手稲峰(595.2m)
=手稲山北東尾根=

 ポイント
 手稲山(タンネウェンシリ)から派生する北東尾根は、ネオパラ山から始まりネオパラ北東峰(643.3m)、手稲峰(595.2)、454m峰、宮の澤(310.7m)と連なっている。手稲峰から延び下る尾根は岩場の細尾根が多く、スノーシュー向きと思われる。
西区宮の沢ルート

 アクセス
 手稲から国道5号線を札幌方向に走り、南19条宮の沢線に右折する。札樽道を潜り、宮の沢屋内競技場方向に右折する。宮の沢4条にある特別老人ホーム沿いの道路が広く除雪しているので、ありがたく駐車させていただく。
  国土地理院地図 周辺地図
道路沿いの駐車スペース
 2月10日<2002(H14) 登り2:02 下り1:43 スキー>  北の山游詩:風車
 奥にネオパラ山が見える道路を上がって行くが、駐車スペースが無い。戻って、広く除雪している特別老人ホーム沿いの道路にありがたく駐車させていただく。準備を終えて、特別老人ホームの裏手から尾根に取り付くが、すぐに尾根の上に家が建っている。ここを何とか越えないと尾根に取り付けないので、玄関先を通してもらおうと玄関に向かうが無人だった。この民家の庭先からは手稲や石狩が望まれた。
道路の延長にネオパラ山 老人ホームの裏から登る 尾根上の民家の庭から手稲、石狩を望む
 送電線を潜ると見晴らしが良く、手稲峰から454m峰、宮の澤のある尾根を隣りに見ながら登って行く。
           ←大
手稲峰            454m峰                    宮の澤
 送電線の下は見晴らしが良く、藻岩山や三角山などの札幌連山が見えた。白樺がキノコに寄生されたためか、腐ったように肥大している木が多かった。尾根は痩せていて、雪がなかったら、岩がゴツゴツ出ていると思われるコブを3〜4か所通過する。
 今日は、雪が締まっていたので、ラッセルも無く、カンジキで登った跡を辿るが、足跡が硬くなっているので、意外と邪魔をする。
三角山 藻岩山 白樺の腐ったコブ 最初の岩コブ
 痩せ尾根が無くなると、傾斜が緩くなり、台地状になる。やがて、右に曲がりながら頂上に向かう。頂上近くになると、少し急になりネオパラ山を左に見ながら登って行く。
 頂上に着くと、今まで晴れていたのに、雪が降ってきた。登っている時には木立越しに、石狩の海や手稲も見えていたのに残念だ。目の前の千尺スキー場の跡を見て昼食をする。西宮の沢側の454m峰に続く尾根は細くスキーでは登って来れそうな状態でなかった。
頂上直下からネオパラ山 頂上から千尺スキー場 頂上から手稲方向 454m峰へ続く痩せ尾根
頂上(大×) 頂上直下のゲレンデ
 頂上で記念写真を撮し、下山を開始する。帰りは頂上近くで僅かに、スキーで滑るところがある。
 岩のあるコブ近くでは、スーキが落とし穴にすっぽり落ち、崖側に数メートル滑り落ちる。

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 二人の登山記録 (遊びの時間含む)
 2002(H14)年2月10日(日) 晴れ後時々雪 スキー 登り2:02 下り1:43
 9:26老人ホーム→9:53送電線下→10:38台地→11:28頂上12:13→14:43台地→13:33送電線下→13:56老人ホーム