大富牧場の山(三角点405.9m)

 ポイント
 林の中を辿るが、要所要所で羊蹄山が奇麗に見える。緩やかな林道は、初心者には最適なスロープになる。頂上は大富牧場(町営)なので、遮る物がなく展望が良い。

 アクセス
 京極町内に延びる尻別国道(国道276号線)の「プチショップごとうだ」さんから、枝道に入り、オロッコ川に架かる旭橋を渡って、除雪最終地点が登り口となる。ワッカタサップ川沿いに延びる黒橋京極(道道784号)線からは除雪されていない。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2017.3.19」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 3月19日<2017(H29)年 ラッセル無し 往復スキー5.636km 登り1:15 下り31 >
 駐車地点から、既に、羊蹄山がくっきりと見えていた。羊蹄山をバックに林道を辿って行き、尾根筋に上がると、羊蹄山やニセコ連峰が見渡せた。
駐車地点から 林道取り付き 羊蹄山 ニセコ連峰
 林道を外れて尾根筋に登ったが、直ぐに、林の中に延びる林道に出る。この林道は緩傾斜なので、下りは楽そうだった。しかし、林の中に延びているので、展望は無いが、木立の影を写す雪面が奇麗だった。地図の328を超えたあたりから、再び、尻別岳や羊蹄山が見え出す。
林に延びる林道 木立の影 尻別岳 羊蹄山
 標高350m辺りから、展望が開け、尻別岳、羊蹄山、ニセコ連峰が一望される。
                     ←大
尻別岳                           羊蹄山 ニセコ連峰
 更に、15m位標高を稼ぐと、羊蹄山が真正面に見えて来る。羊蹄山に、少し雲が出て来たので、山頂に着くまで広がらないことを祈る。
                     ←大
尻別岳                           羊蹄山 ニセコ連峰
 林が切れ、真っ白な中岳、その後ろに頭だけの無意根山、手前には複雑な形をした椴山1016.7mが見えて来る。379mのコブへは、また、林の中を登るが、林の中でライチョウが散歩していた。
中岳 椴山1016.7m 379mへ ライチョウ
 379mのコブからは、ニセコ連峰、積丹の山々、本倶登山が望める。
                     ←大
ニセコ連峰          積丹の山々                     本倶登山
 379mのコブには石碑が建ち、人里だった名残を感じる。石碑には「天國主尊/天照大神/天忍穂耳尊」、碑陰には「彦火出見尊/瓊瓊杵尊」と刻まれている。碑文の右側には昭和等、年月日と思われる文字が刻まれているが解読できなかった。ニセコ連峰を背にして登って行くと、平らな山頂に辿り着く。早速、羊蹄山の良く見える場所に陣取って、麦芽風味の炭酸飲料を飲む。
石碑 ニセコ連峰 山頂 陣取る
 目の前には、橇追山、尻別岳、軍人山、昆布岳、羊蹄山、ニセコ連峰が展開していた。
                     ←大
尻別岳    軍人山      昆布岳    羊蹄山 ニセコ連峰
 後ろは平らな雪原が広がり、ホロホロ山、徳舜瞥山、オロフレ山、竹山、貫気別山、橇追山、尻別岳と続いていた。残念ながら、中山峠側の山々は木立に邪魔されて見えなかった。
                     ←大
            ホロホロ・徳舜瞥  オロフレ  竹山  貫気別山
 ホロホロ山、徳舜瞥山を眺め、羊蹄山と記念写真を写し、下山を開始する。379mのコブを過ぎた辺りから、羊蹄山に雲がかかりだしていた。
ホロホロ・徳舜瞥山 羊蹄山と 379mのコブ 雲のかかった羊蹄山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2017(H29)年3月19日(日) 晴れ ラッセル無し 往復スキー5.636km 登り1:15 下り31
 8:21駐車地点→9:03P328m→9:31P379m→9:46山頂10:15→10:20P379m→10:30P328m→10:46駐車地点