石倉山(500.8m) 八眺山(240m)

 ポイント  
 道は確りしているが、林の中を登るので展望は期待できない。途中にハエ叩き状の腕木が付いた電信柱や謎の〒小屋(詳細は北の探歩訪へ)がある。林道から山頂へは登山道は無いが、軽い藪漕ぎで三角点のある山頂に辿り着ける。山頂は林の中なので展望は無い。送電線の下からは朝里や張碓が覗ける。
 この山域は私有地が多く、みだりに進入しないよう心がけよう。また、道路が狭いので、駐車するときには、くれぐれも迷惑にならないように気配りも忘れないようにしたい。ゴミは必ず持ち帰ろう。
旧軍事道路張碓コース

 アクセス
 張碓の国道五号線のU字カーブの付け根から、山の方へ真っ直ぐ進み張碓川に架かる橋を渡ると駐車スペースがあり停める(車は奥にも進めるが、登山にならないので手前に停めた)。
  国土地理院地図 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月10日 <2012(H24)年 登り2:27 下り1:34>  GPSトラックは「山の地図帳2012.5.10」へ
 駐車地点から旧軍事道路を辿って行くと、真っ直ぐ行けば吹上の分岐になる。分岐を右に折れ廃屋を見ながら登って行くと、張碓川の支流沿いに延びる林道が左に分岐して行く。直角に右に折れながら登って行くと、「カフェハリウス所属施設ぼんず山」の看板がある。中を覗くが休業中のようだった。均平された旧軍事道路を登って行くと、再び、直角に左に折れる。
支流沿いの林道が ぼんず山 旧軍事道路を 左折
 右手には、関係者以外立入禁止の看板が見える(地主は侵入は論外だが、写真撮影されることも嫌っている)。八眺山に上がると、銭函の海岸が覗ける。八眺山は真っ直ぐな尾根で、新緑の林が綺麗だった。道端に、倒れた電柱も現れる。
エゾキケマン 八眺山から 新緑の林 倒れた電柱
 新緑の木立に混じって、板の腕木の付いた電柱が現れる。隣の採石場は直ぐ近くだが、木立が遮り良く見えないが、作業の音だけは身近に聞こえる。暖かさに誘われたのかクジャクチョウも飛んでいた。
板の腕木 新緑と轍 隣の採石場 クジャクチョウ
 登り切ると土場になり、本来本線のはずの軍事道路が右へ分岐して行く。〒小屋に立ち寄ろうと、真っ直ぐ進んで、下って行くと、エゾエンゴサク、エンレイソウ、まだ寝ぼけて顔を上げないキクサキイチゲやニリンソウが咲いていた。地図の窪みは雪解け水が溜まり沼になっていた。お目当ての〒小屋が現れる。近づいて見ると、以前よりも鉄の扉が錆びているように感じた。扉の蝶番もさび付いて扉は半開きのままだった。
軍事道路分岐 エゾエンゴザク エンレイソウ 〒小屋
 〒小屋から、軍事道路は薮に戻っているが、少し下って見ると小樽の海が見えて来た。海を覗いて、分岐まで引き返し、林道を登って行くと、土場から石狩湾が望める。登って行くと、土場の十字路になるので右側の道入ると、〒小屋に向かって下りだすので、引き返しす。今度は、真っ直ぐの道を選択する。林道沿いにはフッキソウも咲いて来た。
タチツボスミレ 小樽の海が 土場から石狩湾 フッキソウ
 暖かくなりだしたので、キクサキイチゲも顔を上げて来た。林道は、林道らしからぬ急登になり、一汗かかされると平らな山頂直下に到着する。山頂は地図では二コブになっていて、そのコルを通り少し下ると送電線下で林道は終わる。地図では吹上まで破線が付いているのだが、道は無い。送電線したの保守道路から、銭函と朝里側を覗くがガスっていた。
キクサキイチ 送電線下 銭函側 朝里側
 送電線したから引き返し、コルから薮の薄い所を探しながら藪漕ぎをする。10分位軽い藪漕ぎをすると、三角点のある山頂に辿り着く。山頂標識は冬用なので、木立の上に括り付けられていた。山頂からは展望が無いので、記念写真を撮すことも無く、引き返す。土場の十字路を通過し、軍事道路にでる。
引き返し 三角点 土場の十字路 軍事道路へ
 道端に落ちている欠けた碍子を見て、見上げると電柱が立っていた。八眺山から銭函や石狩湾を見ながら、明治時代の人達がどんな気持ちで見ていたのかと思いを廻らす。
碍子 新緑の並木 銭函を 石狩湾を
 5月29日 <2017(H29)年 総歩行距離10.146km 登り3:07 下り1:47> GPSトラックは山の地図帳「2017.5.29」へ
 張碓川沿いの道は、吹上への分岐になり右へ辿る。廃屋群を見ながら登って行くと、分岐になり、左の旧軍事道路を辿る。何かの施設はゲートで閉じられていた。この施設を迂回するように登って行くと、真っすぐな道になる。すぐ傍に砕石場の喧騒が聞こえるが、木立で見えない。
吹上分岐右へ 旧軍事道路左へ 施設のゲート 真っすぐな道
 真っすぐな道が曲がりだすと〒小屋分岐になる。山頂に行く前に〒小屋へ行って見る。〒小屋のドアが半開きになっているが、日露戦争の遺物にしてはまだまだ健在だった。〒小屋から朝里方向に少し奥へ辿って見るが、やはり少し藪のようだった。〒小屋分岐に戻って、改めて山頂を目指す。
〒小屋分岐右へ 〒小屋 〒小屋から奥 〒小屋分岐に戻る
 んぼって行くと変形十字路があり、車が停まっていた。左側に良い道があり、ここからも行けるかなと辿って見る。奥に行くと下って行くので、右側の少し荒れた道を登って見るが荒れだすので引き返す。再び、変形十字路へ戻って山頂を目指す。山頂が近づくと、急登になって来る。途中で、銭天と手稲山が良く見える。
変形十字路 左へ行くと 急登を 銭天と手稲山
 コル手前で山頂方向に、踏み跡が延びていたが、奥の送電線下を目指す。道は送電線したで終わり、吹上へは行けそうになかった。送電線下からは奥に石狩湾、銭函天狗山、手稲山、手前に鹿山、和宇尻山、春香山が見えていた。
                     ←大
            石狩湾      銭函天狗山 手稲山 鹿山 和宇尻山 春香山
 送電線したは日当たりが良いのでノリウツギが生き生きと咲いていた。林の中の道に咲くタチツボスミレを眺めながら山頂を目指す。前回はコルから山頂へ藪漕ぎしたが、コル手前に刈り分け道があるので、そこから入って見た。刈り分け道は山頂を通り過ぎてまだ北へと向かっていた。仕方が無く、適当な所から藪漕ぎをして山頂に辿り着く。山頂標識は無くなっていたので、三角点と記念写真を写す。
 再び、藪漕ぎをして刈り分け道に戻る。再び、刈り分け道を辿って見るが、何処までも続いていそうなので諦める。方向的には岩場の方に延びていそうで、岩場から海が見えるのではと思いながら引き返す。
ノリウツギ タチツボスミレ コル手前の刈り分け道 山頂
 帰りの道端にはゴミの不法投棄が目立ちがっかりする。道端にはウワミズザクラが咲いていた。真っすぐな道を下って行くと、朽ちかけた電柱が横たわっていた。
ゴミの不法投棄 ウワミズザクラ 真っすぐな道 朽ちかけた電柱
 特に山ではないが、昔の人が標高240m辺りに下って来ると景色が良いことから八眺山と呼んでいたようだ。今は、木立が大きくなり木立の隙間から海が見える程度になっている。何かの施設を迂回しながら下って行くと、朽ちかけた電柱が横たわっていたが、ゴミの不法投棄もひどいことになっている。レベルの低さにがっかりする。
八眺山から 朽ちかけた電柱 ゴミの不法投棄
 11月5日 <2000(H12)年 登り52分 下り56分>           北の山游詩:金色の吹雪 
 登山口から山頂を望みながら、車が十分通れる幅の砂利道を辿る。流石に昔軍事道路だった面影がある。登って行くと、ゲートがあり、銭函市街が望むことができる。この辺が八眺山と言い一番景色が良いところのようだ。吹上の見えて来る。
 始めの分岐は右に、次は左に行く(いずれも赤いテープが付いている)。間もなく、右に張碓の砕石場の削られた山(368.9)が見えるようになる。この山は削られ、いずれ無くなるので記念に写真を写す。
 頂上近くなると勾配がきつくなり、鹿の足跡も出てくる。頂上近くでまた分岐があり、両方に赤いテープが垂れているが、真っ直ぐ行くと落葉松林の中の最高地点となる。どこが頂上かわからないまま下ってしまうと送電線の下に到着する。ここからは朝里と銭函市街が送電線の下から垣間見られる。落葉松が植えられる前には小樽と札幌を見渡せた位置にあったのだろう。また、地図に載っている吹上(673.5m:藤本さんが教えてくれた)への道は何所にもなかった。
吹上が 隣の採石場の山368.9m 朝里方向 銭函方向
落葉松の紅葉
 下って行くと、登り口で会った、若いライダーは2つ目の分岐(軍事道路)を右に下ったが、道が途中から無くなっていたので、頂上の道を登ってきたと言う。初めから終わりまで落葉松林で、金色の落ち葉が舞っていた。

 =軍事道路=
 この林道は元々日露戦争当時(1904年)、海岸線を走る鉄道が攻撃されたときに、代替交通網として使うために、作られたと言われている。ライダーが行って戻って来た道が、正に、軍事道路で、今は、途中崖崩れで通行不能なようだ。この道路の張碓側と朝里側に、〒のマークが付いた扉付きの同じ建物がある。用途はいかに?詳細は「石倉山」の冬山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2012(H24)年5月10日(木) 曇り 登り2:27 下り1:34
 8:52張碓川に架かる橋→8:54和宇尻分岐→9:07T分岐(左)→9:30八眺山266地点→9:52分岐→9:57〒小屋10:07→10:12分岐→10:58送電線下→11:08藪漕ぎ開始→11:19山頂11:21→11:31林道へ→12:01軍事道路へ→12:20八眺山266地点→12:42分岐→12:54和宇尻分岐→12:55駐車地点
 2000(H12)年11月5日(日) 曇り、雨 登り52分 下り56分
 11:25登山口→11:57第二分岐→12:17送電線下12:24→12:41第二分岐→12:08第一分岐→12:18登山口