室蘭岳(鷲別岳;911.1m) 855m峰 825m峰  OK  
コース 南〜西尾根 南〜東尾根 西〜南尾根 西〜東尾根 東〜南尾根 東〜西尾根 カムイヌプリ

 ポイント
 東西南北の尾根に夏道がある珍しい山だ。噴火湾を挟んで「駒ケ岳」が、北側には「羊蹄山」が望める。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 室蘭環状線(道道107号線)「望洋台霊園」東側の標識に従い、舗装道路を上がって行くと、右手に「むろらん高原だんパラスキー場」が見えてくる。スキー場にあるレストランは周年営業しているようなので道路整備は良い。スキー場の左手前に「室蘭岳山麓総合公園」があり、この広い駐車場に車を停める。登山口は駐車場の一角にある(舗装道路を登って真っ直ぐキャンプ場?に入っても行ける)。
 国土地理院の地形図 周辺地図
道道107号の山側に標識あり(’02.11.4) 室蘭岳山麓総合公園の広い駐車場(’02.11.4)
南尾根〜西尾根コース
 11月25日 <2008(H20) 登り1:31 下り1:26> 登山靴+軽アイゼン+スパッツ
    GPSトラックは山の地図帖「2008.11.25」へ                 北の山游詩:白と黒のオーロラ
 駐車場に到着すると、平日なのだが数十台の車が停まっていた。広い駐車場の何処に停めようか迷っていたら、一台の車が出て行ったのでその後に停める。車の停めた所は運悪く、タバコの吸殻を山盛りに捨てた所だった。吸殻を長いまま捨てている所を見ると、成金の金髪豚女郎ではお思いながら、踏まないようにして準備をする。山に登る人の中に、こんなにマナーの悪いのが混ざっているのに失望して、駐車場からキャンプ場への階段を登って行く。
 踏み固められた雪道の上に、軽アイゼンの小さな爪跡を見ながら辿ると、「登山道入口」の大きな看板が立っている。その奥に「白鳥ヒュッテ」が現れ、前庭に登山届ポストやトイレがある。ヒュッテの玄関には「朝日新聞社北海道の自然100選 室蘭岳(鷲別岳)白鳥ヒュッテ」と「西尾根コース 夏道コース(一般コース)」の看板が架かり、壁には「ヒュッテから ガンバリ岩まで320m 森林限界まで1,500m 休み岩まで1,575m 頂上まで2,176m」の看板が打ち付けられていた。登山届を出し、綺麗なトイレを使わせて頂き、南尾根へと進路を取る。
駐車場からキャンプ場へ 登山口の標識 白鳥ヒュッテ 南尾根へ
 踏み固められた雪道を辿って行くと、「水神社」の鳥居が現れたので、鳥居をくぐって祠を見に行く。鳥居の前には「水、自然の恵みに感謝し 登山の安全を 室蘭岳水神社保存会」の看板が立っていた。改めて、自然に感謝し、「ガンバリ岩」へと登って行くと、所々に古タイヤを階段にした登りになる。登り切って「ガンバリ岩」の上がると、スキー場の向うに「鷲別岬」が見えていた。
水神社の鳥居 水神社 カンバリ岩 鷲別岬
 「ガンバリ岩」には「キハダ」と思われる黒い木の実がなっていた。「ガンバリ岩」を少し過ぎると傾斜が緩くなり、真っ青な青空の下に真っ白なダケカンバの中を登山道が延びている。尾根筋には所々に岩が現れる出す。冬木立越しに隣りの「カムイヌプリ」が顔を出す。
キハダの黒い実(大×) 青空とダケカンバ 岩の尾根筋 隣りのカムイヌプリ
 標高600mを過ぎた辺りから展望が開けだしたので「カムイヌプリ750m」「上白子反462m」「イタンキ岬」を見ながら一息入れる。再び、青空に向かって登って行く。
カムイヌプリ 上白子反 イタンキ岬 青空に向かって登る
 標高650m地点で振り返ると、「上白子反」「鷲別岬」「イタンキ岬」「母恋富士」「室蘭港」「測量山」が一望された。
                               ←大
                       上白子反   鷲別岬 イタンキ岬     母恋富士 室蘭港 測量山
 大きな岩が登山道脇に現れだし、隣りの「カウイヌプリ」が一段と大きく見えて来る。振り返ると「室蘭港」が一望された。再び、真っ青な空の下を登って行く。
岩を見ながら カムイヌプリ 室蘭 山頂方向に
 山頂が間近になり、振り返ると、対岸に「駒ケ岳」が浮いて見える。西尾根の825m峰越しに「遊楽部岳」と思われる真っ白な山々が見えて来る。隣りの「カムイヌプリ」は、もう既に見下ろす位置に登っていた。
山頂直下 対岸の駒ケ岳が 遊楽部岳? カムイヌプリ
 山頂間近で、「西尾根」「水元沢(東尾根)」からの登山道が相次いで合流する。山頂に着いて、直ぐに三角点「鷲別岳」を見に行く。
十字路 山頂 大きな山頂標識(大×) 三角点
 山頂よりも展望の良い三角点からは稀府岳、紋別岳、有珠山、昆布岳、洞爺湖、ニセコ連峰、羊蹄山、貫気別山が一望された。
                     ←大
       稀府岳  紋別 有珠 昆布  洞爺湖  ニセコ連峰 羊蹄山 貫気別山
 再び、山頂に戻り、大きな山頂標識の裏手に延びている「北尾根」の登山道を下って見る。標識は無いが新しく開設された「鉱山町」からの登山道だ。登山道は尾根伝いに延びているが、結構急傾斜になって来たので、最後に冬木立越しに「羊蹄山」を見て、「来馬岳」「ホロホロ山」「樽前山」「窟太郎山」「カムイヌプリ」「上白子反」を一望して山頂に引返す。愛棒は山頂の鐘を鳴らして心配していた。
                               ←大
   来馬 ホロホロ  樽前山       窟太郎山        カムイヌプリ              上白子反 山頂
 山頂に引返すと休む間もなく、登って来た男性のシャッタ係りを仰せつかる。ようやく、山頂の岩に敷物を敷いて、ココアを飲みながら景色を楽しむ。
 帰りに「樽前山」「窟太郎山」を見て、「室蘭港」に向かって下って行く。十字路で「水元沢」への分岐から「カムイヌプリ」を見て、今度は、「西尾根」に下って行く。
樽前山 窟太郎山 室蘭港を見ながら 水元沢分岐
 コルに下ると「羊蹄山」が顔を出す。「856m峰」を見上げると山頂に岩塔が見えて来る。岩塔に向かって登って行くと、岩塔の上の方に踏み跡があったので、辿ってみると、岩塔の上から「羊蹄山」が良く見えた。
羊蹄山を 856m峰を見上げる 岩塔が 岩塔から羊蹄山を
 岩塔から本峰を見上げると、左に「樽前山」「窟太郎山」が右にスキー場や「鷲別岬」「イタンキ岬」が見えていた。
                               ←大
      樽前山     窟太郎山      室蘭岳本峰                          鷲別岬 イタンキ岬
 岩塔から下りて次の「825m峰」へと下って行く。「825m峰」からも「羊蹄山」が望め、目の前には逆光に揺れ動く「室蘭港」とその沖合いに「駒ケ岳」が望めた。再び、本峰を見上げて下って行く。
825m峰へ 825m峰から羊蹄山 駒ケ岳 本峰
 「825m峰」からは「室蘭港」に向かって下ったり、「イタンキ浜」に向かって下って行く。下りは、軽アイゼンが良く利き下り易い。急傾斜はジグを切って下って行く。「西尾根」にはほとんど木立が無いので山頂を見上げながら下って行く。
室蘭港へ下る イタンキ浜へ 急斜面を下る 山頂を見上げる
 急傾斜を慎重に下って行き、平らになると朽ち折れた大木の門が現れる。次に、清流の「ペトトル川」を渡り、少し登ると「白鳥ヒュッテ」に着く。ヒュッテの裏庭には水瓶変わりの鰊釜から水が流れ落ちていた。
朽ち折れた大木 清流のペトトル川を 白鳥ヒュッテに着く 水瓶代わりの鰊釜
 ヒュッテの前では、スノーシューズを持った男性が腰をかけていた。これから登るのか、下って来たのかはわからなかったが、スノーシューズを使うには一寸雪が無さ過ぎると思う。
北尾根コース(未踏)
 北側の「鉱山町」から「鷲別来馬川」沿いの林道に入り、橋を渡り「川又温泉」の分岐を左折すると登山口があるようだ。登山道は手入れがなされてはいるが、急傾斜とのことのようだ。
コース 南〜西尾根 南〜東尾根 西〜南尾根 西〜東尾根 東〜南尾根 東〜西尾根 カムイヌプリ

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2008(H20)年11月25日(火) 晴れ 南尾根〜西尾根コース(登り1:31 下り1:26)
 9:43駐車場→9:58白鳥ヒュッテ→10:07水神社→10:11カンバリ岩→→11:12水元沢分岐→11:14頂上11:35→11:52(855m峰)→12:01(825m峰)→12:42ペトトル川渡渉→12:50白鳥ヒュッテ→13:01駐車場