幌平山horohirayama(726.5m)三角点:幌平horotaira(718.1m)

 ポイント
 イチャンコッペ山の登山道を登って行くと、最初のコルで分岐する刈り分け道がある。山頂標識のある三角点まで刈り分け道が延びていて、登山道化した所もある。更に、山頂までは踏み跡が延びているようだ。

 アクセス
 道道453号線を札幌から支笏湖に向うと、ポロピナイ展望台があり広い駐車場がある。ヘアピンカーブの所にイチャンコッペ山の登山口がある。
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展望台から
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月25日<2022(R4)年 往復3.835km ササ刈りしながら登り1:34 下り51>
 イチャンコッペ山の登山口に、登山届ポストがある。最初から急な登山道を登って行くと、最初に北海道標石が目に入る。道端の花はタチツボスミレ位だった。道端のタンポポは、外来種なので出来る限り引き抜く。今日は、朝から気温が高いので、団扇で扇ぎながら登って行く。休憩しながら振り返ると支笏湖が見えていた。
登山口 道庁標石 タチツボスミレ 支笏湖
 急な登りがトラバース気味になってくると、イチャンコッペ山の手前のコブが見えて来る。小さくアップダウンを繰り返しながら辿って行くと、支笏湖が変化して見える。キムンモラップ山とモラップ山は、然別湖の天望山のくちびる山や西クマネシリ岳とピリベツ岳のおっぱい山にも見える。風不死岳の陰に隠れていた樽前山も見え出す。
イチャンコッペ山 支笏湖 キムン・モラップ 風不死岳
 コルへ辿り着くと、小さな広場に棒杭が立てられていて、そこから稜線上に真っ直ぐ刈り分け道がが付いていた。リュックサックから刈込ハサミを取り出して、足に刺さってくる切られたササの茎を切り直しながら登って行く。ササ被りの所は、切りながら登って行くので疲れる。適当に支笏湖を眺めながら休憩する。
刈り分け道 風不死岳 刈り分け道 樽前・風不死岳
 ズボンには、ダニが付いて来るので、定期的に払い落とす。道は、登山道化した所もある。急登をクリアして主稜線に上がると、平らになり山頂標識が木立に打ち付けられていた。山頂標識の周囲は小さな広場になっていて、目の前に恵庭岳が見えた。
樽前・風不死岳 主稜線 山頂標識 恵庭岳
 三角点:幌平はそこから踏み跡を辿って直ぐに見付けられた。さらに、山頂に向かって踏み跡が続いているので、ササの頭だけ刈りながら辿ってみるが、80m行ったところでギブアップする。踏み跡は山頂まで続いるようで後380mはありそうだった。大木のある所から恵庭岳を眺め、足元のミヤマエンレイソウを見て引き返す。
三角点 大木 恵庭岳 ミヤマエンレイソウ
  山頂標識のある所に戻って、支笏湖の対岸のキムンモラップ山、モラップ山、樽前山、風不死岳、多峰古峰山、瘤山、間近の恵庭岳恵庭岳を一望する。
                     ←大
キムンモラップ モラップ山 樽前 風不死岳 多峰古峰 瘤山        恵庭岳
 ササ刈りや藪漕ぎは結構疲れる。もうイチャンコッペ山に行く気力が失せた。オオカメノキを見ながら下って行くと、紋別岳が見えて来る。ササの上の部分を刈りながら下って行くと、棒杭のある分岐に出た。イチャンコッペ山の登山道では、登山者が頻繁に上がってきていた。
オオカメノキ 紋別岳 分岐の棒杭 倒木ステップ
 駐車場に着くと、平日なのに満車に近い混み具合だった。

 =山頂標識考=
 山頂には行けなかったが、山頂にはどの様な景色が広がっているのかと想像している。欲を言えば、最高地点に山頂標識が欲しいところだ。

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 山行記録
 2022(R4)年5月25日(水)
 晴れ 往復3.835km ササを刈りながら登り1:34 下り51
 7:11駐車場→7:14登山口→7:17北海道標石→7:57分岐→8:45山頂標識(山頂まで80m位で引き返す)9:07→9:28分岐→9:54登山入口→9:58駐車場