岩保木山iwahogisan119.3m)

 アクセス
 釧路から摩周国道391号線で北上し、遠矢(とおや)から釧網本線を横切り、線路沿いの鳥通4号線を進む。舗装道路はイワボッケ(岩保木)を過ぎてトリトウシに差し掛かると、幅が狭くなる。その手前で右折し、再び、釧網本線を横切り、ダートの町道達古武7号線を上って行くと、一旦、山頂を過ぎてしまい焦るが、雨裂の凄い道が左に分岐する。この分岐に車を停める。
 国土地理院地図 Google Map 登山道地図クリック大→||
 8月29日<2012(H24)年 往復1.072km 16分>
 道の分岐から、なだらかな砂浜のような上を歩いて山頂を目指す。道端にはエゾトリカブトが咲いていた。何時の間にか最高地点が過ぎてしまい下り出す。山頂標識と三角点を探して右往左往するが見付けられず、山頂奥の分岐で記念写真を撮し引き返す。
山頂へ(↑大) 雨裂(↑大) エゾトリカブト 頂上の奥
 岩保木水門へ行く道すがら見た反射板へは、ここから更に下がって行くことになるので、引き返す。右に遠矢、左に釧路湿原を見ながら下って行く。
ツリガネニンジン 遠矢の方向(↑大) 釧路湿原(↑大) タカネニガナ
エゾゴマナ ヤマハハコ ハナイカリ
 道端には、タカネニガナ、エゾゴマナ、ヤマハハコ、ハナイカリなどが咲いていた。

 =山名考=
 岩保木山の山麓にイワボッケ(岩保木)と言う地名がある。アイヌ語でイは場所、ワは水、ポッは温かい、ケは出ると言う意味なので、直訳すれば温かな水が出る所となる。
 しかし、釧路町の看板には【「イワポキ/岩保木/iwapokki/イワポッキ」とルビがふられ、解説「アイヌ語でイワは「岩山」のことで、ポキは「下」という意味。つまり、イワポキは「岩山の下」と言う意味になる。もとはこの岩山の下を示す地名が、山を示す地名として使われている。】とある。釧路町観光マップには”いわほぎ”とルビがふられている。
 一般的には岩保木山はイワホギサンと呼ばれているようなので、それに従うことにした。

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 二人の山行記録
 2012(H24)年8月29日(水) 往復1.072km 16分
 9:16駐車地点→9:22山頂9:28→9:38駐車地点