屏風岳北岩稜(560m)480m峰

 ポイント
 冬木立越しにオタルナイ湖を見ながら登る。岩稜からは石切山、マサリヌプリ(吹上)、第二吹上、735m峰が連なって見える。      
オタルナイ湖ルート

 アクセス
 小樽定山渓(道道1号)線の「朝里ダム展望台」駐車場(通常3台まで、縦列すると6台程度)に車を停める。
  国土地理院地図  GPSトラックは山の地図帳「2013.2.1」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 2月1日<2013(H25)年 湿り雪20cmラッセル 往復スノーシュー4.826km 登り2:26 下り46>
 朝里ダムの事務所横にあるダム展望台の駐車場に車を入れる。出発する時に屏風岳を見上げると、白い岩稜が見えていた。徒歩で道道を歩き「朝里ダム展望広場」の入り口まで行く。雪の壁を登って、スノーシューを履く。まず、展望広場への道を登って行くと、展望広場の分岐になる。分岐を右に行くが、以前よりも雑木が繁茂して来ていた。ニセアカシアが多いので、刺がささらないように気を付けて登って行く。大きくカーブする所にはカーブミラーが健在だった。エゾ松川へ向かって下り出す前に石切山が見え出す。カーブを曲がった所で少し早かったが尾根に取り付く。
ダム駐車場から 凍りついた湖 展望広場分岐(右) 石切山が
 尾根に上がると、林道よりも雑木が繁茂していないので歩きやすい。雪の上に小さなクモガタガガンボを見付ける。木立越しに上二股峰山や毛無山が見えて来る。雪の上にはシマリスの小さな四角い足跡が続いていた。
尾根道を クモガタガガンボ 毛無山が シマリスの足跡
 木立越しだが、東側の展望が良くなり、マサリヌプリ(吹上)、第二吹上、735m峰と見えて来る。振り返ると、愛棒がバテバテで石切山をバックに登って来ていた。追いつくのを待っている間に、雪の造形が面白く近づいて写してみる。
吹上・第二吹上 第二吹上・735m峰 石切山が 雪の造形
 雪の造形を写して、顔を上げると、マサリヌプリ(吹上)、第二吹上、735m峰が遮る物が無く連なって見えていた。365mのコブを右からか左側か悩むが、左側から回り込むことにする。
                     ←大
マサリヌプリ(吹上)        第二吹上               735m峰
 365mのコブからは見晴らしが悪くなり、480mのコブまでは、ただ登るだけになる。480mのコブに上がると12時を過ぎていた。以前あったコブが健在で、その上にシートを敷く。ここで、愛棒を残して、私だけが岩稜を見に行く。一旦、下って登って行くと岩稜が見えて来る。岩稜に近づくと、段々円弧になった岩稜の中が見えて来る。雪庇を踏み抜かないようにして、中を覗きながら登って行くと、段々中が見えなくなって来る。
岩稜が 岩稜に近づく 中を覗く 中が見えなくなって
 大きな雪庇に近づくが、段々雪庇の上に上がって行かなければならなくなるので、520m地点で引き返す。右側から交わせれば屏風岳への近道になるが、次回に持ち越しとした。
 480mのコブに帰ると、愛棒が不安そうにしていた。早速、麦芽風味の炭酸飲料を飲みながら昼食とする。帰りに、真っ白な岩稜をバックに記念写真を撮る。帰りは365m地点の少し手前から、展望広場の入り口に向かって真っ直ぐ下って行く。
大きな雪庇 石切山に向かって P480m(大×) 入り口に
 3月20日<2001(H13)年 登り1:29 下り54 スキー> 北の山游詩:風と木の会話
 小樽定山渓線(道道1号)の「朝里ダム展望広場」入り口に車を停める。
 朝里ダムの上から吹上に行こうと思って展望広場の林道を上って行くと、カーブミラーはあるが橋がなく、エゾ松沢川を渡ることができなかった(ダムの完成と同時に撤去されたようだ)。このまま帰るのも寂しいので、林道の切り通しの所に赤いテープを見つけて、そのテープを頼りに登って行く。
 尾根は思ったよりもなだらかで、スキー場のゲレンデを思わすような所もあった。とにかく、コブとかピークの切れの良い所で、止めようと思い登って行く。
 丁度、480mのコブでがあり、昼食とした。コブには雪の小山があったので、そこに座って食事をしようと思ったら、ズブズブ埋まってしまい、役に立たたかった。どうにか、座る場所を確保して、マサリヌプリ(吹上)、第2吹上、720m峰と続く山並みを見ながら昼食にありつく。
 460mのコブ(大×)
                     ←大
マサリヌプリ(吹上)      第2吹上            735m峰
 上を見上げると、岩壁が見えたので、食事の後で覗いてみると、切り立った岩に雪庇がはみ出していた。さかんにデジカメで撮影するも、家に帰って見てみたら、なにも写っていませんでした。ガクー!
 この右が岩峰
 この岩壁を越えると屏風岳に行けるが、時間も無いので止めて下る。オタルナイ湖は全面凍っていた。デジカメで撮ったつもりが撮っていなかった。画面の表示が強い日差しの下では全く見えないのと、シャッターがピント合わせで1回音がして、次に、シャッタが下りる仕組みになっていることを知らなかった。

山行記録冬山1へ   次朝里天狗岳へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2013(H25)年2月1日(金)
 晴れ 湿り雪20cmラッセル 往復スノーシュー4.826km 登り2:26 下り46
 
9:48駐車場→徒歩→9:53見晴台入り口→10:23尾根取り付き→11:16P365→12:03P480m昼食(12:10→12:21岩峰→12:27)12:44→12:56P365m手前→13:16見晴台入り口→13:24駐車場
 2001(H13)年3月20日(火) 晴れ 登り1:42 下り54 スキー
 
9:47見晴台入り口→11:16P480m昼食11:54→12:07岩峰13:01見晴台入り口