北稜岳(hokuryoudake 1256m) ![]() |
ポイント 北稜岳は東三国山と喜登牛山の中間にある山で地図には載っていない。登山の前に、登山口を探すことから始まる。登山道は前半は林道、後半は沢状の道だった。 |
奥斗満林道コース |
アクセス 国道からの道標が無いので、とにかく、上斗満(トマム)を目指すことになる。道は数本あるが、足寄から来ると、大誉地で左折し、途中共栄のT字路で左折すると、上斗満に着く。上斗満には目を引く丸い温度計があり、ここは直進して道なりに行く。 |
国道242号大誉地左 | 道道772号共栄(T字路左) | 上斗満直進 | 見難い道標 |
右に奥斗満林道の道標が見えて来るが、北稜岳の道標は薄い緑色なので見難い。直ぐ、JAが設置した鹿柵用のゲートがある。このゲートは鍵が掛かっていないので、開けて入る。開けたら閉めるようにとある。 途中橋を渡ると、右に斗満熊の沢林道が右に分けるが、ここは直進する。 |
右の奥斗満林道へ | 見難い道標 | 鍵の無い鹿ゲート(JA) | 橋を渡り直進 |
また、背の低いゲートがあるが開放していた。最後に、北稜岳山小屋が右に見え、左に奥斗満林道終点の標識がある。この奥が登山口なので、山小屋の駐車場に車をとめる。 |
熊の沢林道の分岐(大×) | 途中の紅葉(大×) | 林道終点(大×) | 北稜岳山小屋 |
陸別町の道道502号から来ると、北稜岳の道標が完備(1か所不備)されている。
国土地理院地図 周辺地図 |
10月19日 <2002(H14)年 登り1:36 下り1:19> |
登山口へ行くと、鉄の橋だと思っていたのが、川の中に消えていた。仕方が無く、上流の渡渉地点を探し、適当な所を見つけ渡ったが、相棒は渡渉に失敗して、ドボン。私は慌てて水の中から助け起し、着替えに帰る。何故か、着替えは私のものばかり、それでも、着せる。濡れた衣服は木の枝にかけて再出発だった。 |
登山口の看板に従い | 橋と思しきものを?が | 再び、登山口の奥へ | 無事対岸の林道へ |
今度は、渡渉地点に石を投げ込み補強する。そして、無事対岸の林道へ辿り着いた。林道は川原のような状態で、水に削られ、岩がゴロゴロして歩き難い。山は全山植林されたのか紅葉が全く見当たらず、殺伐とした林道を登って行く。 |
川原の様な林道を歩く | 広場が出てくる |
30分位登るとガラーンとした広場が現れる。この右奥に林道は更に伸びている。直ぐに林道が分岐するが、左に行く。笹は綺麗に刈り払われていた。林道の終点になると、ようやく登山道らしくなってきた。 |
広場の右に進む | 次は左へ | 広く刈られた林道 | いよいよ登山道 |
基本的には沢を登って行くようだ。細い木がやたらに倒れていて、その幹に雪が積もっていて、白く見えていた。おまけに、木の上から雪の融けた滴が時折、降ってくる。時折ナキウサギのいそうな岩場がある程度だった。 |
雪の積もった枝を見て登る結構ワイルトだ |
頂上に着くと霧でなにも見えなくなっていた。山頂標識は二つあり、それぞれで記念写真を撮る。晴れ間を待って、昼食するが、無駄だった。 |
苔むした岩場 | 最後の登り | 山頂標識が二つ(大×) |
頂上からは、わずかに東大雪が木の合間から見える程度に回復するが、直ぐに霧が立ち込めてしまう。頂上の反対側には、何所へ行くのか道が下りていた。ますます、霧が深くなるので、あきらめ下山する。 |
頂上の様子 | 東大雪が見えた | 反対側に下りる道が | 霧の中下りる |
途中、岩の下にはツララが下がっていた。林道で札幌から来たご夫婦に出会う。誰も来ないと思って、木に吊るしてきた濡れた衣服を見て笑ってたに違いないと勝手に思い、顔を見合わせる。 |
ツララが | 小川と林道が隣に | 川を渡る | 掘れた林道 |
=頂上から奥に降りる道= 帯広のyamazoeさんが「 晴れた日に頂上の向こうへ行く踏み跡を歩いてみましたがヤセた松の間を堂々回りしたあげくに消えてました」と教えてくれました。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2002(H14)年10月19日 曇り 登り1:37 下り1:19 (9:39出発)登山口再出発10:06→10:26川を横切る→10:39広場(右)→10:44分岐(左)→11:04林道終点→11:43頂上12:21→12:50林道終点→13:20分岐→13:07広場→13:40登山口 |