マサリヌプリ(三角点名:吹上673.3m 小樽内山)
ルート 朝里新光パークタウン 張碓川沿い林道

 ポイント
 新光パークタウンルート:基本的には送電線の下だが、砕石場の上を経由すれば、小樽の展望が広がっている。
 張碓川沿い林道ルート:前半は沢沿いの道なので展望が無い。残念ながら、今回は、雪が降っていたので確認できなかった。
張碓川沿い林道ルート

 アクセス
 札幌方向から札樽国道(5号線)を走り、張碓川を跨ぐU字カーブの付根から旧国道に入る。そのまま、真っ直ぐ奥へ進み、張碓川に架かる小さな橋を渡り、今は忘れ去られた日露戦争時代の旧軍事道路(石倉山へ)を直ぐに右にやり過し、張碓川の左岸沿いの林道を辿る。スノーモビルの発進基地や送電線を越えると間も無くアメダスと最終人家が右に見える林道入口がある。林道の入口手前に駐車スペースを見つけ駐車させていただく。
 国土地理院地図  GPSトラックは「2006.12.23」の地図帖へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 12月23日 <2006(H18)年 スキー ラッセル10〜15cm 登り3:09 下り42>
 林道の入口は、夏は背の低いゲートで守られているが、冬には開放されている。スノーモビルの乗り入れの邪魔にならないようにゲート前に停めさせていただく。直ぐに、林道は分岐するが、右の林道を進む(左は和宇尻山)。スノーモビルの履帯(無限軌道)跡は分岐から左折し、橋を渡って和宇尻山方向へ向っていた。吹上に行くのはわれわれだけのようだ。太陽が和宇尻山方向から上がってくるようで、空が赤く染まってきた。太陽は雲の所為で、2つになったりアメーバーの様にもがきながら、揺ら揺ら歪な形をしながら上がってくる。天気がまだ持ってくれるものと、淡い期待をしながら登って行くと、ブロック造りの廃屋が現れる。夏には見過ごしてしまっていたが、冬は良く見える。516m峰に向かって真っ直ぐ伸びている2つ目の分岐に差し掛かるが、ここも右に辿る。
林道ゲート 歪な太陽が 廃屋 2つ目の分岐(右)
 林道は張碓川の本流沿いから右股の川沿いに変わると、真正面になだらかな山頂が見えだす。今度は、山頂を正面にして大きくUターンをして登って行く。林道が、ジグを切るころ、隣のフレチシヌプリ(516m)が横から眺めるようになる。山頂は藪なので行く気にはなれないと思いながら眺めていたら、山腹に岩塔が見えていた。
山頂が見える 山頂を正面にUターン フレチシヌプリ(516m) フレチシの岩塔
 尾根筋に上がると、真正面に山頂主稜線の東端が見え出す。途中で左端に山頂のある主稜線の全景が見えるところがある。林道は僅かに左カーブして主稜線の下を辿りだす。林道の谷側には木が無いので、天気が良ければ展望が開けているかと思うと一寸がっかりする。今までより傾斜が強くなり、湿り雪が降り出してきたこともあり、一気に疲れが出てくる。今期初めてのスキーなのでなおさらだった。
 ようやく、最後のUターンに差し掛かったので後ろを見て、愛棒との距離を確認する。愛棒との距離が結構あったので、ペースを落としながら近づくのを待つ。ようやく、林道の最高地点に到着したが、愛棒は山頂には行かずここに居ると言う。ここから愛棒を残して、私一人が山頂を目指すことになる。稜線に上がり最高地点を目指すが、湿り雪が降り続いていたこともあり、三角点を確認できないまま下る。山頂を写し忘れたことに気が付き、カメラを濡らさないように注意して、振り向いて1枚撮る。
山頂稜線の東端 山頂が左に見える 山頂南側の林道 頂上付近を振り返る
 愛棒のところに戻ると、スキーのベンチを作り、湿り雪で濡れながらザックの上に腰掛けて待っていた。早速、ランチタイムにするが、全身びしょ濡れになりながらの飲食となる。堪らず、早々に退散する。帰りは、サングラスが濡れて見えなくなるので、外し下るが、雪が目に入り、まるで目を洗っている感覚だ。
ルート 朝里新光パークタウン 張碓川沿い林道

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2006(H20)年12月23日(土)
 曇り後雪 ラッセル10〜15cm スキー 登り3:09 下り42
 8:25林道ゲート→8:28分岐(右)→8:42廃屋→8:47分岐(右)→9:55尾根に上がる→10:37→11:34頂上11:39昼食12:0312:40林道ゲート