手稲山(1023.12m)ネオパラ山(838m) |
ロープウェイ山麓駅コース | ネオパラ山→手稲山 | 手稲山→ネオパラ山 |
ポイント 登山、藪漕ぎ、ハイキング、散策など多様な楽しみ方ができる。山頂の木立が切られ展望が回復した手稲山、展望の良いケルンからは近くの山々から遠くの山々まで見渡せる。ネオパラ山の山頂へは、一時藪が濃くなり行けなくなっていたが、札幌登山道整備隊によって登山道が出来た。手稲山第1リフトの山頂駅からも踏み跡を辿ると山頂に行ける。 |
ネオパラ山→手稲山コース |
アクセス 国道5号線から手稲インター、手稲オリンピアGC、手稲オリンピア(休業中)と舗装された手稲山麓通りを車で上って行くと、終点のロープウェイ(休業中)山麓駅に着く。駅前には、広い駐車場がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
7月3日<2011(H23)年 一周8.512km 3:06> GPSトラックは山の地図帳「2011.7.2」へ 駐車場⇒53(テレビ山道)⇒ネオパラ山⇒1:05⇒手稲山⇒14⇒ケルン⇒54(登山道)⇒駐車場
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駐車場から手稲山を見上げて、夏季は運行していないロープウェイの山麓駅を振り返り、テレビ山道のゲートを目指す。砂利道を登って行くと、ゲレンデを上がってくる登山道と交差する。今日は天気が今一だが、ゲレンデ越しに銭箱天狗山が見えていた。 |
手稲山を | 山麓駅 | テレビ山道ゲートへ | 登山道交差 |
引き続き、砂利道のテレビ山道を登って行くと休園しているテイネオリンピアが見えて来る。テレビ山道は岩がむき出しのカーブに差し掛かるとヤマブキショウマの白い花が風に揺れていた。岩肌は海岸で見るような白い斑点が付いている。 |
テイネオリンピアが | テレビ山道を | ヤマブキショウマ(大×) | 岩肌 |
ネオパラが近づきだすと、ゲレンデから小樽の赤岩山、銭函天狗山、テイネオリンピア遊園地、石狩が良く見える所がある。 |
赤岩 天狗山 テイネオリンピア 石狩湾 |
道端のタニウツギを見ながら登って行くと、ネオパラの分岐に差し掛かる。ネオパラへの道は草が茂っていた。途中、ダケカンバと松が格闘している所を通過すると、再び、小樽が見え出す。 |
タニウツギ(大×) | ネオパラ山頂へ | ダケカンバと松 | 小樽湾 |
ルピナスの咲く管理道路を詰めると第二山頂スナックが見え出す。単独の時には、ネオパラ山の山頂を目指したが、今回は建物の前で一息付きながら、手稲山や烏帽子岳を眺め、再び、ルピナスの花が咲く道を下って行く。 |
第二山頂スナック | 手稲山を | 烏帽子岳を | ルピナスが咲く |
柔らかそうなミネヤナギの綿帽子を見ながら下って行き、ネオパラの山頂駅に立ち寄ると小樽湾が霞んで見えていた。引き返す途中で、白花のノビネチドリを見付ける。テレビ山道に戻って登って行くと、咳止めの薬になると言われているスダヤクシュの小さな花を見る。 |
ミネヤナギ(大×) | 小樽湾 | 白花ノビネチドリ(大×) | スダヤクシュ(大×) |
ようやく、主稜線上に上がると、石狩湾も望まれる。道端には色取り取りのノビネチドリやハクサンチドリが咲いていた。 |
石狩湾 | 紫のハクサンチドリ(大×) | 薄ピンクのノビネ(大×) | ピンクのハクサン(大×) |
地デジ放送のためか新しくなったり、工事中のアンテナ群の中を辿って行くと、山頂に辿り着く。山頂には手稲神社の奥の院や三角点がある。 |
北大物理測候所跡 | 山頂へ | 手稲神社奥の宮 | 三角点 |
山頂からは、遠望は利かないものの、砥石山、安部山、百松沢山、烏帽子岳、残雪のある無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、ヒクタ峰、残雪のある余市岳と朝里岳、間近に西峰が見えていた。 |
砥石 阿部 百松沢 烏帽子岳 無意根 定天 迷沢 ヒクタ 余市 朝里 西峰 |
奥の宮の裏側からは石狩湾や小樽湾が望まれる。山頂に咲くハマナスの花を見て、三角点の前で記念写真を撮し、山頂を後にする。 |
石狩湾を | 小樽湾 | タカネオオイバラ(大×) | 三角点(大×) |
山頂から、ロープウェイの山頂駅に立ち寄ろうと、下って行く。山頂駅から霞んでいる石狩湾を一望する。 |
ロープウェイの山頂駅から石狩湾を |
山頂駅にはゴンドラが1台停まっていた。タンポポの咲く駅前を通り過ぎようとすると、キアゲハが盛んに蜜を吸っていた。テレビ山道に出て、平和の滝へ下る登山道に入り、ケルンを目指す。ケルンの前で腰を掛け麦芽風味の炭酸飲料を飲みながら山座同定を楽しむ。 |
ゴンドラが | キアゲハ(大×) | 登山道の入口 | ケルン |
山頂と同じ様な風景だが、砥石山、安部山、百松沢山、烏帽子岳、無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、ヒクタ峰、余市岳と朝里岳、西峰が見えていた。 |
砥石 阿部 百松沢 烏帽子岳 無意根 定天 迷沢 ヒクタ 余市 朝里 西峰 |
ケルン風の歌碑には「雲わきぬ/雲かがやきぬ/雲消えぬ/高根もつひよ/さひしき/ところ/すみ」とウスユキソウと思われるレリーフが嵌め込まれている。この歌は夕日に包まれて歌ったのだろうかと思いながら、ケルンを後にする。防雪柵の隙間からテレビ山道に出ようとすると、リフトの山頂駅から三角山や藻岩山が市街地に突き出たように見える。テレビ山道を横切り、目の前にネオパラ山を見ながらゲレンデを下って行く。 |
プレート | ウスユキソウの | 藻岩山を | ゲレンデを下る |
再び林道の合流して、そのまま林道を下る。下るに連れてネオパラ山がどんどん近づき、やがて、見えなくなるとテレビ山道が眼下に見えて来る。急な斜面にはオオアマドコロの連なった白い花が揺れている。テレビ山道を横切りると、急な登山道から開放された気分になる。ほっとしながら下って行くと、気が抜けたのか愛棒が突然、スリップダウンする。砂利のザレは怖いので、草むらを歩いて下って行くと、三浦雄一郎のスキー教室前に辿り着く。 |
ネオパラ山 | テレビ林道が | オオアマドコロ(大×) | 駐車場へ |
10月25日<2008(H20)年 一周8.666km 1:40 単独>GPSトラックは山の地図帳「2008.10.25」へ 駐車場⇒31(登山道)⇒ネオパラ山⇒38⇒手稲山⇒8⇒ケルン⇒23(登山道)⇒駐車場
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二人の男性が登る準備をしている脇に車を停め、準備をしていると、二人の話しが耳に飛び込んでくる。この二人は手稲山を今年になって数十回登っているようだった。一人が先に出発し、もう一人は準備体操をしてから登ると言う。私も、手稲山を見上げて、ネオパラ山に向かって出発する。私は先行者の後を見ながら登ることになったが、先行者は二本のストックを使ったノルディックウォーキングスタイルで中々早い。 ゲレンデの中ほどからは「石狩湾」が望める。先行者はゲレンデを上がらず林道を辿るようだった。私も、「ネオパラ山」に行くので、ゲレンデから林道を辿る。振り返ると銭函天狗山が望める。写真を1枚写していいると、先行者に直ぐ30歩位は離されてしまう。 |
手稲山を見上げる | ネオパラ山を見上げる | 石狩湾を望む | 銭天を望む |
林道からは、手稲山の山頂、銭函天狗山、その後に小樽港が見えて来る。新川の河口にあるオタナイの沼も木立の隙間から見えて来る。大きく方向を変えて南下しだし、770m地点に上がると、ネオパラ山の分岐があり、山頂に立つ建物が間近に感じる。 |
手稲山を | 銭天と小樽港 | オタナイの沼 | ネオパラ山へ |
ネオパラ山の山頂近くからは手稲山の山頂が良く見える。ネオパラ山の山頂にはレストハウスが建っていて、その傍から、恵庭岳や空沼岳が良く見える。ネオパラ山の山頂は藪の中なので、藪に入り山頂を目指すが、倒木が行く手を塞いでいる。倒木の上に上がったり、交わしたりしてここが一番高い所だろうと思う所を写真に写す。 |
手稲山を | ネオパラ山頂 | 恵庭岳・空沼岳 | ネオパラ山の山頂 |
序に、平らな山頂の縁の「小樽湾」が見える所まで行って見る。小樽を見て満足して藪を漕いで山頂のレストハウスに戻る途中に電信柱がたおれてたままだった。もう、ネオパラ山のレストハウスは使われていないのだろうかと思う。 ネオパラ山から下って行くと、夫婦連れが登ってきた。ここから、何処かに抜けられるかと聞かれるが、まだ、行ったことは無く、藪漕ぎだが西野に抜けられると答えて別れる。ネオパラ山の山頂リフト駅からも小樽湾を望むことが出来た。再び、林道を下り、林道からシティビューパノラマコースのゲレンデを辿る。振り返るとネオパラ山が見えていた。 |
小樽湾 | リフト山頂駅から | 林道からゲレンデに | ネオパラ山を振り返る |
札幌オリンピック女子大回転コースと交わる所に来ると、ネオパラ山の左に石狩湾、右に札幌市街が望まれる。 |
石狩湾 ネオパラ山 札幌市街 |
ゲレンデにはピンクの小さなキノコが生えていた。急登を過ぎると、目の前に山頂のアンテナ群が見えてくる。再び、砂利道の林道に出て山頂を目指す。山頂に着いたら誰も居なかった。早速、祠の裏から「小樽湾」を見るていると、後から外人の女性があいさつをして来た。 |
ピンクの小さなコノコ | 山頂のアンテナ群 | 山頂 | 小樽湾を |
私は場所を譲り、柵を越えて景色の良い石原に出て、景色を満喫する。左手から「砥石山」「阿部山」、遠くに樽前山と恵庭岳、百松沢山、烏帽子岳、遠くに無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、岩塔のあるヒクタ峰が望まれる。 |
砥石 阿部 樽前 恵庭 百松沢 烏帽子岳 無意根 定天 迷沢 ヒクタ峰 |
定山渓天狗山、迷沢山、ヒクタ峰の次に、白井岳、余市岳、朝里岳と連なり、手稲山の西峰を挟んで長峰少し離れて奥手稲山、南岳、春香山、和宇尻山、石倉山と続き、最後に小樽湾が見えていた。 |
定天 迷沢 ヒクタ 余市 朝里 西峰 長峰 奥手稲 春香 和宇尻 石倉 小樽湾 |
山頂を後にしてロープウェイの山頂駅から石狩湾とオタナイの沼を見るが、周りはテッシュの花が咲いていた。林道から一旦、登山道に入りケルンを目指す。 |
石狩湾を | オタナイの沼 | 登山道の入口 | ケルン |
ケルン風の歌碑「雲わきぬ/雲かがやきぬ/雲消えぬ/高根もつひよ/さひしき/ところ/すみ」の東側には札幌市街が広がり、三角山、円山、藻岩山、砥石山、阿部山と続いて見える。 |
札幌市街 三角山 円山 藻岩山 砥石 阿部 |
遠くには樽前山と恵庭岳、近くには百松沢山、烏帽子岳、少し遠くに無意根山、定山渓天狗山、迷沢山、余市岳が見えていた。 |
樽前 恵庭 百松沢 烏帽子岳 無意根 定天 迷沢山 余市岳 |
最後に三角山、円山、藻岩山を見て、ケルンを後にする。最初は林道を下るが、途中からゲレンデに入り登山道の雰囲気のある道を下って行く。途中で銭函天狗山が見えて来て、再び林道の合流して、そのまま林道を下る。 |
三角山 円山 藻岩山 | 林道からゲレンデへ | 銭函天狗山 | ゲレンデから林道へ |
11月4日<1996(H8)年 一周2:50> 駐車場⇒50(テレビ山道)⇒ネオパラ山⇒1:00⇒手稲山⇒1:00(登山道)⇒駐車場 |
ロープウェイの山麓駅からゲレンデを登り、テレビ山道に上がる。テレビ山道を辿ってネオパラ山へ登って行く。途中にゲレンデへ下る道が2本あった。1本は福井方面に下る道なのだろうか。ネオパラ山の山頂に着いても、市街地側の展望が無い。 ネオパラ山からテレビ山道を登るが、途中からゲレンデを登る。ゲレンデには雪が少しあったが、思いの外滑らなかった。頂上に辿り着くと、雪が無く見晴らしは良かった。遠くに、恵庭岳、空沼岳、札幌岳、間近に阿部山、烏帽子岳や定山渓天狗岳、定天の奥に無意根山や羊蹄山が望めた。少し角度を変えると、銭函天狗山越しに小樽が見えていた(今は木が茂って見えない)。 |
山頂 | 百松沢・烏帽子 | 無意根・定天・羊蹄 | 小樽・銭天 |
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山頂から、リフトの山頂駅の板の上で昼食とする。市街地、円山、三角山、藻岩山、砥石山などがよく見えた。自宅を探すが、確認するまでには至らなかった。 帰りは女子大回転コース跡を下るが、意外と時間がかかってしまう。 |
ロープウェイ山麓駅コース | ネオパラ山→手稲山 | 手稲山→ネオパラ山 |
二人の山行記録もくじ1へ 次手稲山・ネオパラ山(反時計回り)へ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2011(H23)年7月3日(日) 晴れ 一周8.512km 3:19 8:12駐車場→林道→8:30林道・登山道交差→8:51ネオパラへ→9:05ネオパラ山→9:20林道に出る→10:10手稲山10:12→10:17山頂駅前→10:26ケルン10:37→11:18林道・登山道交差→11:31駐車場 2008(H20)年10月25日(土) 晴れ 単独 一周8.666km 2:14 9:36駐車場→9:44林道へ→9:57林道分岐→10:07ネオパラ山(藪漕ぎ)10:34→10:42林道分岐→10:44ゲレンデへ→11:07林道へ→11:12手稲山11:17→11:23登山道へ→11:25ケルン11:27→11:36ゲレンデへ→11:42林道へ→11:50駐車場 1996(H8)年11月4日(月) 晴れ 一周2:50 駐車場→50ネオパラ山→1:00手稲山→1:00駐車場 |