早月山(hayatukiyama:629.6m) =早月林道は荒れ放題・登山道は閉鎖中(2013.10.31現在)=
コース 岩 屋 財 田

 ポイント
 展望は最高、終始洞爺湖を見て登り、後半は突然、展望が開け羊蹄山が顔を出す。
 岩屋コース:以前あった「鹿の踊り場」「苦労坂」「見晴らし台」等の標識は撤去され、替わりに「社有地につき立入禁止」の看板があり、登山道は手入れないようです。地主は蒲田にあるsoftの会社のこと。
 財田コース:早月林道は荒れ放題、林道から延びている道もゲートが閉ざされています。
 以前、洞爺青少年自然の家で、岩屋コースの整備も実施され、烏帽子(岩)岳と共に親しまれた山なので残念だ。

=財田(たからだ)コース=

 アクセス
 札幌から国道230号線を走り、大原から洞爺湖の湖畔道路(村道132号線)を壮瞥方向へ向かう。「早月」の道路標識にしたがい、左折する。舗装が切れた最終人家前に、「早月の滝あと2.7km」の標識があるが、「全面通行止」の看板も立っている。インターネットで検索した時には、滝まで車で行け遊歩道もあることになっていたが、状況は全く違っているように感じられた。仕方がなく、邪魔にならないように舗装道路の路肩に停める。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「山の地図帳2013.10.31」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 10月31日 <2013(H25)年 登り2:22 下り2:01 放牧地跡ゲートまで往復15.169m>
 舗装終点に路駐し、「早月の滝あと2.7km」の道標に従い、早月林道を歩き出す。林道の入口から砂利道になるが、綺麗に整地されていた。山の紅葉も綺麗な所もある。間もなく、バリケードがあり、「雨天時落石の恐れがあるため通行止とします。洞爺湖町」の看板も架かっているが、雨が降っていないので自己責任で入らせていただく。
舗装終点 道標 紅葉 バリケード
 結構、良い林道なのにと思いながら辿って行くと、道の両脇から枯れ草が覆 いだす。おまけに、愛棒が、獣の臭がすると言い出す。すると、川の向こうで、馬か牛がくしゃみをしているような音が聞こえるので、立ち止まり耳を澄ます。空耳かと思って歩き出すと、再び、クシュンと獣のくしゃみがした。帰りは要注意の箇所だと肝に命じる。おまけに、ドングリ 風のタヌキの溜め糞もでてくる。
 林道は、崖崩れはさほどではなかったが、水浸しで雨裂が道路をズタズタにしていた。車両通行は全く無理の状態だった。綺麗な早瀬を見ながら、落ち葉の下の砂利に足を取られながら辿って行くと橋があり、早月川の右岸から左岸に渡る。広場の奥に、「魚留ノ滝」の円い看板を見付けて近づくが、遊歩道らしきものは無い。川の下流を見ると、二本の電柱みたいのが川に架かっていた。この先を見るが、遊歩道らしき道はない。インターネットの情報では、難なくこのところを乗越で、ソウベツ川に下りているのだがレベルが違うようだ。
荒れた林道 早瀬 滝の看板
 今度は、紅葉した三角点:二又を見上げながら、大きな岩に載っている「早月の滝」の看板を探す。橋になっても無 いので、橋の下を見たら滝の上ではないかと思う流れがあった。
 橋を渡り、今度は、ソウベツの滝等が案内されている看板を探すことにする。橋を過ぎると、再び、良い道になるが看板は無い。道が、Uターンする格好で三角点:二又方向に上がって行く分岐に、何も書かれていない板は立っていた。この板が看板なのだろうかと思いながら先に進む。
三角点:二又 雨裂 早月の滝の上 道が良くなる
 再び、水浸しで荒れた林道に入り、橋を渡って奥へと進んで行く。早月山に近づくと、沢沿いに ピンクテープが垂れていた。ここからなら、一直線に山頂に行けると思うが、ハイカーのすることではない。地図では、ドンドン山頂から遠ざかって東へ進む。最後に、Uターンする格好で、三角点:仲洞爺878.6mの西尾根に上がる。分岐近くには、早月林道の標柱があり、「狩猟解禁中/発砲注意」の看板が添えられていたが、バリケードは横に置かれていた。
 今度は、北湯沢に繋がっている東湖畔線の分岐を右に行くと、早月釜谷林道の標柱があり、その手前で放牧地跡へ右折する。
林道の標柱 分岐 放牧地跡へ
 作業道を辿って早月山へ向かうがゲートが閉じられ、草むらに軟件興行管財株式会社の看板が置かれていた。ゲート伝いの柵の周辺は綺麗に笹刈りされていた。ゲートの奥には昆布岳が真正面に見え、少し角度を変えると早月山も見えていた。ここで、早月山を目の前にして、引き返す。企業買収で、楽しみの山が一つ無くなったと思いながら引き返す。大木を振り返ると、早月山も見えていた。
作業道 ゲート 早月山を 早月山を
 東湖畔線の分岐と思われる最高地点で、記念写真を撮し下山を開始する。途中、本貫気別山と思われる山、筋が綺麗な早瀬、雲のかかった羊蹄山を見ながら下って行く。
最高地点(大×) 本貫気別山 早瀬 羊蹄山
 林道の敷地にもゲートの所にあったsoftの文字の境界石と似たものが散見された。早月川も会社の持ち物になったのだろうかと思いながら綺麗な早瀬や清流を見ながら下って行く。
 再び、早月の滝に辿り着くが、看板も遊歩道も見当たらなかったので、橋の袂の近くにある岩にしがみついて、早月の滝をなんとか横から見る。早月の滝の上からも見えるかと近づくが、水量が多いので止める。
早瀬 清流 早月の滝の横 早月の滝の上
 角点:二又の紅葉した崖も綺麗だった。通行止めの原因箇所は落石は無かったが、岩が剥離して落ちた跡はあった。荒れた林道を下って行くと、早月1号橋に辿り着く。ソウベツ川の砂防ダムは綺麗な白い筋を描いて落ちていた。
三角点:二又の崖 落石の危険箇所を 荒れた林道 砂防ダム
 早月1号橋の袂には「早月の滝あと1.2km」の看板が立っていた。朝の問題箇所に差し掛かり、タヌキの溜糞を探すが、ドングリ混じりの糞は探せず、別な普通の糞を発見する。良い道に戻り、最終人家が現れると、綺麗な紅葉の山が見えて来る。
早月の滝あと1.2km タヌキの溜糞 良い道に 最終人家が
 =観光案内考=
 早月の滝は、様々な観光案内のHPで紹介されているが、観光客やハイカーを失望させる存在になっている。「湖畔の宿 洞爺かわなみ」でも洞爺湖おすすめ景勝地に選ばれているが、道の両脇から夏草が生茂り、雨裂が酷い林道は人がやっとで車が通れる状態には程遠い。現在、早月林道は通行止になっているが、荒れ果てた遊歩道と共に果たして開通できるのだろうか。ハイカーの目の前から早月山と共に滝も消え去るのだろうか。
コース 岩 屋 財 田

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2013(H25)年10月31日(木)  曇り 登り2:22 下り2:01 作業道ゲートまで
 8:07路駐→8:511バリケード→8:34早月の滝あと1.2km→8:41魚留ノ滝看板→8:45二号砂防ダム→8:49三号砂防ダム→8:59早月の滝→9:09看板跡の分岐→9:17橋→9:42P482→9:59P547→10:17P645→10:19分岐→10:21放牧地跡の作業道へ→10:29ゲート10:34→10:42林道へ→10:44分岐→11:04P482→11:41看板跡分岐→11:49早月の滝→12:06魚留ノ滝看板→12:15早月の滝あと1.2km→12:25バリケード→12:35路駐