東中山(1037.3m)幌滝山(996.7m)蓬●(來に草冠)山(980.3m) |
ポイント 蓬●(來に草冠)山(以降蓬莱山)は豊平川の源頭の山で、電柱の立った林道を辿ると、迷わず行ける。頂上近くになると見ごたえのある大きな岩がある。蓬莱山の山頂はスキー場の山頂駅でもある。 天気が良ければ、尾根伝いに南の幌滝山、東中山と足を伸ばせる。古い国土地理院地図には「逢●(來に草冠)山」となっているが誤植と思われる。 |
道の駅ルート |
アクセス 札幌から国道230号線で中山峠を目指す。中山峠にある道の駅(左)に着き、左奥に伸びる舗装道路を辿り、写真美術館前を通過し、今は更地となった中山峠体育館跡に着く。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2008.4.25」へ 周辺地図 |
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4月25日<2008(H20)年 往復スキー14.159km> 体育館跡=28=蓬莱山=46=幌滝山=37=東中山=1:13=蓬莱山=15=体育館跡 |
朝霧なのか山頂が霞んでいる蓬莱山を見ながら電柱の立つ作業道を辿って行く。今日は、革靴で細いウロコ板で登って行く。蓬莱山の山頂手前には大きな岩が並んでいる。蓬莱岩は一番大きな岩の真ん中には隙間がある。 |
蓬莱山を | 電柱の立つ道を | 蓬莱岩 | 真ん中に隙間 |
蓬莱山の山頂に建っているパラボラアンテナが霞んで見えていて、山頂間近にならないと山頂の岩が見えない程だった。何とか、展望を得ようと休憩しながらねばっていたら、中岳や定山渓天狗岳が辛うじて見えて来た。 |
逢來山 | 山頂の岩 | 蓬莱山から中岳を | 定天を |
羊蹄山が見えないのが残念だと思いながら、蓬莱山を後にする。コブを一つ越えたところで、亀の頭の様な木のコブを見付ける。霧の中をコブを越えて、そろそろ幌滝山ではと思いながら辿って行くと、突然、電波反射板が現れる。幌滝山に着いて幌滝山の山頂標識を探すと、笹が立ち上がった木の反対側に付いていた。 |
亀の様な木のコブ | 霧の中 | 幌滝山の反射板 | 幌滝山の山頂標識 |
三角点を見ないで、次に、東中山を望み、一気に下って行く。下る途中で、東中山が現れる。コルに着き、また、登り出すと右手に大きな岩が現れるので、近づいて見る。いよいよ、東中山の山頂が見えて来る。いよいよ主稜線に上がると、再び、定山渓天狗岳が見え出す。 |
東中山を | 大きな岩 | 東中山を | 定天を |
目の前に東中山が見えて来る。山頂に登りながら振り向くと、丹鳴岳、風不死岳、樽前岳が見えが、樽前岳はもう白さを失っていた。もう既に、ハイマツが起きてきている東中山の山頂を目の前に見ながら登って行く。また、振り向くと今度は恵庭岳が見えていた。 |
東中山を | 東中山の山頂を | 丹鳴 風不死 樽前 | 東中山の山頂 |
山頂に辿り着き、見渡すと定山渓天狗岳、烏帽子岳、神威岳、札幌岳、狭薄山、空沼岳、が並んで見えていた。 |
定天 烏帽子 神威岳 札幌岳 狭薄山 空沼岳 |
目の前にあるはずの漁岳や小漁岳とその奥にあるはずの恵庭岳は見えなかった。それでも、丹鳴岳から風不死岳、樽前岳、少し離れて白老岳が見える。 |
空沼岳 恵庭岳 丹鳴 風不死 樽前 白老岳 |
山頂に腰を下ろして、ココアを飲んでいると、独特の尖った山頂を持つ恵庭岳が突然、頭を出して来た。ココアを飲み終えて、藪の山頂に三角点を探して見るが、見つけられなかった。 一息付いたので、東中山から幌滝山目掛けて滑り降りる。東中山を振り向くと青空の下にあった。札幌岳、狭薄山も良く見えて来ていた。 |
恵庭岳 | 東中山を | 東中山を | 札幌岳・狭薄山 |
幌滝山をトラバースしていると無為根山が見えて来た。蓬莱山に登りながら振り向くと、朝は見えなかった電波反射板のある幌滝山が見えていた。蓬莱山に着くと青空になっていたので、もう一度、山頂に寄って見るが、遠望はなかった。仕方が無く、岩を見ながら下ることにする。 |
無意根山 | 幌滝山を振り向く | 蓬莱山 | 山頂の岩 |
以前来た時も天気が良くて岩が綺麗に見えていたがが、今回、見比べて見ると、朽木が倒壊したようだった。中山峠のスキー場のアナウンスを聞きながら、作業道を滑り降りる。今日は、何か滑りが悪いと思ったら、雪のせいばかりではなく、ワックスを塗るのを忘れていた。 |
蓬莱岩 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2008(H20)年4月25日(金) 曇り 硬雪ラッセル無し 往復スキー14.159km 登り1:51 下り1:28 5:51体育館跡→6:19蓬莱山→7:05幌滝山→7:42東中山8:00→幌滝山(トラバース)→9:13蓬莱山→9:28体育館跡 |