ゴロダの丘・伊藤整文学碑(20m)

 ポイント
 丘からは綺麗な塩谷の海が間近に望める。文学に興味が無い人でも一望の価値はある。東屋もあるので、弁当食べながらくつろげる。

 アクセス
 国道5号線の塩谷1丁目の信号から道道956号線に入り、市立塩谷中学校前の人道橋を越えて直ぐに左折する。小公園の傍には数台駐車できるスペースがある。
 国土地理院の地形図 周辺地図
 車止めの付いた小公園の入口から入ると、広場の真ん中に大きな石碑が鎮座している。石碑に近づいて行くと碑文が刻まれていて、「海の捨児 伊藤整」の文字が目に入る。暫し、碑文に見入る。
入口(↑大) 文学碑 文学碑と海(↑大) 碑文(↑大)
         海の捨児
                   伊藤 整
私は浪の音を守唄にして眠る
騒がしく 絶間なく
繰り返して語る灰色の年老いた浪
私は涙も涸れた凄愴なその物語りを
つぎつぎに聞かされてゐて眠ってしまふ

私は白く崩れる浪の穂を越えて
漂っている捨児だ
私の眺める空には
赤い夕映雲が流れてゆき
そのあとへ星くづが一面に撒きちらされる
あヽこの美しい空の下で
海は私を揺り上げ 揺り下げて
休むときもない
 碑文から目を転じて塩谷の海を見ると、碑文には似つかわしくない青い海が広がっていた。碑文の雰囲気を味わうには、鉛色した冬の海と夕焼けと星空が綺麗にみえる秋空が必要だろうか。海を見ると塩谷漁港、ポンマイ岬、樺山と見渡せる。
             文学碑                       塩谷漁港 ポンマイ岬       樺山
 海に近づいて行くと、眼下に国道5号線は走り、自動車販売の会社も見える。ポンマイ岬の先には漁港の防波堤も良く見える。海水浴客もちらほら見えるが、暑くなり大勢遊んでいたら喚声が聞こえそうだ。
 裏側の入口には伊藤整の生家の見取り図があり、ヤマブキ色の草花が咲いていた。東屋の傍には紅白に入り混じったウツギの花がさいていた。
ポンマイ岬(↑大) 生家の見取り図(↑大) 草花(↑大) 東屋(↑大)

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 二人の散歩路記録
 2009年7月12日(日) 晴れ