城ヶ島(29.9m)

 ポイント
 綺麗な海岸に伸びる遊歩道を辿る休日も楽しいと思う。安房崎灯台から城ヶ島灯台まで遊歩道が伸びているようだ。ハイキングコースとは言え、しっかりした靴が必要だ。家族連れに最適だ。
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 アクセス
 城ヶ島大橋(往復150円)を渡り、下りカーブになるところを右に行くと駐車場がある(駐車料金は420円)。そのまま、下ると観光地化された城ヶ島灯台に辿り着く。大橋の下には白秋記念館と城ヶ島の雨の詩碑があるようだが見過ごす。
 国土地理院地図 遊歩道地図 Google Map
案内図
 10月10日<2005(H17)年 東側一周約3.5km 1:40 西側約0.5km 16>
 駐車場から城ヶ島公園に入ると赤いゴムで舗装された道になる。雨が降っていたので、傘を差しながら歩くのには丁度良かった。北原白秋の「城ヶ島の雨」の情景が目に映る日だった。雨が降り、磯は鼠色で、 舟が行き交っている。展望台があったので上がってみると、対岸に風力発電用の風車や煙突が見えたり、雨の割には展望が良い。海を見ると展望台の横から海岸へ下る道があり、下って見る。崖には黄色いイソギクが咲いていた。
城ヶ島公園入口 展望台から イソギク 展望台から海岸へ
 海は透き通って青く、岩は泥岩なのか繋ぎ目がない。海岸に突き出た岩の上に上がると、小樽のオタモイで窓岩と呼ばれているような穴の開いた岩と白砂が綺麗に見える。この岩は水を飲んでいる犬にも似ている。少し離れたところには「馬の背洞窟」を望むことが出来る。窓岩の反対側にも道が伸びているようなので辿って見る。綺麗な入り江があり魚の泳いでいるのが良く見える。安房崎方向へは行かず、下ってきた道を登る。凝灰質砂礫岩はザラザラとしていて雨が降っていても滑らないのが有り難い。
突き出た岩の上(大×) 窓岩 馬の背洞窟を望む(大×) 綺麗な入り江(大×)
 展望台の傍を通り、ピクニック広場に下って行くと、また、海に下りる道が2つあり、奥の安房崎灯台入口と書かれた看板から下ることにする。安房崎灯台は本当に海の渕に建てられている。灯台への道は半分崩れかけたコンクリートの小道を辿る。途中には池の様に海水が溜まっている。安房崎灯台では釣人が竿を出していた。灯台に近づくと少し風が出てきたので、両手を広げると飛べそうな感覚が芽生える。
安房崎灯台 灯台への道 安房崎灯台 風の強い灯台(大×)
 帰り道の右手には藪の中に祠が見えていたがパスする。何故かピクニック広場には丸々と太った猫が多い。ピクニック広場からは松並木を辿ることにする。道端にはモイワシャジンと思われる可愛い花が咲いていた。駐車場に戻ると、うみう展望台の標識があり行って見ることにする。駐車場から歩道を辿ると左側に分岐して、今までと打って変わって山道となる。雨で濡れて少し滑る両脇に笹が生い茂った道を辿ると「うみう展望台」となる。展望台からは城ヶ島公園方向が岬のように突き出て見える。更に奥の「馬の背洞窟」へ進むと道端に南国の薫りのする赤い花が咲いていて、花に蝶々が止まっていた。
駐車場への松並木 モイワシャジン うみう展望台から 花と蝶
 「馬の背洞窟」の標識から赤羽海岸に下る道は少し藪になっていて、雨で濡れた草で衣服が濡れる。赤羽海岸に辿り着くと、岩を誰かが刳り抜いたような穴がぽっかりと開いていた。「馬の背洞窟」や「灯台」はもっと奥らしいが、風も出てきて天気が悪くなりそうなので引返す。
 車に戻って、城ヶ島灯台を目指す。城ヶ島灯台に行く前に、「海鮮丼」を食べる。食べ終わって、お土産屋の並ぶ道を通り灯台を目指す。灯台から更に長津呂崎の海岸へ下ると、断層が綺麗に見えていた。「馬の背洞窟」へも行けそうだが時間がないので、また、灯台へ戻り、ゴシック調の展望台をかすめて帰る。帰りに焼トウモトコシを買う。
赤羽海岸の穴 城ヶ島灯台 長津呂崎の断層 ゴシック調の展望台

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 二人の散歩路記録(遊びの時間含む)
 2005(H17)年10月10日(月) 曇り時々雨 東側一周約3.5km 1:40 西側約0.5km 16
 11:53駐車場→12:00展望台→12:09海岸→展望台広場→12:32安房崎灯台入口→12:39安房崎灯台→12:59入口→13:12うみう展望台→13:21馬の背洞窟→13:33うみう展望台→駐車場=車で移動=14:50城ヶ島灯台と海岸15:04