地鎮山環状列石(jichinyama:50m)

 アクセス
 北後志広域農道(愛称:フルーツ街道)を塩谷方面から余市町方向へ車を走らせ、忍路(おしょろ)に入る。忍路ストーンサークルを過ぎると、綺麗な関口花園の看板と「地鎮山巨石記念物」の縦看板がある。
 国土地理院地図  周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 看板から左折するが、道は少し笹に覆われて来て車がこするので、途中でバックする。バックがなかなか上手く行かず、愛棒に何度かやり直しがかかる。ようやく、民家前までバックして来ると駐車スペースがあったので、家の人に了解を得て停めさせていただいた。今度は、徒歩で農道を歩くと左側に縦看板があり、立派な階段を上る。階段を登り一汗かくと、看板が見えてきた。
関口花園と看板 農道から階段を登る 階段を登りきると 説明板
 北海道指定史跡地鎮山環状列石(地鎮山ストーンサークル)

所 在 地    忍 路 2 丁 目
指定年月日 昭和25年8月28日
管 理 者    小   樽   市
 地鎮山環状列石(地鎮山ストーンサークル)は、およそ3,500年前の縄文時代後期の遺跡です。
 頂上(標高約50m)の平らな地点に、高さ1mほどの立石を12個使い、長径10m短径8m
の楕円形区画をしています。昭和24年(1949)に行われた発掘調査では、中央付近の石を
敷き詰めた部分の下から、縦横2m、深さ1mの四角い墓穴が見つかりました。
 この尾根には小規模なストーンサークルが他にも存在し、周辺にも忍路、西崎山などの
ストーンサークルや忍路土場遺跡など同じ時代の遺跡が多く知られています。
 なお、貴重な遺跡保護のため、柵内への立ち入りはご遠慮ください。
小樽市教育委員会
 柵の中には発掘のため作ったコンクリートと思われる四角い枠が埋まっていて、それを取り囲むように数個の石が配置されていた。
墓穴をコンクリートで 取り巻く石
 
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 二人の散歩路記録
 2002年11月10日(日) 曇り