喜茂別岳(1182.9m)万年草山(965.1m) |
ポイント 中山峠から無意根山への縦走路として使われる山。硬雪シーズンは距離はあるが、標高差がないので楽して楽しめる。三角点は頂上の手前にあり標高は1176.8m。 |
中山峠ルート |
アクセス(以前) 定山渓国道(230号線)の中山峠を目指す。中山峠にある道の駅の向かいに「峠の茶屋」があり、その峠側にバス専用の駐車場がある。更に、その上が登山口になる。何の施設なのかカマボコ型の車庫のような建物がある。その前に広い駐車スペースがある。林道の入り口は上に見える。 林道は中山峠無線中継所の保守管理用で、日本電信電話鰍フ持ち物らしい。入り口に看板があり、入る時や何か異常のある時は北海道ネットワークセンタ(011-251-9442)に連絡(無料)してと書いてある。左上にはスノーモビル禁止の看板も見える。 アクセス(現在) 定山渓国道(230号線)の中山峠西側にある札幌開発建設部(011-832-5555)の駐車場を目指す。広い駐車場には綺麗なトイレも設置されている。 国土地理院地図 周辺地図 |
向いの道の駅 | 駐車スペースから林道へ | 林道の入り口 | 入り口の看板 |
4月27日<2002(H14)年 登り2:22 下り1:41> 北の山游詩:山のシルエット遊び |
ここから、広い林道を少し登り気味に行くが、直ぐに喜茂別岳、羊蹄山と隣の小喜茂別岳が重なって見えてくる。硬雪の林道を緩やかにアップダウンを繰り返し、送電線を2本越えると林道の終点にある中山峠無線中継所に到着する。これから先は基本的には尾根歩きとなる。 |
喜茂別岳が | 小喜茂別と羊蹄 | 硬雪の林道を | 無線中継所 |
青空にも融けない真っ白なダケカンバの枝を見上げながら辿ると、目の前に真っ白な無意根山や烏帽子岳、百松沢山、神威岳も見えて来る。平らな900mのコブを越えると万年草山で、像のような木が出迎えてくれた。 |
青空とダケカンバ | 無意根山 | 烏帽子・百松・神威 | 象のような木 |
平らな900mのコブはに上がると羊蹄山が見えなくなり、代わりに無意根山、中岳、並河岳が並んで見えてくる。 |
並河岳 中岳 無意根山 平らな900mのコブから |
万年草山は平らなので、知らないうちに頂上を通り過ぎてしまうが、無意根山、中岳、並河岳が一段と近くに見える。 |
並河岳 中岳 無意根山 万年草山から |
喜茂別岳に近づくと、並河岳、中岳、無意根山、定山渓天狗岳、烏帽子岳、百松山、神威岳の大展望が広がっていた。 |
並河岳 中岳 無意根山 定山渓天狗岳 烏帽子・百松・神威 |
砥石山、札幌岳、狭薄山、空沼岳、漁岳が連なっていた。頂上に近づくと、もう、笹やハイマツが立っていて、ピークには上がれなかった。無意根山も並河岳も南の山頂付近は木々が露出して青々として来ていた。先行していた男性は、もう並河岳のコルに滑り降りていた。 |
札幌岳 狭薄山 空沼岳 漁岳 |
藪漕ぎを避け西側へ回ると、ホロホロ山、徳舜瞥山、尻別岳、羊蹄山は見えるが、無意根山が見え無くなる。愛棒は羊蹄山と無意根山が見たいというので、頂上の西側に回って見る。 |
ホロホロ山・徳舜瞥山 尻別岳 羊蹄山 |
西側は羊蹄山も無意根山も見えるので、早速、陣取って昼食を食べた。食べ終えて、ボーッとしていると、目の良い愛棒が並河岳とのコルを横切る熊を見つけてしまった。悪いことに縦走している人を見た直後だったので、人より数倍大きいことが分かった。熊は京極側から横切り、縦走していた人の跡で止まり、臭いを嗅いだりして横切って行った。写真も撮らずにただ、呆然と見ていた。 |
並河 中岳 無意根山 定天 烏帽子 砥石 札幌 狭薄山 |
熊を見た後は、羊蹄山と記念写真を撮りさっさと下山する。初心者に最適なスロープを滑っていたら、何時の間にか、900mのコブを真っ直ぐ下っていた。早速、ポケナビを見て、元来た道に無事に戻る。途中で、3パーティに出会う。無意根山と分かれを告げ、山行の無事を感謝する。 |
羊蹄山 | 東側の頂上(大×) | ゲレンデを滑る | 無意根山 |
山行記録冬山2へ 次峠の沢へ アソビホロケール山へ |
---|
二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2002(14)年4月27日(土) 晴れ 硬雪 ラッセル無し スキー 登り2:22 下り1:41 7:40中山峠→8:30無線中継所→9:28万年草山→10:02頂上11:01→11:59無線中継所→12:40中山峠 |