冷水山(702.6m)
コース スキー場 末 広 常 盤
(林道)
石炭の
歴史村
直 登 反時計
スキー場コース

 ポイント
 天気が良ければ太平洋と日本海が望むことが出来そうだ。登山道は自然消滅してしまったので、スキーコースを自由に繋げて登る。スキー場の山としては変化に富んでいる。山頂に三角点:鹿ノ谷がある。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 ホテルMTレイスイの奥に進むと第二駐車場があり、そこに停める。志幌加別川には豆電球で飾られた「幸橋」が架かっている。登山はこの橋から始まる。
 国土地理院地図 Google Map
幸橋 山頂を望む
直登コース
 5月29日<2005(H17) 登り1:09 下り48>
ルート:ビギナーA(A)→ダンダンシングAB(B)→山頂→レーシングA→ビギナーA(A) ()はリフト
北の山游詩:ルピナスの雫
 駐車場から幸橋を渡ると、スキーコースの看板が建っているが、夏山の登山道は記されていない。本来の登山口は、右手のゴンドラ駅舎裏手にあるようだが見たことは無い。スキーコースの看板にあるリフトの「Aビギナーズ4」と「Bダンサーズ4」を辿り尾根に取り付くことにする。最初に目に付くミステリーハウスに向かってゲレンデを登る。ゲレンデは鹿の糞だらけで、踏まないように気を付けながら登って行く。ゲレンデはルピナス(ノボリフジ)が多く、その輪生した葉の中心部に朝露が溜まり陽射しに輝いていた。コース際には桜が満開だった。桜を見ていると愛棒はどんどん登って行ってしまう。
幸橋を渡り ミステリーハウス ルピナスの雫
 山頂を見上げながら追いかけていると、草むらで何かが動いた。良く見るとウサギだった。茶色いウサギで耳の縁が白く、結構大きかった。近づいて写真を撮そうとしたが、飛び跳ねていなくなってしまった。振り返ると鳩ノ巣山と夕張が見える。登山道が右側に見えるはずだが確認できないまま、「Bダンサーズ4」の山頂駅で尾根になる。ゲレンデはルピナスが多く、キラキラと陽射しに輝いていた。何度も、足を止め、その美しく光る宝石の輝きを見つめた。中には、大きすぎてゼリーの様に美味そうな形をしたのもあった。
山頂を見上げる ウサギ(大×) 鳩ノ巣山を背景に夕張 ルピナスの雫
 振り返ると、勇払原野の奥には樽前山から風不死岳、イチャンコッペ山、恵庭岳、空沼岳、札幌岳、無意根山などが連なっている。尾根から網のフェンスに沿って登って行くと頂上が直ぐそこに見え出す。頂上直下の崖には古い登山道があり、以前は見ることができたが、今は形跡も分からないくらいになっていた。頂上近くには鐘があり、鳴らして遊ぶ。頂上にあったベンチは無くなり、三角点が二つあるだけになっていた。
山頂の崖 鐘の鳴る丘へ 鐘の広場から 山頂へ
 山頂からは勇払原野から石狩平野にかけて、その奥に山々が連なった様が更に良く望める。正面には鳩ノ巣山を背景に夕張や旭町第一ダム、第二ダムが望まれる。右手には風致林公園や三角山(夕張炭山)が見え、更に右手にはまだ真っ白な夕張岳が望める。 
支笏湖札幌の山々 鳩ノ巣山と2つのダム 三角山(夕張炭山) 夕張岳
 山頂から下りて崖を覗いて、スカイステーションに近づくと建物からこだまが返ってくる。ステーション前の広場には、以前山頂と同じような切り株の椅子があったが、今は朽ちた椅子が一つ転がっているだけだった。時間が早いので下ることにする。今度は「Cレーサーズ2」を下る。途中、背の高い土留めがあり迂回し、ゲレンデに戻ると、今度は白ウサギが飛び跳ねていた。岩場だけあってイワハタザオも咲いていた。センターハウスに戻って終わる。
山頂の崖 スカイステーションへ イワハタザオ(大×) センターハウス
 11月29日<2003(H15) 往復3.518km 登り1:01 下り51>
 ホテルを見ながら、ミステリーハウスに向かってゲレンデを登る。ゲレンデは鹿の糞だらけで、踏まないように気を付けながら登って行く。ゲレンデに白いものがあり何だろうと思いながら登って行くと人工雪だった。
ホテル ミステリーハウスへ ミステリーハウス 人工雪を見ながら
 第二リフトの傍には人工降雪機で作った雪が敷き詰められていて、つるつるなので草の上を歩く。ゲレンデの左側の尾根には地図には道が記されているが、道はあるようでないが、山らしく登ってみたい衝動に駆られる。登山道らしき道は右側に見えるが、手入れがなされていないようだ。
 第二リフトの山頂駅で尾根になり、一段と風が強くなり雨粒もぽつりぽつりと顔に当たってくる。尾根から振り返ると鳩ノ巣山と夕張が見える。人工雪を避け、ダンシングABコースを登って行く。
第二リフトと人工雪 鳩ノ巣山と夕張 人工雪 ダンシングABを
 左側の沢には網が張られ入れないようにしているが、隙間から岩山の山頂を見上げる。
           ←大
岩山の山頂
 網のフェンスに沿って登って行くと頂上が直ぐそこに見え出す。頂上直下の崖には古い登山道があり、以前来たときには梯子が見えたのだが無くなったようだ。頂上近くには鐘があり鳴らして遊ぼうとしたが、近くで看板の架け替え工事をしていたので止める。一旦、スカイステーションを目指して登って行き、右側にある階段を登って行く。
網のフェンス ゴンドラの山頂駅を 鐘が スカイステーションを
 頂上に辿り着くと、三角点が二つあるが、ベンチは無くなっていた。 山頂からは鳩ノ巣山を背景に夕張が望まれた。鳩ノ巣山の右には旭町第一ダム、第二ダムが見える。山頂は風が強いのでスカイステーションへ避難するが、寒いので早々に立ち去る。途中の道には石炭や綺麗な玉石があった。
山頂へ 山頂から夕張を スカイステーションへ 綺麗な玉石

 =温泉考=
 レイスイの湯はシャンプーリンス、ボディーシャンプー付きで大人600円(H26現在700円)、ジャグジーと露天風呂有り(現在、休業中)
 11月8日<1997(H9) 登り52 下り35>
 幸い橋を渡り登山口を探すが見当たらなかったので、ゲレンデを登り頂上を目指す。すぐに黒い石炭のような石がゴロゴロ道端に見えてくる。道沿いには右の沢を越えないように、テープが張られていた。とにかく、ゴンドラやリフトに沿って登った。ゲレンデには薄っすらと雪が積もっていた。ゲレンデの左側の方がなにか山らしく、登って見たくなる。登山道らしき道は沢を挟んで右側に見えた。
 山らしい景観は頂上近くの崖ぐらいで、崖には古い登山道があり梯子も見える。 この場所は立ち入り禁止になっていた。頂上近くには鐘があり、行きも帰りも鳴らして遊んだ。
 頂上にはベンチで囲まれた三角点 があり、雪が3cm位積もっていた。戦中には山頂から小樽港に停泊している戦艦のサーチライトの光が見えたと言っていた人がいたので、展望を期待してきたが曇っていてだめだった。頂上からゴンドラの山頂駅方向に行くと木の切り株に座れるようになっていた。ここで、木に登って遊んだ。
 頂上の裏側にもすぐ林道があり、こちら側からでも登ることができるのではと思った。帰りは見つけられなかった登山道を下りてみるが、わざわざ未整備の登山道を下ることは無かったと思う。
木の下で(大×) 木の上で(大×)
 
コース スキー場 末 広 常 盤
(林道)
石炭の
歴史村
直 登 反時計

二人の山行記録もくじ6へ    次反時計回りコースへ    アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2005(H17)年5月29日(日)  晴れ 登り1:09 下り48
 9:48幸橋10:57山頂11:1312:01幸橋
 2003(H15)年11年29日(土) 小雨 往復3.518km 登り1:01 下り51
 8:15幸橋→8:59第二リフト上→9:16山頂9:1810:09幸橋
 1997(H9)年11月8日(土)   曇り 登り52 下り35
 幸橋→36→第二リフト上→16→山頂→6→第二リフト上→29→幸橋