横浜散歩 |
切れ切れに、横浜を散歩した足跡だが、海上保安資料館は、海の守りの厳しい現状が分かる。 |
旧税関事務所遺構と赤レンガ倉庫<H.22.5.23> 周辺地図 |
赤レンガ1号館に向かうと、崩れた赤レンガを配置した庭園がある。何か違和感を感じながら回り込むと、説明板があった。そこには、大正12年(1923)の関東大震災で破壊された関税事務所だと書かれていた。改めて、遺構として崩れた赤レンガを見て、赤レンガ1号館の周囲を辿り、2号館を遠望して帰る。 |
赤レンガ2号館 | 説明板 | 遺構 | 赤レンガ1号館 |
海上保安資料館横浜館<H.22.5.23> 周辺地図 |
資料館の門には入館無料の字が嬉しい。早速、館の中に入ると、工作船事件の概要と書かれたパネルと当時のビデオが放映されていた。不審船の航跡図も展示されていた。見上げる船首は赤錆でひどい状態だった。 |
玄関前 | 工作船事件の概要 | 航跡図 | 船首 |
船首等の特徴の解説によると、日本の漁船が改良されたようで複雑な気分になる。改めて船首を見ると、偽装された船名と弾痕が見える。上に上がると機関室が二つ見えて来る。船体の概要には小船に位置や機関砲の位置が書かれている。 |
船首の特徴 | 偽装船名と弾痕 | 第一機関室 | 船体の概要 |
操舵室は剥き出しになっていて、レバーが丸見えだ。船の中の配置図もある。下がって行くと船倉に格納されていた小船が見えて来る。小船の前には説明板もある。 |
操舵室 | 配置図 | 小船 | 小船の説明 |
観音開きの船尾から船内を覗いて、船底の4つのスクリューを見て、ユーターンする。機関砲の説明があり、改めて、普通の船ではないことを認識させられる。入り口方向に向かう。 |
船内 | 機関砲の説明 | 機関砲 | 入り口方向 |
帰る途中に、小火器、重火器、水中スクータと潜水服、ゴムボートが陳列していた。最後に、大陸棚の展示コーナーがあり、春の七草海山(すずな、すずしろ、はこべ、ほとけのざ、ごぎょう、なずな、せり)が解説されたいて、何故かほっとして外に出る。 |
小火器 | 重火器 | スクータ | 大陸棚 |
香淳皇后の歌碑と「ララ」物資記念碑<H.22.5.23> 周辺地図 |
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横浜海上保安庁の埠頭の付け根に香淳皇后の歌碑と「ララ」物資記念碑が目に止まる。 碑文を見ると、戦後復興の物資をアメリカ市民団体が日本に送ってくれたお礼が彫られていた。 運んで来た船の名前は「ハワード・スタンズベリー号」とのこと、改めて、給食の粉ミルクの味を思い出し、海の向こうに感謝の念を送る。 |
金星太陽面通過観測記念碑<H.22.5.23> 周辺地図 |
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ランドマークタワーから横目で日本丸を見ながら東へ向かい紅葉坂を登って行くと、青少年センターの前に記念碑が鎮座していた。 碑文を見ると、明治7年(1874年)12月9日にメキシコ観測隊と野毛山と山の手で観測した旨が彫られていた。 |
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二人の散歩路記録 2010.5.23 |