西野山(240m)
=手稲山東=

 ポイント
 西野西公園の東手前に駐車場があり、遊歩道が延びている。遊歩道はロータリ部分で西野市民の森遊歩道に繋がっている。送電線の保守道路から山頂に夏道がある。地元の人達の散歩道になっている。
西野西公園ルート

 アクセス
 西野西公園の東手前に駐車場があったが、冬期閉鎖中だった。仕方がなく、駐車場の前に路駐する。
 国土地理院地図 周辺地図
反時計回りルート
 1月2日 <2021(R3)年 新雪10cm 一周ツボ足2.685km 55分> 
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 駐車場から東側に戻って、丸太の階段の入口から登って行く。小さくジグを切って登って行くとコブがあり、男性が景色を楽しんでいた。コブには西区土木部の看板があるが、西野すみれ公園なのか、西野西公園なのかは分からない。コブからは、冬木立越しに市中心部や札幌連山が裏側から見える。コブから尾根道が東に向かって延びている。両側は結構な急傾斜だった。尾根道にも踏み跡があり、歩き易い。
遊歩道 コブ コブから 尾根道
 尾根道の最高地点が特定出来ないまま下って行くと、西野西公園と西野市民の森を繋ぐ遊歩道に出る。出た所はロータリになっている。ここから、西野市民の森に向かって登って行く。道端では、ご夫婦が熱心にバードウォッチングをしていた。邪魔にならないように、挨拶もそこそこにして通過する。峠から鉄塔に向かって登って行くが、スノーシューの跡があって歩き易い。登って行くと、市街地が見えて来て、中心部も望める。鉄塔下から次の鉄塔を目指す。
ロータリ 市中心部 鉄塔下 保守道路を
 二つ目の鉄塔下からは、ネオパラ山、上追分山、西野市民の森の山が見渡せる。煙ってはいるが、石狩湾も望めた。
                               ←大
ネオパラ山               上追分山     西野市民の森の山
 鉄塔下から山頂に向かって夏道が延びている。スノーシューの跡を踏みながら山頂に向かう。山頂からは札幌連山、砥石山が冬木立越しに見えた。山頂には、標識は無いが、倒木がベンチ代わりに横たわっていた。
山頂直下 札幌連山 砥石山 山頂
 山頂からは西側の道を下って行く。下りきると、目の前が開け、センチが丘、寺口山、三角山、大倉山、奥三角山と連なる札幌連山が裏側から見えて来る。
           ←大
札幌連山
 アンンテナ塔から上の道を辿って行くと、札幌連山に連なって、藻岩山の頭、三菱山、五天山、砥石山、百松沢山が望めるようになる。
                     ←大
三角 大倉 奥三角 藻岩山    三菱 五天 砥石山 百松沢山
 西野西公園の東屋からも展望は良いが、目の前の木が大きくなりすぎて、西野の市街地は少し隠れる。
                     ←大
三角 大倉 奥三角 藻岩山    三菱 五天 砥石山 百松沢山
時計回りルート
 1月20日<2022(R4)年 新雪20cm 一周スノーポン2.348km 1:39> 
 久しぶりに家の周りの除排雪から解放されて、愛棒と出かける。公園の駐車場は冬期閉鎖されてはいたが、その前の道が広く除雪されていたので路駐させていただく。愛棒を待たせて、時計回りに辿ることにした。西野西公園のグラウンドで、スノーポンを履いて出発する。公園内は、誰も歩いた跡が無く、いきなりラッセルを強いられる。公園の段の上からは、札幌連山、藻岩山の頭、三菱山、五天山、砥石山、百松沢山が望める。
                     ←大
三角 大倉 奥三角 藻岩山    三菱 五天 砥石山 百松沢山
 公園のオンコの木はシカが皮を剥いで食べた跡があり、赤い地肌が出ていた。庭木のオンコでも皮を剥いで赤い肌を楽しんでいる人もいるので害にはならないと思う。樹皮を剥ぐと、害虫防除にもなるようだ。センチが丘の奥に、芦別岳から夕張岳のような山影が見えてもいた。ここから林道を辿りながら登って行くが、雪が深く難儀する。それでも、シカのトレースがあり片足だけ楽をしながら登って行く。尾根に出ると、スノーシューのトレースがあり、楽をさせてもらう。山頂直下の鉄塔に辿り着くと、山の裏側の景色が望める。
シカの食跡 夕張岳? SSのトレース 鉄塔
 鉄塔下からは、隣の上追分山、宮丘公園の山、神居尻山、ピンネシリ、待根山が見える。頭の上は曇っているが、地平線は良く見えた。主稜線は、シカのヌタ場が連なっていた。
上追分山 宮丘の山 神居尻・ピンネ シカのヌタ場
 山頂には、山頂標識が無く、ピンクテープが垂れているばかりだった。主稜線を下って行くと、鉄塔下に出る。そこからは、神居尻山、ピンネシリ、待根尻山、樺戸の山々が望めた。地図からは読み取れない急斜面を下って行くと、公園のフェンスに阻まれる。フェンスを迂回して、遊歩道に出る。遊歩道では、エゾリスが木の上にいて、それを二人の女性が眺めていた。遊歩道はコルに延びていて、公園内のロータリから次のコブに登って行く。
山頂 神居・ピンネ・樺戸 遊歩道 コブ
 コブからは、木立の間から三菱山が見えていた。次のコブからは三角山、最後のコブからも三角山や遠くに神居尻山、ピンネシリ、樺戸山塊が見えていた。
三菱山 コブ コブ 神居・ピンネ・樺戸
 車に戻ると、愛棒がエゾリスを見たと、スマホの写真を見せてくれた。

 =山名考=
 山名が見当たらないので、取あえず、西野川の源頭部に位置する山なので、西野山とした。

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 山行記録
 2022(R4)年1月20日(木) 時計回り 薄曇り 新雪30cm 一周スノーポン2.348km 1:39
 9:54駐車場→9:59スノーポンを履く10:05→10:35コブ→10:19電波塔→10:40尾根へ→10:44鉄塔→10:48頂上→10:55コブ→11:07遊歩道へ→11:11ロータリ→11:17コブ→11:21コブ→11:29駐車場
 2021(R3)年1月2日(土) 反時計回り 晴れ時々曇り 新雪10cm 一周ツボ足2.685km 55分
 10:31駐車場→10:32遊歩道入口→10:35コブ→10:38尾根最高地点→10:39ロータリ→10:40西野市民の森遊歩道→10:44分岐(左)→10:50鉄塔下→11:00鉄塔下分岐→11:03頂上11:05→11:14電波塔→11:22東屋→11:28駐車場