石狩の石仏群
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太郎代天曝観音と西国三十三箇所霊場
 6月20日<2023(R5)年>
 弁天歴史公園と石狩弁天社の間に霊場がある。入口には解説板と霊場碑・記念碑がある。霊場の中央に太郎代天曝観音像が見える。その後ろに、観音碑があり、碑陰には「昭和十年三月吉田庄助代ハ故郷ヨリ尊像/御分身ヲ恭迎此ノ虚ニ安置サル茲ニ同代ノ/功績ヲ永ク傳ヘテ感謝ノ微衷ヲ表ス/昭和十八年十一月吉日建立/観音講一同」と刻まれている。
入口 霊場碑と記念碑 太郎代天曝観音 観音碑
太郎代天曝観音と西国三十三箇所霊場
 戦前、石狩浜のサケ漁業と北洋漁業で活躍した吉田庄助氏が、故郷の太郎代浜たろうだいはま
(新潟)より霊験れいけんあらたかということで昭和1年、太郎代天曝観音たろうだいあまさらしかんのんの御分身を迎
えました。また、新潟の太郎代観音の傍らかたわに三十三体観音があったことから、石
狩にも同十一年、本町地区の浄財によって西国三十三箇所霊場さいごくさんじゅうさんかしょれいじょうが建てられまし
た。敷地内にある御堂には、木彫りの本尊太郎代観音が安置されています。
 観音碑の裏側から、時計回りに順番に辿って見る。石仏が融けて痛みが激しいが、第1番から33番まで順番んに並んでいるようだ。番号は台座に刻まれているが、埋まったりして見えない石仏もある。
不動明王 - - -
 
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- - - 第15番
 
- 第17番 第18番 -
 
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第24番 - 第26番 第27番
 
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 霊場の奥には、ツルニチニチソウの咲いている裏口もある。
第32番 - ツルニチニチソウ 裏口
  

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 二人の散歩路記録
 2023(R5)年6月20日(火)