224 七条の滝
七条大滝を訪れた時のことです。途中の雪原で、目の前でミステリーサークルが出来てしまいました。滝に着いて、見上げると活き良い良く滝が落ちていて、その下に凍りついた人影が見えていました。
つむじ風は 白い雪原に
何も使わず いとも簡単に
大きな目を描いて見せた
自然の力に 思い乱れる

青空や白い雲をバックに
川面に映した光景は
滝で砕けさり
七条の白い筋に変わる

それでも 忘れられない光景は
流さず 凍り付けてしまう
凍った光景が 浮き出るとき
自然の力に 思い惑わされる

砕かれ 流れ落ちた後に
再び、何も無かったように
川面に 思い思いの光景を映す
静かな丸山川の流れが続く

自然の魅力に
思いのままに浸るとき
時も凍りついてしまうようだ


2014年2月7日 七条の滝にて









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