湯ノ沢山yunosawayama(933.3m)

 ポイント
 万計山荘のトイレ側から延びている林道を辿ると、直登する登山道がある。湯の沢川を遡行する沢屋さんが立ち寄るおまけの山だ。空沼岳と併せて登る登山者も増えたようだ。
万計沢コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 札幌から支笏湖に向かう道路で、常磐を過ぎて真駒内スキー場の方へカーブを右に行くと、突き当たりに採石場があり、その中を通って、奥まで進む。始めは採石場の中なので、登山口があるとは思えないが、とにかく中へ入る。採石場の中には道標があり、奥のそらぬま橋を渡ると駐車場がある。駐車場から更に奥への道は悪路になるが、駐車スペースはある。林道が崩壊しているので小屋まで歩く。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2021.6.17」へ 周辺地図
 6月17日<2021(R3) 往復14.512km 登り3:09 下り3:00 >
 駐車場には既に3台駐車していた。先行する車が停まり、私の後続の車も停まったら、後2台位のスペースを残すのみとなった。林道を奥へと辿って行くと、道標「空沼岳/登山道入口0.3km」が現れる。間もなく、林道は万計沢川に飲み込まれ、柱状節理むき出しの河原になる。再び、林道跡になり登山道を辿ると大きな看板「支笏洞爺国立公園」と小屋がある。小屋の中に登山届があり記帳する段になって、ウイルス除去のアルコールを忘れたことに気が付く。木の橋を渡り、対岸にに着くと「空沼岳/登山口」の看板がある。
登山口0.3km 万計沢川 小屋 木の橋
 大きな木には樹名板「オヒョウ」「ハリキリ」「ダケカンバ」が取り付けられている。樹齢250年のエゾマツ(高さ25m、直径90cm、材積6.67立m)が問い掛けてくる。質問は「この木1本から、新聞紙なら見開き(4ページ)何枚、トイレットペーパーだと1ロール(55m)何ロール、ティッシュペーパーは1ボックス(200枚)何ボックス」だ。答は看板の後に書いてあるというが、質問の看板の下に置かれていた。答えは「新聞紙126,730枚、トイレットペーパー11,339ロール、7,204ボックス」だが、錆びついて判読出来ないところがある。この木も何十年も前からあるので、サイズが変わってしまったのではと疑う。分岐跡には道標「空沼岳→」があり、道標「万計山荘まで3.2km」も立っていた。
ハリキリ ダケカンバ 問い掛ける木 万計3.2km
 万計沢川を離れて沢の音が聞こえなくなり静かな道を辿る。後続の男性に抜かれたり、小沢を渡渉したり、小沼や湿地を見ながら登って行く。道標「万計山荘2.7km」を通過すると、また、渡渉をする。
渡渉 小沼 万計2.7km 渡渉
 道標「万計山荘2.3km」のところにイチイの木があり、一息入れていたら、後続の男性が抜いて行った。道標「万計山荘1.9km」を通過すると再び、沢の流れる音が聞こえて来る。奇麗な沢の流れが見られるが、道は抜かるんで来る。万計沢川に架かる木の橋が見えて来ると、手前に道標「万計山荘0.8km」がある。この地点は、地図では標高800mの所だが、既に川を渡ってしまっている(地図の川の位置が一寸違う?)
万計2.3km イチイ 万計1.9km 木の橋0.8km
 標識「万計山荘0.5km」が出てきて、青沼分岐に道標「青沼すぐぞこ」「万計山荘0.3km」がある。道端にはツバメオモトも咲いていた。流れが滝状になると、万計沼は間近だ。
万計0.5km 青沼分岐0.3km ツバメオモト 滝の様に
 間もなく万計沼から流れ出る地点に到着する。万計沼に着くと、川の出口に丸太の橋があり、正面に万計山荘が見え、左に渡ると空沼小屋(秩父宮ヒュッテ)がある。少し風があるようで、水面は鏡のようでは無かった。先行した男性が、ベンチに座って何かを食べながら憩っていた。どうやら、万計沼がお目当てのようだった。振り返って万計山荘を見上げる。
沼から流れ出る 万計沼 ベンチ 万計山荘
 道標「真簾沼1.6km/龍神地蔵1.7km/札幌岳分岐3.2km/空沼岳3.5km」を横目で見て、山荘の横に延びる林道に入る。思っていた通りに立派な林道だった。一度、湯ノ沢山よりも高い標高迄登って湯の沢川まで下って行く。湯の沢川を遡行すれば長沼だが、思いの外水量が多く急でもあるので素人には無理の様だ。折角、長靴で来たので残念だった。沢屋さんは、小一時間あれば往復できるというが、冗談に思える。湯の沢川の下流を見て、結構急な沢を遡行して来るんだと感心する。川から再び登りだし、登山口に到着する。始めは、コルから取り付こうと思ったが、直登する道の方が登山道らしかったので、直登を選んだ。
道標 長沼へ 湯の沢へ 登山口
 最初は、少し藪だったが、登るにつれて登山道らしくなる。少し藪の濃い所もあるが、呆気なく山頂に上がった。短く細い主稜線の奥に山頂があり、足元に三角点があった。振り返ると、山頂標識もある。景色は悪い。山頂で、植木ばさみを取り出して、下りで少しササの頭を刈って行く。再び、林道に戻って引き返す。道端の藪の中に、ベニバナイチヤクソウを見付ける。真簾沼に引き返すと、女子会の3人組が憩っていたので、空沼小屋の方に回る。
山頂 三角点 ベニバナイチヤクソウ 真簾沼
 沼に浮かんでいた筏は壊れたのか、桟橋ごと無くなっていた。沖には、ロープを浮かせるための浮き玉替わりのプラスチックの袋が浮いていた。50年ほど前、小屋に泊り、筏に乗って遊んだことを思い出し、センチメンタルになる。
                     ←大
真簾沼
 空沼小屋(秩父宮ヒュッテ)を一周して万計沼に分かれを告げる。滝の様に流れ落ちる水は、ジャンプしている様に見えた。帰りは青沼に立ち寄るが、ズブズブ埋まり長靴で正解だった。橋を渡り、万計山荘0.8kmの道標の所で、登って来るカップルに出会ったので、道標の所で待っていたら、いきなり道標が倒れた。良く見ると柱が腐っていた。見えやすいように地べたに置く。
 下りでは、次から次へと登山者が登って来る。マスクをしている人、慌てて付ける人など、一様にコロナ対策に余念がなかった。
空沼小屋 万計沼 滝の様な 青沼
 小屋でと下山の記入をして、林道を下って行くと、駐車できるスペースは殆ど埋まっていた。空沼橋の袂に数台駐車していたが、沢屋さんの車だろうか。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2021(R3)年6月17日 晴れ 単独 往復14.512km 登り3:09 下り3:00
 6:06駐車場→6:10登山道入口0.3km→6:15小屋(登山届)→6:18登山道入口→6:44万計3.2km→6:52万計2.7km→7:05万計2.3km→7:16万計1.9km→7:55万計0.8km(橋)→8:06万計0.5km→8:12青沼分岐・万計0.3km→
8:22万計沼(万計山荘)8:23→8:50湯の沢川→9:05登山口→9:15湯ノ沢山9:19→9:28登山口→10:30万計沼(空沼小屋)10:3410:42青沼10:44→10:53万計0.8km(橋)→11:20万計1.9km→11:28万計2.3km→11:37万計山荘2.7km→1:46万計3.2km→12:04登山道入口→12:08小屋→12:15登山道入口0.3km→12:19駐車場