チャラセナイの滝
=中山海岸=

 ポイント
 山中海岸に下りて、祝津側に400m弱進むと、岩の上から流れ落ちる滝がある。

 アクセス
 オタモイ口から入り、途中オタモイの分岐があるが直進する。道が狭くなり、奥まで辿ると「出羽三山神社」に着く。
 国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帳2008.8.5」へ  Google Map
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 出羽三山神社コース(H20.8.5 滝まで 行き41分 帰り50分 子供の足で)
 神社に沿って付いている赤岩の遊歩道を横切り、海岸に下る。崖下に、放置された自動車が横たわっている。こんな所に捨てなくてもと思いながら下って行く。
 山中海岸に近づくと、藪気味になり、藪から出ると、一気に展望が開け、窓岩が望める。滝は赤岩山方向なので、海岸線を東に辿って行く。途中で、昼食の場所を確保して、上の孫と二人でチャラセナイの滝を目指す。
赤岩の遊歩道を横切り 海岸に下る 窓岩を望む 赤岩山の一部が
 滝への道を辿って行くと、乾電池やゴミが平然と散乱していた。乾電池を帰りに回収しようと、目立つ所にかためて置く。
チャラセナイの滝
滝の上
水は扇状に散って
 滝は岩陰から静かに姿を現す。水の音は控え気味だが、岩の上から飛沫を飛ばしながら落下していた。滝壷は無く、流れ落ちた水は、直ぐに大きな岩の上を扇状に散って行く。
 滝を振り返りながら帰ると、行きには目に入らなかったゼニゴケ、キタノコギリソウ、ツリガネニンジンが崖に咲いていた。回収するはずだった乾電池の置いた場所を探すが、どうやら通り越してしまったらしい。仕方が無く、空き缶だけを回収する。
滝を振り返る ゼニゴケ キタノコギリソウ ツリガネニンジン
 エビガライチゴは赤い実を付けていた。折角、海に来たので海パンが無いので、サラサをフンドシ代わりにする。遠浅の岩場では、岩や貝殻が痛くて素足では無理だったので、スリッパを履いて海に入る。孫と二人で泳げそうな所を探すが沖の方に行かなければならなかったので、諦めて帰ろうとして転ぶ。スリッパが脱げて、手の指と足の裏を切ってしまう。
 海岸に帰って、バンソウコウを貼る。帰り支度をしていると岩の上に鷹が止まって海の方向を見ていた。帰りがけ、海岸にはゴミが散乱していたが、手に負えないのでそのままにして帰る。登りは、下の孫を背負い、ザックを前側にして登って行く。林から出羽三山神社へ出たら、塩谷丸山が見えていた。
エビガライチゴ 遠浅の海岸 岩の上に鷹が 神社から塩谷丸山を

散歩路もくじ1へ   次オタモイへ   北の探歩訪へ

 二人の散歩路記録
 2008年8月5日(火) 快晴
 11:13出羽三山神社→11:43山中海岸→11:54滝12:00→12:20山中海岸13:59→14:29出羽三山神社