赤坂山・寺口山(140m)TV中継局157.5m 長屋の崖山167.8m |
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ポイント 南の赤坂山、北の寺口山にそれぞれ登山口がある。以前、この辺りはセンチが丘とも呼ばれていたようだ。 現在は、赤坂山の登山道が劇的に整備された。ベンチや可愛い案内板が随所に設置され、展望も良い。TV中継局のある尾根伝いにも夏道が整備され、奥三角山へも縦走出来るようになった。 寺口山は札幌連山の北の一角を占めている。 |
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周遊コース |
アクセス 山の手4条11丁目5に山の手都市環境林の舗装された2つの駐車場がある(上3台、下6台駐車可Google Map)。赤坂山登山口:Google Map 寺口山登山口:Google Map 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2022.7.22」へ Google Map |
7月22日<2022(R4)年 周遊5.227km 2:27> |
駐車場で、延びた草を刈って準備をする。準備を終えて駐車場から石段を登りながら夏草を刈る。赤坂山の登山口には森の番人と書かれたポストがあり、中を覗いてみたら三角山の小冊子だった。入口には、椅子やベンチ、杖などがある。東屋の入口には寒暖計があり、メモリを見たら丁度20℃だった。道端には、奥三角山までの登山道が描かれた鳥瞰図もある。良く見ると、小ナマコ、大ナマコまで、描かれている。コースのタイムまで克明に記されている。この図に、西大倉山と西三角山を付け加えたら、札幌連山が完成すると思う。 |
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登山口 | 入口 | 東屋 | 鳥瞰図 |
せみの抜け殻の付いた一寸古めの案内図もある。木の輪切りの看板「立入禁止/北一条/宮の沢ST/P140至/窓50m⇒」があるので辿って見ると、厳重にロープが張られ「この先は私有地です」の看板が立っていた。中にはベンチがありプライベート空間なのだろう。木の輪切りの看板「入っちゃダメ/写真/見るだけ/北一条ST」から覗いて見る。 |
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案内図 | 窓へ | プライベート空間 | 見るだけ標識 |
北一条宮の沢STは、眼下に見えた。窓の分岐にあった古めの「P140/さんさく路 山頂まで330m/12ふんがんばろう」道標に戻って、赤坂山を目指す。直ぐに、寺口山から大倉山が描かれた力作の絵図があり、赤坂山と寺口山の関係が良く分かった。三角山のジモティ口も描かれ、砂防ダムにも道がありそうだった。大きな栗の木にも、可愛いイラストが描かれてる板があった。 |
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北一条ST | 散策マップ | 絵図 | 大きな木 |
この先は私有地ですの看板を過ぎると、「かわいい/たぬきの/すみか」のオブジェと散策マップがある。道は谷と山の分岐になるので、山側を登って行く。木の輪切りの鳥瞰図「パゴダ/円山225/モイワ山531/大ナマコ92/三角山311」と鳥のオブジェがあるので、振り向いて景色を眺める。大ナマコは市街地の中に緑地のように見える。 |
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タヌキの棲みか | 山と谷の分岐 | 鳥瞰図 | 円山・塔・藻岩 |
途中の桑の実ベンチ座っても、大ナマコ、パゴダ(平和の塔)、円山、藻岩山、三角山が眺められる。三角山の裏山を眺めながら、山頂手前に広く刈られた広場があり、中央にベンチがある。広場からはJRタワーを始めとする中心部一帯が見える。この低山で、この景色が見られるのは嬉しい限りだ。 |
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桑の実ベンチ | 三角山の裏山 | 山頂手前 | JRタワー |
石狩湾新港も見える。山頂にはベンチがあり、赤坂山の標識もある。木の輪切りの看板「1726芦別岳/1667夕張岳」があるが、曇っていて見えなかった。石狩平野の北端は晴れていた。 |
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石狩湾新港 | 赤坂山山頂 | 芦別・夕張 | 石狩平野 |
山頂からは石狩湾が望める。木の輪切りの看板「ハママス ショカン グンベツ 石狩新港」があるが曇っていて見られなかった。山頂には境界石「416-2-001」がある。この境界石は、北の寺口山と南の赤坂山の境目なのだろうか。山頂には、鳥のイラストのある木の輪切りの看板「P140」がある。 |
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石狩湾 | 木の輪切りの | 境界石 | P140 |
山頂をうろうろしていたら、木の輪切りの看板「ピンネシリ1100 マチネシリ1002 ショカン レーダ アソイワ山418 クマネシリ山972」があるが僅かに影のような輪郭が見えるだけだった。赤坂山から、寺口山の登山口へ下って行くと分岐になるが直進する。尾根道を下って行くと、壊れた柵が横になっている。更に下ると石垣の道が続いていた。 |
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木の輪切りの | 山影が | 壊れた柵 | 石垣 |
山の手7条8丁目3の寺口山登山口に出る。再び、市街地を眺めながら石垣の道を登り返す。石垣の道のカーブにある柵の横から、南側の尾根を辿る。寺口山は赤坂山の様な標識は無いが、普通の登山道だ。 |
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山の手7条8丁目3 | 寺口山登山口 | 市街地を | カーブから |
途中で、道が分岐するような所があり入ると、背丈よりも高いビロードモウズイカがあった。少し上がると、JRタワーを中心とする市街地が見え出す。下って来た道に合流すると、直ぐに赤坂山の山頂に戻った。 |
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ビロードモウズイカ | JRタワー | 分岐 | 赤坂山 |
赤坂山の山頂の散策マップを見てP150を目指す。赤坂の谷の分岐には道標「P150」「旧道りょう線分岐/至赤坂の谷のケルン」と散策マップがある。次のP150分岐には道標「P150/西野デジタルTV中継局」「P150分岐/至赤坂の谷のケルン」がある。 |
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散策マップ | 道標 | 散策マップ | P150分岐 |
分岐にも散策マップがあり、下って行くと、コーヒーカップの描かれた木の輪切りの看板「Akasaka tarrace」がある。テラスにはベンチがあり、市街地を眺められるようになっていた。尾根道と谷道の分岐になり散策マップがある。 |
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散策マップ | Akasaka tarrace | 市街地 | 散策マップ |
分岐には道標「至P150分岐」「旧道りょう線分岐/至P140(う回路)」もある。今度は旧道う回路を登って行く。直ぐに石のベンチがある。再び尾根に上がると、タヌキの溜め糞を見付ける。 |
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至P150 | 分岐 | 石のベンチ | タヌキの溜め糞 |
尾根には道標「三角山⇒」があるロープの張られた尾根道を辿って行くと、散策マップもある。P150にはベンチがあるが、展望は無かった。 |
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三角山⇒ | 。ロープの張られた | 散策マップ | P150 |
尾根の下に2軒の家があるが、住んでいる人はいるのだろうか。ネココブの矢印があり、矢印の方向を向くと赤いリボンが目に付いた。近づいて見ると、猫の顔に見えなくもないと思う。再び、タヌキの溜め糞を見付ける。 |
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廃屋 | 矢印 | ネココブ | タヌキの溜め糞 |
行く手にアンテナが見え出し、TV中継局に辿り着く。一般道に向かって階段があるので下りてみた。一般道には不法投棄されたゴミがあり、その奥には車が停まっていた。奥の家は廃屋ではないのだろうか。再び登り返して、平らな尾根を辿って行くと、タヌキの溜め糞や境界石があった。。何処が山頂なのか分からないナガヤの崖山を過ぎると、作業道の様な所もあり、さざれ石も現れる。 ようやく、三級基準点に向かって登りだすと、行く手に大きなハチが立ちふさがる。一旦下がって、飛び去るのを待つが、再び、目の前でホバリングしてじっと見ている。怖いので、後戻りすると、再び、目の前でホバリングする。堪らず、10m位引き返し、リュックからジェットスプレーの殺虫剤を取り出し、試射し腰に着ける。再び、歩き出そうとしたら、目の前で待っていた。堪らず、逃げ帰ることにして、後ずさりして一目散に走る。 |
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TV中継局 | 階段 | さざれ石 | 作業道を振り返る |
赤坂山に引き返して、今度は赤坂の谷を下って行く。尾根分岐に下ると、ケルン関係の道標がある。「この先私有地さく越え禁止」の看板が出て来ると、桜のオブジェと散策路の看板が出て来る。 |
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至ケルン | ←ケルン | 桜と散策路 | さくら広場 |
可愛いオブジェを眺めて、ケルンの分岐に着く。帰りに、センチが丘のシバザクラの上に寄って石狩湾を眺める。 |
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さくら広場 | ふくろう | ケルン | しばざくら越しに |
今日は、奥三角山まで行こうと思っていたが、ハチとの遭遇で、その気が失せてしまう。赤坂山の登山口に下ると、男性が草刈り機を携えていた。登山道の整備をすると言う。お互いマスクをしていなかったので、多くは語れず、登山道整備のお礼を言って分かれる。赤坂さんなのだろうか? |
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山行記録 2022(R4)年7月22日(金) 曇り 周遊5.227km 2:24 7:17駐車場→7:20赤坂山登山口→7:23窓往復7:25→7:26おおきな木→7:27私有地分岐→7:28山谷分岐→7:30P150ベンチ→7:34山頂7:37→7:38分岐→7:48寺口山登山口→7:58分岐→8:00山頂→8:03旧道谷分岐→8:04旧道尾根分岐→8:07テラス→8:08尾根滝分岐→8:13尾根へ帰る→8:19P150→8:24ネココブ→8:26TV塔(登山口往復)8:29→8:35長屋の崖山→8:39さざれ石→8:52ハチに遭遇引き返す→9:03長屋の崖山→9:09TV塔→9:15P150ベンチ9:19→9:24谷分岐→9:27分岐→9:31桜広場・ケルン(分岐)→9:33シバザクラ→9:38登山口→9:41駐車場 |