恵山(617.6m)461m峰  山頂OK
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 ポイント
 八幡川コースにはお花畑があり、P461mからの展望も良い。椴法華十三曲コースは海が綺麗で、林道の途中から恵山荘からの散策路(森林浴コース)も合流する(旧夏山ガイドの愛読者様へ:2つの登山口とも状況が一変しているので注意(特に八幡川)
 賽の河原コースは一般的だ。
 国土地理院の地形図 周辺地図
恵山岬から恵山を
八幡川〜岬眺望〜権現堂〜椴法華十三曲コース

 アクセス
 八幡川コース:函館市新八幡町(旧椴法華村)の法龍寺や光円寺のある八幡川沿いの道に「八幡川コース登山道」の標識がある。その南側に延びる林道に入る。最初の砂防ダムは左へ迂回、最後の砂防ダム(第3)に駐車場がある(5台程度が駐車可能)。
 十三曲コース:恵山岬灯台や恵山荘への道を辿ると、河岸段丘に上がって直ぐ右(函館市恵山岬町と元村町の境目)に、登山道入口がある。入口はぎりぎり恵山岬町側にあり、「恵山登山道」の看板が灯台方向を向いて立てられている。入口には広い駐車スペースがあり、公園の様な雰囲気だ。この奥の道を進むことになるが、直ぐに二股になり、テトラポットが置かれている方の林道に入る。車で「十三曲」の取り付きまで入れるが駐車スペースは無い。
 5月25日 <2006(H18)年 登り2:25 下り57>    GPSトラックは山の地図帖「2006.6.25」へ
 林道入口⇒19⇒登山口⇒52⇒P461m⇒24⇒岬展望台⇒50⇒頂上⇒57⇒恵山岬町駐車場
 今日は、八幡川コースから登り十三曲コースに下るので、最初に恵山岬町の登山口に行き、愛棒と落ち合う場所を確認する。その足で、新八幡町に戻り八幡川コースの入口を探す。半信半疑で八幡川沿いの法龍寺や光円寺のある狭い道を上がって行くと、登山道らしい林道を見つける。近くに居た犬と散歩中のご婦人に聞くと、丁寧の教えてくれた。お礼を言って、林道入口に戻ると、林道の反対側にある作業現場のようなところに「恵山登山道八幡川コース」の真新しい道標が立っていた。
 私は林道入口で、愛棒と別れて登って行くことにする。愛棒は賽の河原駐車場周辺で時間をつぶすと言って車を走らせていった。林道は、左が杉で右がカラマツなので、本州と北海道が同居している奇妙な感じだ。間もなく、真新しい砂防ダムが現れ道はダムを中心にして分岐する。私は迂回はしているが幅が広い左の方を進む。八幡川の砂防ダムを作ったためか、林道も奥へ行くに従い良くなる。これなら愛棒にもう少し奥まで乗せてもらえば良かったと思いながら登って行くと、真正面に雲のかかった海向山が見え出す。
林道入口 コース入口(大×) 砂防ダム(車は左) 海向山
 登山口へは林道を辿っても行けるようだが、道標に導かれ砂防ダムを見ながら登って行く。林道は、第三砂防ダムで終りになり、ドン尻は駐車場になっていた。駐車場の傍の登山口には、林道の入口にあった看板と同じものが立っている。登山道に入ると、直ぐにイチヤクソウが顔を出す。
道標 3号砂防ダム 登山口 イチヤクソウ
 迷い易いところには道標が立ち並ぶ道南らしからぬ気配りがある。空沢を渡り、進んで行くと、真っ白なギンリョウソウが道端に咲いている。沢地形を大きくトラバース気味に進むと、また杉の根元にもギンリョウソウが咲いていた。林のトンネルから、いきなり展望が開けだし、柵と道標に突き当たる。この開けたところから海向山が真正面に見えている。この延長線が、賽の河原や海向山へ向う旧道に違いないと思う。
道標 ギンリョウソウ(大×) 旧道の柵と道標 海向山
 森林と高山植物帯の境目にサラサドウダンとシャクナゲが咲いていた。サラサドウダンはとうに花の時期が終わっていたが、奇跡的に1房が咲いてた。登山道は南から東へ直角に向きを変えP461m峰に向かう。道端にはサラサドウダンツツジの落ちた花が何かの抜け殻のように地面に転がっている。この斜面はお花畑でガンコウランとイソツツジが多い。真っ白なイソツツジが最盛期は過ぎたとはいえ綺麗に咲いていた。フレップやマルバシモツケも咲いていて、斜面は真っ白に見えた。カミキリムシ?も花の上をせっせと動いていた。
サラサドウダン シャクナゲ イソツツジ カミキリムシ?(大×)
 登山道はガンコウランとイソツツジが主体の高山植物の中を進むこといなる。時には踏みつけなければならない所もあり、気が気ではない。高度を上げるとP461m峰越しに海も見えてくる。P461m峰に上がると、一気に展望が広がり恵山の火口や駐車場が見えてくる。駐車場に愛車が停まっていたので、一応手を振り、愛棒に電話をするが、駐車場は圏外のようで、繋がらない。仕方が無く、高山植物帯を登り、461m峰の最高点に立ち寄り、岬展望台(P390m)に向かう。途中に、布基礎が現れその中にもマルバシモツケなどの高山植物が生えていた。430m峰は左から巻いて下る。道は作業道らしく幅が広く、タイヤ跡も付いている。それでも高山植物は道端や道の真ん中にも生えている。
恵山 高山植物帯 布基礎 マルバシモツケ
 430m峰は左から巻いて下る。道は作業道らしく幅が広く、タイヤ跡も付いている。それでも高山植物は道端や道の真ん中にも生えている。岬展望台の分岐からは左折して展望台に向かうが、道端に馬糞と思われる塊があった。国定公園内にも野生馬が走っているのかと驚く。階段状の道を人登りすると、展望台に着くが、生憎の天気で何も見えないので、早々に引き返す。
岬展望台へ 馬糞 階段 岬展望台
 最初は椴法華コースに下ろうと思って少し下るが、愛棒が駐車場から登って来るかもしれないと思って、来た道を帰る。分岐に戻ると、愛棒の声が聞こえ、無事再会する。愛棒は火口や展望台に行って来たようだ。権現堂コースに戻って溶岩を見ながら権現堂コース入口を目指す。
椴法華分岐 分岐から恵山 展望台分岐(大×) 溶岩を
 愛棒と権現堂コースで別れ、私は山頂を目指し、愛棒は駐車場所に戻る。山頂までは雲が覆い展望はないが、奇岩を見ながら登って行く。
権現堂コース入口(大×) 愛棒が帰って 奇岩 奇岩
 途中、火口を覗いたり、火口原に延びる賽の河原コースを見下ろしたりしながら溶岩の登山道を登って行く。山頂近くになると、何と以前はなかった山頂標識が立っている。山頂に上がり、直ぐに権現堂の前に行き麦芽風味の炭酸飲料を飲みながら、晴れるのを待ったが依然として晴れない。
火口 賽の河原コース 溶岩の中を 頂上
 鳥居のある山頂からも何も見えないので、仕方がなく下山しだすと、青空が覗いてきた。いまさら、また頂上に引き返す気にもなれず、見上げるとやけに青空がまぶしい。青空の下ではイソツツジの白い花が一段と綺麗に見える。奇岩の前には白いイソツツジ、後ろには境目の付かない青空と青い海が綺麗だった。
           ←大
青空と海と奇岩と花
 奇岩の前に広がる白いイソツツジのお花畑を振り返りながら、下山をする。時には噴煙と雲の切れ目から海向山や461m峰、岬展望台(390m)と青い海が顔を覗かせる。
花畑 噴煙と海向山 海向山と461m峰 岬展望台と海
 権現堂コースの入口に向かって下って行くと、椴法華コースの登山道がくっきりと見えていた。椴法華コースの分岐から十三曲コースに折れ、一旦、展望台の分岐まで登って、一目散に下る。岬展望台の分岐を通過すると、潅木のトンネルに入る。
椴法華コース 椴法華分岐 展望台の分岐まで 潅木のトンネル
 このまま展望の無いところを下るのかと思うと憂鬱だと思ったら直ぐに海が見え出す。振り返ると奇岩が林立していた。目の前に広がる、恵山岬灯台、定置網、元村漁港の防波堤、銚子岬の海岸段丘を交互に見ながらジグを切って下る。十三曲と名付けられているだけあって目まぐるしく方向が変化する。最後は、林道に飛び出し林の中を下ると、「恵山登山森林浴コース(恵山荘分岐)」も現れる。今はこの道がメインらしいが、あまり歩かれていないようだった。
恵山岬灯台 振り返ると 漁港の防波堤 道標
 途中に「椴法華方面1194m」の道標や「恵山登山森林浴コース/恵山荘まで700m」の看板が立っていた。銚子岬の海岸段丘を見ながら登山道を下り、林道にでると大きなテトラポットが道端に設置されていて、道は二股になる。道端には看板が投げ出されていて、見えないので、ひっくり返して見ると、ハチに注意と書かれている。真っ直ぐ下って行くと駐車場に愛棒が待っていた。
道標(大×) 看板 林道入口 銚子岬
賽の河原〜権現堂コース

 アクセス
 道道635号線から恵山温泉方向に上がって、恵山道立自然公園の賽の河原駐車場を目指す。駐車場には我々だけだったが、そのうち1台が到着する。
 10月26日 <2001(H13)年 登り56 下り48>
 登山口や登山道は良く整備され、ハイキングに最適だ。始めから恵山の全景が見える。恵山の火口の下ではなにやら工事をしていた。舗装した権現堂コース(距離1979m)を登って行くと、やたらと、石仏(お地蔵さん?)が目立つ。途中、椴法華からの登山道がくっきり見え、どんどんそちらの方へ行くので、少々不安になり、後続の若い男性に聞く。埼玉の人だったが、笑って教えてくれた。
登ってすぐの全景 海向山を見ながら 火口との分岐 火口の左を行く
 奇岩を見ながら登って行くと、権現堂コースの立派な看板が立っていた。登山道は奇岩の中に延びている。
奇岩 権現堂登山口(大×) 奇岩 奇岩の登山道
 丸太の階段もあるが、骨組みだけで歩き難いので、その横に踏み跡が延びている。奇岩越しに振り返ると海向山が見えていた。登山道は火山灰の荒涼とした道になるが、青い海が見えて来る。恵山の紅葉はどうやら、最後のようだったが綺麗だった。引き続き、ゴツゴツとた岩や形の面白い岩を見ながら登る。ガンコウランや高山植物も結構あるのだが、実がなっていなかった。
丸太の階段 海向山を振り返る 荒涼とした所も 海が
 登山道には山頂まで後○○mの標識が要所要所にあるが、所々凍っていて木段はズルズルと滑る。火口を覗くことが出来る場所もある。椴法華村が途中でも見えて来ると、奇岩や噴煙を上げている岩が至る所に出てくる。
火口が覗ける場所 椴法華村 奇岩 噴煙が上がっている
 恵山町を見ながら途中でも見える。やがて、元村の漁港と灯台が見えて来ると頂上は近い。山頂に上がると、逆光の津軽海峡を挟んで、薄っすらと下北半島が望める。
恵山町 元村漁港を見ながら 灯台を見ながら 津軽海峡
 頂上には権現堂と鳥居はあるが山頂標識がない(現在、山頂は権現堂の北側)
                     ←大
                            権現堂
 津軽海峡から、恵山町、湾の先に日浦岬、手前に三枚岳と毛無山、目の前に海向山、その後ろに三森山遠くに横津岳が一望できた。
                               ←大
津軽海峡   恵山町  日浦岬                  三枚岳 毛無山 海向山 三森山 横津岳
 山頂で、出会った埼玉の男性にカメラのシャッターを押してもらい、岩の上で記念写真を撮ことが出来た。頂上からは下北半島が肉眼ではくっきり見えたので、埼玉の男性が親切に解説してくれた。恐山とか・・忘れた?
 今日は、海向山へ登るので、山頂で時間をかけず、すぐに下山した。紅葉の時期が過ぎてはいたが、見ごたえがあった。権現堂コースの下りでは椴法華村の銚子岬が良く見えていた。
頂上(大×) 恵山町と紅葉 銚子岬
 途中で、愛棒は尖った岩の上で、バッタリと転び、両膝、両手、左肩、左尻に打撲と擦り傷を負う。ぐっと暗雲が!
 =道中記=
朝起きたら、雨だったが天気予報信じて、朝2時に出発する。稲穂峠のトンネルを抜けると、雨が止んでいた。しかし、気温がドンドン下がってくる。倶知安を過ぎるあたりでマイナスになり、遂にー3℃になる。  その分、星空なのでオリオン星座とともに走る。流星群があるはずだが、流れ星はまったく見えず残念だった。
残念ながら恵山のホテル、モンテローザはつぶれたらしい。新婚旅行で泊まって、また来ると言ってから30数年ぶりに楽しみにしていたのに残念だ。
次回のため台場山の登山口を見てくる。
帰りの長万部町の駅前に立ち寄り、カニ飯弁当1000円を買って、車中で食べる。なんと美味いことか!と、弁当を食べて、幸福感に浸るのは安上がりかな?

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2006(H18)年5月25日(日) 八幡川〜椴法華コース 曇り時々晴れ 登り2:25 下り57
 8:57八幡川林道入口=林道=9:16登山口→9:38お花畑→10:08P461m→10:26岬展望台分岐→10:32岬展望台→10:41岬展望台分岐→10:43椴法華分岐→10:47権現堂分岐→11:22頂上11:32→11:55権現堂分岐→12:01岬展望台分岐→12:16十三曲看板=林道=12:29椴法華駐車場
 2001(H13)年10月26日(金) 賽の河原駐車場コース 晴れ 登り56 下り48
 7:47駐車場→7:23登山口→8:23後1km→8:43頂上8:57→9:15後1km→9:45駐車場