振内山(740.3m) |
ポイント 山頂は長く、日高側が開けて良く見える。謎の穴だらけの地帯がある。雪の少ない年は最初からスキーが使えないかもしれない。作業道に惑わされず、尾根の高い所を目指し登る。 |
仁世宇第1号橋ルート |
アクセス 振内から日高方向へ国道237号線を走ると、ニセウ・エコランドオートキャンプ場の標識がある。そこを左に曲がると、仁世宇橋があり、「林道は7kmで通行止め」の看板があった。橋を渡り、ニセウ川右岸沿いの林道を辿るが、通行止めも心配だが、斜面に雪が少なく笹や土が露出している。仁世宇第1号橋の手前に近づくと「丸いカーブミラー」のある林道入口に着く。当初、北東尾根から登ろうと、仁世宇第3号橋を目指していたが、通行止が心配で、ここから登ることにする。 国土地理院地図 GPSトラックは「2006.3.4」の地図帖へ 周辺地図 |
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3月4日<2006(H18)年 往復スキー9.567km 登り3:13 下り1:18> |
右側の林道入口にはピンクや青のテープが下がっている。林道を辿って行くと、間もなく倒木で道が塞がれていた。仕方が無いので、藪の尾根に取り付き、地図の276を目指す。藪を登って行くと、先ほどの林道が交差するが、下は倒木で塞がれているが、上は行けそうだったので辿ることにする。林の中に、エゾリスを見つけて、佇み、目で追う。素早く動くエゾリスはわれわれの出現に戸惑っているようだったので、また、藪の尾根を辿って行く。しかし、この尾根は穴ぼこだらけで、落ちないように通過する。どうしてこんなに穴が多いのか頭を悩ます。途中、木立越しに、貫気別山と思われる端正な山が望まれた。 |
林道に入る | エゾリスの足跡 | 穴ぼこだらけ | 貫気別山? |
地図の381に上がると、少し下りになり「蛍火4号作業道」を横切る。林道を横切り登って行くと手作りの鳥居がある「大山神社」があった。前には祭壇があるが、雪が載っているだけだった。大山神社からは伐採道があり、暫く辿る。やがて、針葉樹と自然林が交じり合って出てくるので、極力、暗い針葉樹林を避けながら登る。今まで、緩傾斜だったのが600m地点から傾斜が急になる。650m地点に上がると、まだ、植樹して間もない植林地帯なので、展望が良くなり、尖ったシキシャナイ岳も望まれるようになる。植林地帯を過ぎるとまた緩やかな傾斜の自然林となり、その奥に、待望の山頂が現れる。 |
大山神社 | 大山神社を後に | シキシャナイ岳 | 山頂が現れる |
沢を挟んでいるので山頂が間近に見えるが、大きく迂回し、手前のコブにトラバース気味に上がる。少し下って目の前の小高い丘にあがれば山頂だったが、愛棒はスキーが片方滑ると言う。良く見るとシールが脱落していた。シールの回収は下山時にすることにして、山頂に急ぐ。山頂は少し小高くなっているが木が茂っていて展望は良くない。 |
山頂を望む | 山頂手前のコブを通過 | 山頂とハッタオマナイ |
山頂は北西に長く、その延長線上に坊主山と思われる真っ白な山が見えた。長い山頂を奥に進むとやはり坊主山が見え、尾根続きには宿弗山、ハッタオマナイ岳、少し離れて、双頭にみえる形の良い山、チロロ岳?と思われる山々が目の前に現れる。 |
坊主山 宿弗山 ハッタオマナイ岳 チロロ岳? |
急に風が吹いてきたので、風の受けないところまで下がり、昼食をすることにした。真っ白なハッタオマナイ岳を木立越しに見て昼食をする。昼食を終え、坊主山、チロロ岳、シキシャナイ岳と思われる山々を見回し下山する。 |
小高い山頂 | 坊主山 | チロロ岳? | シキシャナイ岳 |
愛棒のシールは山頂手前のコブで、トレースの雪に張り付いている状態で見つける。スキーの先が丸いので、金具が浅く外れ易いようだ。 ボーゲンを入れハニハニ滑りで下る。大山神社を通過すると、蛍火4号作業道にでる。最後の林道は藪が酷いので、スキーを脱いで下る。ニセウ川沿いの丸いカーブミラーが見え、川の流れる音を聴きながら山行を終える。 |
緩傾斜を滑る | 蛍火4号作業道(大×) | 林道を下る | 駐車場所に着く |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2006(H18)年3月4日(土) 曇り時々晴れ 仁世宇1号橋ルート ラッセル無し 往復スキー9.567km 登り3:13 下り1:18 7:46林道入口→8:56P381m→9:03大山神社→9:43P500m→10:59頂上11:13→11:32昼食11:57→12:12P500m→12:28大山神社→12:31分岐→13:15林道入口 |