美羅尾山biraosan(553.7m)

 ポイント
 屈斜路湖を覗け、藻琴山、辺計礼山、カムイヌプリ、西別岳が近くに、遠くには雄阿寒岳が望まれる。天気が良ければ、もっと広範囲に見ることができそうだ。

 アクセス
 阿寒横断道路(国道241号)を走り、弟子屈の辺計礼山の登山口を通過すると、左手にアンンテナ群のある山が見えて来る。畑総奥春別農道に左折すると、美羅尾無線中継所の看板が設置された保守道路の入口辿り着く。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2017.7.29」へ Google Map
作業道コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 7月29日<2017(H29)年 往復8.636km 単独 登り1:10 下り49>
 道路の入口にはチエーンのバリケードが垂れている。チエーンを跨いで中に入ると、奥に施錠されたゲートがある。ゲートの左側から中にないると、今度は防鹿柵があり、鎖を外して中へと入る。この柵の鎖は短く取り扱うのに苦労する。途中に黄色い標識があり「3.526m/800m」の文字が読み取れる。作業道の長さが4,326mあるとうことになる。この黄色い標識が次々に現れる。展望の無い登りなので標識が待ち遠しいい、「3.326m/1.000m」「3.126m/1.200m」「1.526m/2.800m」「1.126m/3.200m」と続いて現れる。
道路入口 ゲート 防鹿柵 標識
 展望が得られるようになると弟子屈原野の奥に9〇〇(kyumarumaru)草原が雲間に見え隠れしていた。折角見えて来た山頂が後ろに後退して行く。435m峰分岐は少し荒れ気味に見えた。残念ながら時間がないので寄り道は出来ないので素通りする。スキー場のリフトの山頂駅もガードレールで固められていて良く見えない。Uターンして山頂を目指すが、再び、山頂を通り過ぎてUターンする。
9〇〇草原が 435m峰分岐 山頂が後ろに 山頂直下
 山頂にはアンテナが占有せず、三角点のある笹原だった。山頂からは雲の下に屈斜路湖がみえていた。和琴半島と小さな丸山(229m)、少し離れてイクルシシベ山(727m)も見える。藻琴山は雲に隠れていたが、その手前にトモサシベツ(370.2m)が薄っすら見えていた。
山頂 三角点 屈斜路湖 和琴半島
 美留和原野の奥には硫黄山が、原野の中には美留和山(401.1m)も見える。残念ながら斜里岳、標津岳、摩周岳など体表的な山々は雲の中だった。
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 イクルシシベ山  屈斜路湖和琴半島        (藻琴山)    硫黄山
 弟子屈原野と丘陵地帯には雲が垂れ下がっていた。晴れていれば、根釧原野が一望されると思う。
           ←大
弟子屈原野と丘陵地帯
 渡辺体験牧場にいる愛棒に電話をして、早々に下って行く。スキー場コースはリフトの山頂駅から登って来るようだが覗いても踏み跡も見付けられなかった。北のカモシカさんはどの辺から作業道にでたのかなと思う。数少ない花のトウゲブキにハチが群がっていた。夏道の無い黄葉山を眺めながら下って行く。林の道になるとキツリフネが咲いていた。
スキー場リフト トウゲブキとハチ 黄葉山 キツリフネ

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 二人の山行記録
 2017(H29)年7月29日(土) 曇り 往復8.636km 単独 登り1:10 下り49
 11:54道路入口→12:00ゲート→12:01鹿柵→12:09標識3.526m→12:12標識3.326m→12:15標識3.126m→12:41標識1.526m→12:48標識1.126m→12:50分岐→13:04頂上13:10→13:19分岐→13:21標識3.200m→13:21標識3.200m→13:21標識2.800m→13:40標識1.200m→13:42標識1.000m→13:21標識3.200m→13:44標識800m→13:49鹿柵→13:53ゲート→13:59道路入口