手稲山ケルン(989.5m)

 ポイント
 ケルンに嵌め込まれた歌碑「雲わきぬ/雲かがやきぬ/雲消えぬ/高根もつひよ/さひしき/ところ/すみ」は自然の移ろいなのだが人生の儚さが秘められているように感じられる。
 メノコのレリーフも添えられていて、北海道らしい雰囲気を醸し出しているようだ。建立年月日や建立者の名前が見当たらない。
歌碑(’23) レリーフ(’13)

 アクセス
  手稲山山麓線でロープウェイ山麓駅(休業中)を目指す。
国土地理院地図 Google マップ  登山道地図(2025.6.24)クリック大→┃

=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 6月24日<2025(R7)年>単独 往復4.417km 登り1:29 下り1:09
 ロープウェイ山麓駅前のオリンピックハウス前で準備をして、手稲山を見上げ出発する。道端にはフランスギクが咲いていた。女子大回転コースやアンテナ群を見上げながら登って行く。
手稲山を フランスギク 女子大回転コース アンテナ群
 TV山道に上がり、振り返ると銭函天狗山が見えていた。今日は思った以上に暑いので、女子大回転コース避け、直ぐ左手の登山道に入る。登山道にはマイヅルソウやスダヤクシュが咲いていた。
銭天 女子大回転コース マイヅルソウ スダヤクシュ
 ベニバナイチヤクソウも咲いていた。一旦、ゲレンデに出るとゴールハウスは随分と小さく見えていた。登山道がゲレンデと平行している所から銭函天狗山が覗いて見えた。登山道からゲレンデに出て、直登するゲレンデに合流する。ゲレンデからは石狩湾が見えていた。
ベニバナイチヤクソウ ゴールハウス 銭天 石狩湾
 ゲレンデにはタニウツギやハクサンチドリも咲いていた。ゲレンデには、上り下りをしている男性に出会う。私は焼けた鉄板状態のゲレンデに負けて山頂には行かずにケルンを目指す。ケルンに辿り着き、腰を下す。
タニウツギ ハクサンチドリ 往復している男性 ケルン
 ケルンからは百松沢山、札幌岳、烏帽子岳、送電線の近くの三角点:峰越、無意根山、定山渓天狗岳、羊蹄山、迷沢山、ヒクタ峰、白井岳、余市岳、朝里岳を眺める。
                     ←大
百松 札幌 烏帽子 峰越    無意根 定天 羊蹄 迷沢 ヒクタ 白井 余市 
 ケルンによしかかる(寄りかかるの北海道弁)と火照った体が気持ちいい。最後に、愛棒に電話をして、定山渓天狗岳とその後ろの羊蹄山を眺めて下りだす。ゲレンデのハクサンチドリを眺めて、ゲレンデが分岐する手前で、登山道に逃げる。ゲレンデよりもやはり登山道は山らしい。ゲレンデを横切ると、目の前にTV山道が見えて来る。ここから再び、左手の登山道に入る。
定天と羊蹄 ハクサンチドリ 登山道 TV山道が
 登りに登ったゲレンデを振り向いて、再び登山道へ入る。TV山道を横切り下って行くと、水の流れる音がするので覗いて見たら三樽別川の源頭部分だった。道端のツルリンドウを見付けて終わる。
登りに登ったゲレンデ 登山道へ 三樽別川の源頭 ツルリンドウ

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 山行記録
 2025(R7)年6月24日(火)
 晴れ 単独 往復4.417km 登り1:30 下り51
 7:32オリンピックハウス前→7:51TV山道横断→登山道へ→8:14分岐→8:19ゲレンデ合流→8:56TV山道→9:02ケルン9:16→9:20ゲレンデへ→9:29登山道へ→9:36分岐→9:53TV山道横断→10:07オリンピックハウス前