有島記念公園(標高160m)  
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 アクセス
 道標に従い、国道5号線か道道792号線から入ると到着する。駐車場は数か所ある。
  国土地理院地図 周辺地図
案内図 遊歩道
 有島記念公園の駐車場に停めて、公園の正門を目指す。正門から記念館には、何気なく白樺派を主張しているかのように、白樺並木が延びている。白樺並木を過ぎると広場になり、目の前に立派な記念館があるが、時間が無いので入らずに公園内を散策する。記念館の奥には一際異彩を放っている有島タワーが雲を刺している。まず、最初に、有島武郎の銅像を見ようと、カスケードと呼ばれている水路を辿って行く。
白樺並木へ(大×) 記念館 有島タワー カスケード(大×)
 銅像を一回りして、羊蹄山と銅像を撮り、碑文を読む。次に、柱に取り付けられたプレートを見て回る。葡萄のあるバコーラに「一房の葡萄」、リトルチャーチの傍の「クララの家出」の末尾の文が飾りの様に書かれていた。
銅像 碑文 一房の葡萄 クララ
 一際目を引く文学碑「カインの末裔」も羊蹄山をバックに見える。その傍には碑文も添えられいている。柱に取り付けられたプレート「カインの末裔」と「星座」も発見する。
文学碑 碑文 カインの末 星座
 何時の間にか、柱に取り付けられたプレートを探して右往左往している自分をタワーが見下ろしていた。カシュンベツ川に架かる橋を渡り、メルヘンチックな納屋を見ながら、カシュンベツ川沿いの遊歩道を辿って行く。
アヒルの池 有島タワー 生れ出づる悩み 納屋
 目の前にはアンヌプリが見え、振り向くとマッカリヌプリ(羊蹄山)が見えていた。駐車場に帰ると、その傍に「吉川銀之丞顕彰碑」があり、奥に碑文がある。碑にも碑文が彫られていた。
アンヌプリ マッカリヌプリ 顕彰碑 碑文
 帰りに、国道5号線に抜けようと、公園沿いの道路を走っていると「有島農場開放記念碑」の看板を発見する。近づいて見ると、小高い所に記念碑が建っていた。碑の裏には「父有島武開拓之 子武郎開放之 大正十三年春 第壬生馬誌」と彫られていた。農地解放は戦後だと思っていた自分が恥ずかしくなる。傍には彌照神社があり、その傍に大小の馬頭観世音碑があり、大きい方の碑は大正十三年建立のようだ。
看板 記念碑 神社 馬頭観世音

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 二人の散歩路記録 (遊びの時間含む)
 2010年8月26日(水)