室蘭岳(鷲別岳;911.0m)カムイヌプリ(759m)縦走 |
ポイント 縦走は結構堪えるが、縦走路からの展望も良い。 |
トラウシナイ林道(幌別ダム)コース |
アクセス 道央自動車道の登別・室蘭インターチェンジを下りて、中央通(T字路)を左に曲がり、川上公園の道標に沿って、桜木通に左折する。高速道路を潜って川上公園の中を通る道道井景幌別(327号)線を北上すると、左手に「カムイヌプリ登山道入口」の看板がある。 トラウシナイ林道に入ると開放されたゲートがあり、その手前に駐車場もある。ゲートには「おしらせ/ここから先は事業/専用のため/一般車両の乗り入れ/をお断りします。」の看板があるが、三合目の登山口まで車で行ける。林道は道幅が狭く、退避場所が少ない。切通のカーブには落石が転がっているかもしれないので注意。登山口には立派な看板群と登山ポストがある。駐車スペースは6台程度か。 国土地理院地図 周辺地図 |
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9月24日 <2001(H13)年 登り2:38 下り2:25> 北の山游詩:リンドウの咲く尾根道 |
登山口から入ってすぐに、小川を渡る。登山道には打ち上げ花火のようなトチバニンジン、空中に浮いているようなキツリフネ、エゾトリカブトの花が咲いていた。小川を何度か渡ると、ベンチのある小川の辺があり、コップとペットボトルが置かれている。確か、登山口にはエキノコックスで飲んではいけないと書かれていたはず? |
登山口 | トチバニンジン | キツリフネ | エゾトリカブト |
まもなく、六合目にある立派なカムイヒュッテに着く。このヒュッテは夏冬通して使えるようだ。トイレも完備している。道端のコガネギクを見ながら登って行くと、鎖場になり一汗かく。本当の鎖なので、安定感がある。岩場にはミヤマダイモンジソウが咲いていた。 |
カムイヒュッテ | コガネギク | 鎖場 | ミヤマダイモンジソウ |
林の中にはギンリョウソウも顔をだしてくる。林を抜けかかると鷲別市街地が望まれる。オオカメノキの実はもう赤く色付いてきていた。幌別ダムも全景は見えないが顔を覗かせていた。 |
ギンリョウソウ | 鷲別市街を | オオカメノキの実 | 幌別ダムを |
傾斜が緩くなり、展望が良くってくると頂上に着く。山頂には鐘があり鳴らす。鉄の街室蘭だから鉄で出来ているのかな?どうかな?頂上から室蘭市街が見えるので、室蘭岳まで行こうかどうか迷った挙句行くことにした。 縦走路はなだらかな尾根かと思ったら、コブを3つくらい越えて行かなければならなかった。カムイヌプリのすぐ側に○○先生追悼の碑があり、傍にリンドウが咲いていた。碑の近くに人為的に植えたのだろうか?縦走路の分岐からは有珠山をバックにした町並が良く見えた。稜線にはヤマハハコも咲いてくる。 |
カムイ山頂(大×) | 室蘭市街を | リンドウ | ヤマハハコ |
コルに差しかかると、室蘭方向からの水元沢分岐と幌別方向の滝沢分岐(牛舎奥林道)が相次いであった。われわれは縦走は苦手なので、下りたり上ったり結構堪えた。それでも、道端に、ツルリンドウ、タカネニガナ、ネジバナが咲いているので見ながら辿る。 |
ツルリンドウ | タカネニガナ | ? | ネジバナ |
ようやく、室蘭岳に着くと、室蘭岳にも鐘があった。登山道を管理している人はよっぽど、鐘が好きらしい。ケルンも2つあった。室蘭岳の頂上からは、市街が良く見えないので、少し戻って道端の石の上で白鳥大橋の架かった港や市街を見ながら食べた。帰りを考え、おにぎり、ゆでたまごを食べ、カムイヌプリの頂上のために、カップヌードルを残しておいた。 再び、カムイヌプリに向かって下って行くと、樽前山が見えて来た。カムイヌプリで一息入れて、林の中を下って行く。 |
室蘭岳頂上(大×) | カムイヌプリを望む | 樽前山を | 林の中を |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2001(H13)年9月24日(月) 曇り時々晴れ 登り2:38 下り2:25 8:11登山口→8:34・1.1km→8:51六合目ヒュッテ→9:05七合目→9:13九合目→9:27カムイ山頂9:33→10:07分岐→10:55室蘭岳頂上11:18→分岐11:34→12:31カム山頂12:48→13:03七合目→13:12六合目ヒュッテ→13:231.1km→13:43登山口 |