函館山(臥牛山:334m) |
御殿山(334m) つつじ山(306m) 八幡山(295m) 入江山(291m) 牛の背山(288m) 地蔵山(286m) 水元山(280m) 観音山(265m) 薬師山(252m) 千畳敷(250m) 汐見山(206m) エゾダテ山(129m) 鞍掛山(113m) |
登山口別 | 旧登山道 | つつじ山 | 車道 | 七曲り | 観音 |
ポイント 函館山は大雪山と同じように、13ピークを総称して呼ばれている。山頂標識が無い山や閉鎖されている山もある。案内図や道標の呼称が統一されていないので分かり難い。 ピークが多いのでその分、登山ルートも多く、家族の好みや持ち時間に合わせて楽しめる。低山なのに花が豊富で、要塞遺構など歴史の実感も味わえる。 ![]() |
七曲りコース (七曲り→地蔵山→千畳敷→入江山→つつじ山→御殿山) |
アクセス 立待岬の道標に従い岬を目指す。岬の駐車場へ来た道は一方通行なので、別の一方通行の道を引き返すとカーブの途中に登山道がある(車で一人の場合は駐車スペースがないので岬の駐車場を使うことになる)。 国土地理院地図 GPSトラックは「2017.10.2」の地図帖へ 周辺地図 |
10月2日 <2017(H29)年 総歩行距離5.362km 1:40> |
愛棒に立待岬の駐車場の分岐まで送ってもらい準備をする。準備を終えて登山姿で七曲り入口まで送ってもらう(七曲り入口には駐車スペースが無いので)。登って行くと直ぐに鞍部の鞍掛山入口になるが、残念ながら閉鎖されていた。トラロープに「植生回復中立入禁止/ここは指定コースではありません/ご協力をお願いします。/函館山管理事務所/函館山ふれあいセンター」の看板が2枚ぶら下がっていた。ハイキングコースマップには登山道が延びているが残念だ。植生が回復したら藪になるので事実上の閉鎖ということなのだろうか。ジグを切って登って行くと、カーブに境界石が目立っていた。登山口に落石注意の看板があったが、大きな岩の傍には剥がれそうな石も散見される。 |
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案内図 | 七曲り入口 | 鞍掛山入口 | 大きな岩 |
この登山道の曲りの数は7つでは無く27だという人もいるが、登って見てなるほどと思う。七曲りの登りを半分ほど過ぎたあたりにベンチがあり展望も開けて来る。登山道に石垣が現れ、トリカブトも咲いて来る。将棋の駒の形をした18と記された板が木に括られていたが、何のためだろう。七曲りを登り切ると地蔵山見晴台に到着する。ここからは鞍掛山や立待岬が覗ける。 |
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展望が開け | 石垣の様 | トリカブト | 地蔵山見晴台から鞍掛山 |
「地蔵山見晴台」「千畳敷見晴ケ丘0.6km」の道標に従い平になった道を辿って行く。パラボラアンテナ群が現れ地蔵山(280m)になるが山頂を踏めないまま千畳敷のトイレ横に出てしまう。 |
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道標 | パラボラアンテナが | 地蔵山 | 千畳敷トイレ |
千畳敷広場の一角には東屋(千畳敷休憩所)があり、そこから函館市街が一望される。振り向いて、広場の一番奥の道を登って行き登り切ると、図根点が現れる。このピークは300mだが山の名前が付いていないようで、コース案内板には千畳敷砲台跡(戦闘指令所)と記されている所のようだ。 |
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函館山が | 函館市街が | 現在地 | 図根点 |
ピークからは目の前に馬の背山、水元山、御殿山、遠く函館市街地の奥に横津岳、庄司山、蝦夷松山、三森山、恵山岬が見えていた。標識は無いが千畳敷見晴ケ丘なのだろうか。 |
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馬の背山 水元山 御殿山 横津岳 庄司山 蝦夷松山 三森山 |
要塞の中を抜けると、函館市街地が見える。 |
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要塞の中 | 函館市街地 |
11番の石仏が現れ、要塞の中へと入って行く。 |
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要塞の中 |
要塞の中は複雑で、下りて行くと袋小路の所もある。 |
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11番の石仏 | 要塞の中 |
袋小路の要塞を上から眺めながら歩いていると砲台跡と思われる所が出て来る。中は草刈り中だったのでパスして進んで行くと、12番の石仏と皇太子殿下御野立所の石碑が鎮座していた。碑陰を見ると明治44年8月22日と刻まれていた。 |
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袋小路の要塞跡 | 砲台跡? | 12番 | 記念碑 |
手入れのされていない要塞跡を過ぎると「月見台」「牛の背見晴所0.3km→」「←千畳敷見晴ケ丘0.4km」の道標が現れ、初めて月見台だと気が付く。傍に9番の石仏も鎮座していた。間もなく、案内図が出て来るので現在地を確認する。ここから、引き続き千畳敷庫コースを辿ることにする。 |
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要塞跡 | 月見台 | 9番 | 現在地 |
道端に13番観音への道標がある。入って見ると直ぐに13番観音が鎮座していた。道端には、14番、15番と鎮座していた。 |
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13番 | 13番 | 14番 | 15番 |
カワラナデシコの花を眺めながら辿って行くと愛棒から電話が来て山頂に居るから早く来いと言う。先を急ぐが入江山の分岐になる。分岐には16番が鎮座し、愛棒の待つ山頂が見えていた。入江山を通過するのも寂しいので、入江山へと足を運ぶ。 |
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カワラナデシコ | 入江山へ | 16番 | 山頂 |
途中に、寂照塔と刻まれた石碑がある。観測所跡を上から一回りする。 |
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寂照塔 | 観測所跡 |
入江山(291m)から観音山、山頂、をつつじ山を眺める。 |
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観音山 山頂 つつじ山 |
観測所跡の中に入り、外側に延びる道を一回りしようとしたら18番の石仏が鎮座していた。観測所跡を一回りして引き返す。分岐から御殿山第二砲台跡に入る。 |
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観測所跡の中 | 18番 | 砲台跡に |
御殿山第二砲台跡には似たような砲台跡が3つ連続して現れる。 |
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御殿山第二砲台跡 |
御殿山第二砲台跡に併設して細長い芝生のつつじ山広場があり、上がって見ると函館山の自然、函館山の地質を解析した看板が設置されていた。道端には丸い石が目に付くが何だろうと思う。 |
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函館山の自然 | 函館山の地質 | つつじ山広場 | 丸い石 |
つつじ山の駐車場に出て、山頂を見上げる。駐車場の一角には「←五天山・千畳敷→」の道標や、「御殿山第2砲台跡」「函館山散策コース案合図」が設置されていた。看板を見ると、つつじ山には四阿があったようだが、見落としたことに気が付く。 |
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山頂 | 道標 | 第二砲台跡解説板 | 案内図 |
駐車場の一角にある道標「階段(旧砲台跡)」を振り返って、山頂を目指す。途中に、「観音森0.5km↑」「←入江山0.5km」「観音コースへ→」の道標が設置されていた。道路を横切り登って行く。 |
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道標 | 山頂 | 観音コース | 道路横断 |
再び、道路を横切って登って行くと「←展望台」「つつじ山駐車場→」の道標があった。展望台に向かって登って行くと、少し奥まった所に石仏群があり、その中に21番と22番の石仏があった。直ぐに23番の石仏も現れる。 |
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道標 | 21番 | 22番 | 23番 |
山頂の広場には解説板が複数設置されていた。 |
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函館山と人 | 函館山と人 | 函館山と砂州 | 函館山の地質 |
市街地や登って来た立待岬を眺め、広場を見渡す。 |
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市街地 | 立待岬 | 広場 |
広場には日時計、三角点、函館要塞や函館山の自然の解説板もあった。 |
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日時計 | 三角点 | 函館要塞 | 函館山の自然 |
ブラキストンのレリーフは修学旅行の記念写真と同じように鎮座していた。ロープウェイの山頂駅を眺め、「津軽要塞と函館山の植物」「函館山」の解説板や伊能忠敬のレリーフを見て、駐車場で愛棒と合流する。 |
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ブラキストン | 山頂駅 | 伊能忠敬 |
登山口別 | 旧登山道 | つつじ山 | 車道 | 七曲り | 観音 |
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二人の山行記録 2017(H29)年10月2日(月) 七曲り・千畳敷・入江山・つつじ山コース 曇り 総歩行距離5.362km 1:40 13:45立待岬分岐→13:52登山口→13:53鞍掛山分岐→14:14地蔵山見晴台→14:21千畳敷広場→14:28千畳敷見晴ケ丘→14:38月見台(牛の背山見晴所)→14:41分岐左へ→14:56分岐入江山へ→15:01入江山観測所→15:07分岐つつじ山へ→15:10砲台跡→15:15つつじ山駐車場→15:23山頂→15:25山頂駐車場 |