで延びている。google地図では西側に道の様に見える所もある。低山なので、見通しが利かず地図だけで辿って行くのは骨が折れる。シカの生息密度が高いのでダニも多い。三角点:弾庫がある。

 アクセス
 由仁町から国道234号線を南下し、道東自動車道を潜って安平駅を目指す。安平駅の手前で室蘭本線を横切り、安平橋を渡る。自衛隊の安平駐屯地の前を通り、早来分屯地の北側にある林道に入る。入口にはホクリョウの看板がある。ゲートまで車で行けるが、道が悪いので、舗装道路の入口に停める。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2016.5.13」へ Google Map
安平中央幹線コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月13日<2016(H28) 往復9.722km 3:39 >
 林道の入口に通じる道路は農道のようだ。畑の道端には、カタクリやエゾエンゴサクが僅かながら咲いていた。途中に施錠のしていないシカ柵があり通過する。道端にはオオバナエンレイソウの花が揺れていた。間もなく、ゲートが現れる。
林道の入口 シカ柵 オオバナエンレイソウ ゲート(分岐)
 ゲートには、ミツビシマテリアルの早来山林の看板が立っていた。下には無断立入禁止の看板も添えられているが、 自己責任で入らせていただく。真っ直ぐな道が続き、尾根道になると左半分展望が開ける。待避所の看板が立っている。道は、分岐するが直進する。
ゲートの看板 半分展望が良く 待避所bP 分岐(直進)
 標高108mの分岐は待避所4でもある。ここから、左に入ってしまうが直ぐに間違いに気が付き引き返す。分岐から下って行くと待避所5があり、コブシとサクラの花も咲いていた。待避所6、7、8と辿って行く。標識があるので心強い。途中、作業道が分岐して行く。待避所9の所に小沢を挟んで道が山頂に向かっているが、北側の道を辿り北側のコルを目指して登って行く。
標高108mの分岐 コブシとサクラ 待避所8 分岐
 スミレサイシン、ニリンソウ等を見ながら登って行くと、コルに辿り着く。コルから主稜線上に、地図では破線の表示がある踏み跡を辿って見るが、直ぐに藪になってしまう。ズボンにはダニも付いているので引き返す。林道に戻ってダニチエックをすると、上着にも付いていた。帰りは、小沢の南側の道を辿ろうと分岐から左に入る。
スミレサイシン ニリンソウ 主稜線 分岐(左へ)
 途中、google地図では道に見える所を通過するが、踏み跡がなんとなくあるようにも思えた。途中、ピンクテープが垂れているところもある。少し荒れた林道を下って行くと、頭の上を2機のスクランブル戦闘機が通過して行くところだった。スピードが速いので写すのに一苦労だった。愛棒はエールを送っていた。
踏み跡 ピンクテープが 少し荒れた林道 スクランブル戦闘機
 帰りがけ、待避所5の分岐から南の主稜線に延びる道を辿って見ることにする。植林地帯を登って行くと、120m地点で林道が細くなるが少し入って見る。早速、ダニが付いて来たので引き返す。林道に戻って、入念にダニチエックをする。帰りは、大きく迂回する道をショートカットして下る。再び、幹線道路に戻って、やれやれと思いながら引き返す。道端にはフデリンドウが咲いていた。植林地から山頂を見上げて、待避所の看板を見ながら下って行く。
植林地帯 林道を フデリンドウ 山頂を

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2016(H28)年5月13日(金)
 晴れ 往復9.722km 3:39
 8:21駐車場所→8:28シカ柵→8:33ゲート→8:39待避所@→8:41待避所A分岐→8:46待避所B→8:51待避所C分岐右へ→9:02待避所D→9:04待避所E→9:06待避所F→9:12待避所G→9:14分岐右→9:17待避所H分岐右→9:30分岐→9:34コル→9:37主稜線引き返し→9:46分岐左へ→9:51山頂踏み跡不明瞭→10:19待避所G→10:26待避所F→10:28待避所E→10:30待避所D左へ→11:00引き返し→11:26待避所D→11:32待避所C→11:35待避所B→11:38待避所A→11:42待避所@→11:46ゲート→11:51シカ柵→12:00駐車場所