熊見山(1175m) |
ポイント 起伏の少ない尾根通しの山で、道中の尾根からは絶景が広がる。十勝と石狩の国境の峰なので、風が強く十分な装備が必要だ。 |
日勝峠園地(展望台)入口ルート |
アクセス 国道274号線を日高側から日勝峠へ向かい、三国の沢覆道(現在無し)を過ぎて、日勝トンネル手前左側の日勝園地入口に停める。駐車スペースは広く、穴場的な場所と思われる(トンネル側にも広い駐車スペースがある)。 国土地理院地図 GPSトラックは「2010.4.26」の地図帖へ 周辺地図 |
4月26日 <2010(H22)年 往復スキー6.460km 登り1:43 下り59 スキー> |
日勝峠園地(展望台)の取り付き道路(旧国道)から山を目指す。道なりに登って行くと、なだらか過ぎるので、バイパスしながら登って行く。対峙する日勝ピークは真っ白に、隣の1359m峰は少し毛深く見えて来る。道路を離れて、尾根に上がると、尾根は地図からは分からない起伏がある。仕方が無く、北側へとずれて行くと疎林となり、目の前に熊越(労山熊見)山が見えて来る。 |
園地取り付き道路 | 日勝ピーク | 起伏ある尾根 | 熊越(労山熊見) |
労山熊見山は大きな山に見え、アンテナ群の後ろには真っ白な双殊別が見えていた。熊見山は熊越山(労山熊見山)の尾根の様に見えるが、結構遠くに感じる。 |
双殊別 アンテナ群 熊越(労山熊見)山 熊見山 |
労山熊見山と熊見やまの間に真っ白な大雪山が頭を持ち上げて来る。1199m峰の山頂が近づくと、なだらかになり、振り返ると日高の山々も真っ白に見えていた。登るに連れて、真っ白な大雪山が浮いていた。 |
大雪山 | 1199m峰へ | 日高の山々をバックに | 大雪山 |
なだらかな疎林帯を登って行くと、山頂から雲が湧いていて、噴火しているように見える。山の肩越しに十勝平野が覗いて来て、石狩と十勝の国境線だと感激する。山頂越しには日勝ピークが見え出す。 |
雲が湧いて | 十勝平野 | 山頂 | 日勝ピーク |
1199m峰からは137.2mと1383mの双殊別(三角点名)が連なっている。双殊別(1383m)の手前にアンテナ群が見え、その稜線が熊越山(労山熊見山)に連なっている。 |
双殊別(1347.2m) (1383m)双殊別 アンテナ群 熊越山(労山熊見山) |
労山熊見山から熊見山に連なっていて、その間に真っ白な大雪山が見える。熊見山への起伏のありそうな稜線は距離がありそうに見える。 |
熊越山(労山熊見山) 大雪山 熊見山 十勝平野 |
十勝平野から延びている道路が山腹に付けられている尾根越しに黒っぽい急峻な剣山の頭が見え、日勝峠の1359m峰越しにペケレベツ岳、ゲレンデのような日勝ピークが見えていた。日勝ピークには登山者が一直線に登っている最中だった。 |
剣山 ペケレベツ岳 1359m峰 日勝ピーク |
1199m峰からシールを付けたまま滑り下りて、コルから振り返ると、ペケレベツ岳、日勝大橋、1359m峰、日勝ピークが見えていた。 |
ペケレベツ岳 日勝大橋 1359m峰 日勝ピーク 1199m峰 |
改めて、1199m峰を見上げ、橋の影が面白い日勝大橋を見下ろして、雪庇に付いた平らな尾根を辿って行く。1155m峰に上がると1150m峰越しに大雪山が見えて来る。 |
1199m峰 | 日勝大橋 | 雪庇の尾根を | 大雪山 |
熊越山(労山熊見山)から延びている尾根に熊見山、1165m峰と連なり、尾根越しに十勝平野が展開し、背後には真っ白な大雪山が見渡せる。 |
熊越山(労山熊見山) 熊見山 1165m峰 大雪山 十勝平野 |
大雪山と十勝平野を見ながら、最後の1165mのコブに上がると、熊見山が見えその奥に大雪山が見えて来る。 |
大雪山 | 十勝平野 | 熊見山 | 大雪山 |
熊見山の手前にある1165m峰越しに、大雪山を見ながら平らな尾根を辿って行く。 |
1165m峰 大雪山 |
熊見山への最後の登りを、十勝平野の奥に浮いている大雪山を見ながら登って行く。十勝平野に突き出た二つの山は西ヌプカウシヌプリと東ヌプカウシヌプリのようだ。 |
熊見山 大雪山 西・東ヌプカウシヌプリ |
熊見山の山頂に上がって見ると、一段と十勝平野や大雪山が近づいたような雰囲気になる。西ヌプカウシヌプリと東ヌプカウシヌプリも形の良い山容を見せていた。 |
大雪山 西・東ヌプカウシヌプリ 十勝平野 |
十勝平野は霞んではいたが一望でき、清水町の市街地も見える。清水町から上がってくる国道も一直線に山腹を駆け上がって来ている。 |
十勝平野 清水町 |
真っ黒く見える急峻な剣岳、尖ったペケレベツ岳、毛深い1359m峰、ゲレンデのような日勝ピークを眺める。 |
剣岳 ペケレベツ岳 1359m峰 日勝ピーク |
熊見山から見る熊越(労山熊見)山は、見上げる高さがあり、今日は無理だと思い知らされる。 |
熊越(労山熊見)山 |
熊見山の山頂は風が強く、粉雪が舞っていたので、早々に引き上げることにする。1199m峰は遥か彼方のように感じる。なだらかな尾根を熊見山をバックに、一つ一つコブを乗り越えて行く。 |
山頂(大×) | 1199mに帰る | 熊見山をバックに | 1150m峰を通過 |
1199mのコルから、真っ直ぐ延びている国道274号線を横目で見ながら、昼食場所を探して登って行く。林の切れる手前が風が無く良さそうだったので、早速、場所を作り昼食にする。目の前には熊見トンネルの上に延びる尾根に人影があり、あっという間に1359m峰に登ってしまう。 |
1199mのコルから |
帰りは、ようやくシールを外して、疎林帯を滑り下りようとしたが、思うように曲がってくれない。ボーゲンもできないので、仕方が無く、横滑りをしながら一直線に滑り下りる。樹林帯に入るまえに熊見山への尾根を見て滑り下りる。 |
熊越(労山熊見)山 熊見山 1165m峰 1150m峰 1155m峰 |
三国の沢コース(未踏) |
山行記録冬山6へ 次日勝ピークへ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2010(H22)年4月26日(月) 堅雪 ラッセル無し 往復スキー6.460km 登り1:43 下り59 9:04日勝峠園地入口→9:56P1199m→10:15P1155m→10:23P1150m→10:36P1165m→10:47山頂10:53→11:03P1165m→11:10P1150m→11:17P1155m→11:32昼食(P1175m地点)12:07→12:27日勝峠園地入口 |