東中山(961.7m)
中山峠旧国道コース

 ポイント
 中山峠の手前に昔の国道があり、その旧国道沿いに東中山(三角点名、東中山は蓬●(來の草冠)山(以降蓬莱山)の奥にもある)がある。山スキーというよりは歩くスキーに近い。

 アクセス
 国道230号線を走り、中山峠近くなると、「洞爺湖59km、喜茂別21km」の標識が出てくる。ここが旧国道の入り口で、この入り口には数台停めることが出来るスペースが除雪されていた(中山峠側にも広い駐車スペースがある)。早速、入口の雪を整理して車が入れるようにする。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2010.1.8」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 12月21日 <2002(H14)年 登り1:19 下り48 スキー旧道除雪済み>   北の山游詩:白い流れ矢
 国道206号線沿いの駐車スペースに車を停め、国道の縁をスキーを持ちながら歩いて旧国道の入り口に向かう。途中は交通量が多くて気を使う。旧国道の入り口には道路保守の車が駐車していて、駐車するスペースは無かった。始め、ゲートのあることを分からず通過する。
 ゲートの奥にも1台停まっていて、駐車スペースは十分あったので、ここにすれば良かったと思った。道は今除雪した感じで、トラックが走った跡が残っていた。道はほんの少し登りで、登って行くうちに下ってしまう。
 旧国道を歩いていると、トラックが建設機械を積んで登ってきた。慌てて、雪の道端へ避難する。やれやれと思っていたら、今度は除雪車が来た。また、雪の中へ避難する。除雪車の後ろにはライトバンが付いてきていた。窓があいて、作業員が首をだす。
 道路のケートを閉めるけど、車は大丈夫かと聞いてきた。国道沿いの広い駐車スペースに駐車したと話すと、安心したようだった。ところで、熊が 1週間前に出ていたが、知ってるかいと言う。どうやら、冬眠しない熊がうろうろしていると言う。熊は怖くないかと聞くので、怖いと言うと、怖かったらなん でこんなところに来るんだと不思議がっていた。
旧国道を行く コルから右へ なだらかな斜面
 変な話しを聞いたので、仕方が無く、鈴を出し、カセットテープのナツメロ楽団を呼び出す。979m峰とのコルになったので、道路から離れてラッセルをし ながら尾根を登る。尾根は国道側が切り落ちていて、頂上まで、雪屁が続いて見えた。この尾根からは国道が見えた。展望の良いところに違いないのだが、今年 は3回連続中山峠は吹雪だった。
 雪屁から離れて、山頂を目指す。細い白樺林の山頂は吹雪いていて展望もなし。それでも国道側の急斜面を見ながら昼食をする。
尾根から国道を 山頂を 太陽が隠れたまま 山頂(大×)
 帰りは忠実に、登ってきたトレースを辿るが、ところどころもう風に消されていた。今日は、向かいの979mを登る予定だったが、吹雪いていて何も見えないのでやめにした。国道の出口に着くとゲートがしっかり閉まっていた。
 国道沿いを歩くのも、怖いので、グレーダのウイングで除雪した道路沿いの一段高いところをラッセルしながら駐車場所にかえる。
国道側の急斜面 頂上の細い白樺 旧国道から国道を ゲートに帰る
 1月8日 <2010(H22)年 登り1:45 下り57 スキー新雪15cmラッセル>
 旧国道入口は除雪された跡が壁になっていたので、スコップで崩したが、それでも足りず崩しながら登って行く。旧国道に上がると、頭の上には青空が広がっていた。見上げると、丁度、2機の戦闘機が飛行機雲を引きずって飛んでいた。旧国道には軽目の新雪が15cm位積もっていたので、ラッセルしながら進んで行く。道端の林には、ウサギが飛び跳ねた足跡も見える。
旧道入口の壁 飛行機雲 新雪の旧道 ウサギの足跡
 支笏湖の山々の端には独特の形をした丹鳴岳が望まれる。新雪の旧道を辿って行くと、行く手に目指す山頂が見え、札幌岳も顔を出して来る。
丹鳴岳 新雪の旧道 目指す山頂が 札幌岳
 道の延長線上には目指す山頂が現れるが、手前のコブが山頂に見えてしまう。国道の延長線上に札幌岳も見えて来る。ようやく、979m峰とのコルが近づいて来る。道の右側が崖になっていたので、雪玉を転がして落ちた距離を競い合う。
目指す山頂が 札幌岳と国道 コルが近づく 雪だるま遊び
 右側が崖なので展望が開け、狭薄山、漁岳、小漁岳、フレ岳、丹鳴岳が一塊に、少し離れて、頭だけのホロホロ山と徳瞬瞥山が見渡せた。漁岳の手前には大二股山が見えていた。
                     ←大
                狭薄山   漁岳 小漁 フレ 丹鳴岳            ホロホロ・徳瞬瞥山
 国道の喧騒から離れると、979m峰のコルに到着する。適当な所から白樺の幼木の林に入り山頂を目指す。途中、アフガンハウンドや鳥の形をした雪の造形に出会う。山頂にしては早すぎると思ったら手前のコブだった。
コルが目の前に アフガンハウンド 鳥の形 コブ
 コブからは喜茂別岳、並河岳、中岳、庚申草山が何とか冬木立を交しながら見る。山頂はなだらかな主稜線の奥に見える。
喜茂別・並河岳 中岳 庚申草山 山頂が
 山頂への主稜線からは狭薄山、漁岳、フレ岳、小漁岳、丹鳴岳、少し離れてホロホロ山、徳瞬瞥山が良く見えるようになってくる。
           ←大
                 狭薄山   漁岳 小漁 フレ 丹鳴岳            ホロホロ・徳瞬瞥山
 中山峠に対峙している同じ名前の東中山や反射板の見える幌滝山も見えるようになる。
           ←大
小漁 フレ 丹鳴岳              ホロホロ・徳瞬瞥山          東中山       幌滝山
 主稜線では目の前に山頂を見ながら辿るが、所々で林の中に入る。林の中にはエゾリスや鳥の形をした雪の塊が目を和ませる。山頂を見上げると山頂周辺は幼木で覆われているようだ。
山頂が エゾリス 山頂
 尾根からは国道が下に見えていた。白い肌に白い雪の付いた白樺の幼木林の中を登って行くと、白い雪原に、木立の黒い縞模様が現れる。登り切ると山頂になる。北側は林なので、南側の山々を眺めながら休憩する。スキーを外すと、雪に埋まるので、スキー板の上に腰掛ける。早速、AL0.00%の麦芽風味の炭酸飲料の缶を雪に刺し、冷やしながら飲む。飲み終わると、今度は、温かなココアを飲む。残念ながら昼には早かったので、オニギリは下山してからにした。
国道が 雪の付いた幼木 白樺に付着した雪 雪原の縞
 山頂からは中山峠側が良く見え、この山と同じ名前の東中山、幌滝山、アンテナ群のある蓬莱山、洞爺湖、尻別岳、昆布岳、境岳と連なっていた。
                     ←大
            東中山      幌滝山     蓬莱山         洞爺湖 尻別岳 昆布岳   境岳
 白老三山、ホロホロ山、徳瞬瞥山を遠望しながら休憩している内に、中山峠側が晴れ出し洞爺湖が良く見えるようになる。尻別岳も真っ白な山容になり、その隣りに昆布岳も良く見えてくる。
白老・ホロホロ・徳瞬瞥 洞爺湖 尻別岳 昆布岳
 札幌岳方向が木立が邪魔で見えないので、少し北側に行き、狭薄山から徳瞬瞥山を眺めて山頂を後にする。
                     ←大
              狭薄山   漁岳 小漁 フレ 丹鳴岳        白老岳 ホロホロ・徳瞬瞥山
 山頂からなだらかな斜面を下り、コブを避けて小さなゲレンデを滑り下りる。滑っている最中に、木立越しだが喜茂別岳、並河岳、中岳、雲が取れた無意根山が見えていた。
           ←大
         喜茂別岳    並河岳       中岳          無意根山
 帰りの旧道からは青空も多くなり、狭薄山、漁岳、小漁岳、フレ岳、丹鳴岳が朝よりも良く見えていた。
                     ←大
                   狭薄山   漁岳 小漁 フレ 丹鳴岳
 山頂を振り返ると、青空の下に見えていた。旧道を帰っていたら、2機のヘリコプタが飛んで来た。頭の上を通過したのはHBCのヘリコプタだった。平らな旧道なので、愛棒は少し遅れ気味で、待ちながら帰る。旧国道の入口からは丹鳴岳が良く見えていた。
山頂を振り返る HBCのヘリ 平らな旧道 旧道入口

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2010(H22)年1月8日(金) 晴れ 中山峠旧国道コース 新雪15cmラッセル 登り1:45 下り57
 8:54旧道入口→9:59コル→10:13コブ→10:39頂上11:11→11:24コル→12:08駐車場
 2002(H14)年12月21日(土) 雪 中山峠旧国道コース 旧道除雪済み 登り1:19 下り48
 9:46国道沿いの駐車場→10:26コル→10:44コブ→11:05頂上11:4412:32駐車場