当丸沼(標高628m面積7,500u)小沼(標高594m面積340u) 
コース 当丸沼 当丸沼→小沼 当丸沼→小沼→当丸沼

 ポイント
 当丸沼は一周することが出来るが、木道が水没している所があるので、長靴がお勧め。

 アクセス
 古平町から道道998号線で神恵内村に向かうと当丸峠付近はシェルタ(覆道)になる。シェルタの中にある展望台(右手のシャッタ外)を過ぎて神恵内村に入り、左手の閉ざされたシャッタを過ぎると、シャッタが開いているT字路(冬期は閉鎖)がある。左折すると、その上に「神恵内二〇〇〇年の森公園」の荒れた施設が見える。施設の前には広い駐車場がある。
  国土地理院地図 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
時計内回りコース
 5月31日<2023(R5)年 長靴 タケノコ採りながら一周3.641km 3:17>
 今日もリハビリー登山で、それにカンフル剤としてタケノコ採りを加えた。看板「(トーマル沼)/←当丸沼/これより徒歩約25分」の看板から遊歩道に入り登って行く。道端にはタチカメバソウ、オオカメノキ、ツルシキミが咲いていた。時折、細いタケノコがあり採りながら登って行く。当丸山の分岐には棒杭だけで、道標は無かった。当丸山を見上げると、霧がかかっていた。
タチカメバソウ オオカメノキ ツルシキミ 当丸山が
 ムラサキヤシオツツジやミネザクラを眺めながら沼を目指す。途中に、タケノコ採りが流す大音量の音に出っくわす。沼の南側の道が分岐するので、愛棒と妹と分かれて南側の遊歩道を辿ることにする。別れ際に、腐った木道のボルトが針の山状になっているので、くれぐれも転ばないように念を押す。下って行くと、サンカヨウが咲いていた。遊歩道は雪が融けたばかりのようだった。当丸山への分岐を過ぎて更に進むと、西側の木道跡に出る。エゾノリュウキンカの隙間に丸太が辛うじて見える。
ムラサキヤシオツツジ ミネザクラ サンカヨウ 水没した木道
 夢魔の西端に来ると、風が止んだのか、水面が鏡のようだった。
                     ←大
西端から当丸沼
 最後に、エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)を眺めて、ジャブジャブと当丸川を渡りきる。当丸川の源頭部は完全に水没していて、長靴でないと無理だった。湿地帯にはまだミズバショウが咲いていた。沼の北側になると草臥れた木道が現れる。
ヤチブキ 完全に水没 ミズバショウ 木道
 北側の沼の畔に着くと、風が出てきたのか水面が騒めいていた。
                     ←大
北側あら当丸沼
 愛棒と妹は、東屋の跡のコンクリートの階段で休んでいた。ここまで車で来ている人もいてびっくりする。沼の畔で数年ぶりにツーショット写真を撮ってもらう。帰りは、楽して砂利道を下って行くと、気になる二つの山が見えてくる。屏風山と珊内岳なのだろうか?(砂利道から水中モードになり、写真が赤みを帯びてしまっていた)
東屋跡 沼の畔で 砂利道 屏風山・珊内岳?
 砂利道の道端にシラネアオイが咲いていた。小沼の分岐になり、一人で展望台へ向かう。展望台からは六志内トンネルから派生するシェルタの入口が見える程度になっていた。
シラネアオイ 小沼への階段 展望台 六志内トンネル
 シェルタ沿いの林道からは両古美山とその左に展望台のピークが見えて、先ほどの展望台よりも展望が良い。
                     ←大
展望台            両古美山
 道端には、古いクマの糞が落ちていた。ゲートは支柱だけになり車が自由に入れる状態だった。舗装された広い駐車場にセンターハウスとトイレもあるが使える状態では無かった。神恵内二〇〇〇年の森公園の標柱も朽ちかけて来ていた。
クマの糞 ゲートが 広い駐車場 朽ちかけた看板
 
 6月29日<2012(H24)年 一周3.013km 1:27>
 今日も、虫が多いのでネットを被って出発する。当丸沼遊歩道の入口に大きな看板が立っている。フキが生い茂った遊歩に入って行くと、「循環遊歩道入口/当丸沼まで1,100m」道標があり、更に、登って行くと当丸山の登山道が分岐する広場に出る。広場には「駐車場400m/当丸沼700m/当丸山登山道山頂まで750m」の道標が立っている。
入口 道標 広場 道標
 沼の方向に下って行くと、当丸山が見えて来る。遊歩道は沼を山側から回る道が分岐するので、山側を辿ることにする。山側は水辺には立てず林の中を辿って行く。僅かに当丸沼を覗ける所もある。
当丸山 分岐 当丸沼を 当丸沼を
 遊歩道の傍には時折、ホウチャクソウ、ユキザサ、オオバミゾホオズキが咲いていた。やがて、「小沼まで700m/当丸沼200m/当丸沼周遊路」の道標の立つの分岐になる。
ホウチャクソウ(大×) ユキザサ(大×) オオバミゾホオズキ(大×) 分岐
 今日は、小沼には行かずに、林の中を当丸沼に向かう。林が途切れると沼に飛び出す。当丸沼の木道はかなり傷んで来ていて、以前のような長さはない。沼の辺には看板が立っていて、ゼンテイカが咲いていた。
林の中を 沼に飛び出る 当丸沼 ゼンテイカ(大×)
 暫し、当丸沼を眺める。
                               ←大
当丸沼
 沼の辺には「当丸沼周遊路一周850m/当丸山登山道山頂まで1,200m/循環歩道駐車場1,100m」の道標と看板が立っている。以前丸太で造られた展望台があったが、今はその基礎部分だけ残っている。
 ここから、林道を下って駐車場まで下りることにする。林道沿いにはツマトリソウが咲いていた。
道標 看板 展望台の基礎 ツマトリソウ(大×)
 林道を下って行くと、「小沼まで550m/当丸沼/展望台・小沼」の道標の立つ分岐に出るが、展望台へは寄らずに駐車場へと帰る。シェルタ沿いの道端にはタニウツギが咲いていた。
林道 分岐 シェルタ沿いを タニウツギ(大×)
 シェルタの向こうには両古美山とその展望台が見えていた。
                     ←大
              展望台            両古美山


 =沼の標高と面積=
 標高は国土地理院の地図に埋め込まれている数値、面積はカシミールで測定した値。、
コース 当丸沼 当丸沼→小沼 当丸沼→小沼→当丸沼

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 二人の散歩路記録(遊びの時間を含む)
 2023(R5)年5月31日(水) 晴れたり曇ったり 長靴 一周3.641q 3:17
 8:35駐車場→9:20登山道分岐(広場)→10:16周遊分岐→10:22登山道分岐→10:35周遊分岐→10:40当丸沼10:42→11:33周遊分岐から展望台往復11:42→11:54駐車場
 2012(H24)年6月29日(金) 晴れ 一周3.013q 1:27
 12:10駐車場→12:27登山道分岐(広場)→12:47周遊分岐→12:58登山道分岐→13:12周遊分岐→13:18当丸沼→13:29周遊分岐→13:37駐車場