手稲峰454m峰 宮の澤(三角点:310.7m) =手稲山北東尾根= |
ポイント 手稲山(タンネウェンシリ)から派生する北東尾根は、ネオパラ山から始まりネオパラ北東峰(643.3m)、手稲峰(595.2)、454m峰、宮の澤(310.7m)と連なっている。手稲峰から延び下る尾根は岩場の細尾根が多く、スノーシュー向きと思われる。手稲山の古の登山道を辿るルート。 |
古の登山道(球徳稲荷)ルート |
アクセス 手稲から国道5号線を札幌方向に走り、札幌富丘教会から右折する。札樽道を潜ると目の前に手稲温泉光風館跡の石垣があり、その左手に、球徳稲荷がある。 国土地理院地図 GPSトラックは「2010.3.12」の地図帖へ 周辺地図 |
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3月12日<2010(H22)年 スノーシュ+簡易アイゼン+ツボ足3.625km 登り1:30 下り35> |
球徳稲荷の前でスノーシューズを履き、参道を登って行く。お堂の奥から尾根に取り付くとスノーシューズの跡がある。マニアックな人もいるものだと思いながら登って行く。間もなく、北海道造林合資会社「創立満三十年記念碑」が建っている。この前には林道が横断しているが、どうしてこんな所に建てたのだろうと不思議に思いながら登って行く。尾根は見通しが良く、昔の登山道だったかも知れないと思いながら辿って行く。やがて、尾根は岩が剥き出しの岩稜になり、スノーシューズが可愛そうになってくる。 |
球徳稲荷 | 記念碑 | 尾根上 | 岩稜が |
いよいよ雪が無くなるので、スノーシューズを脱ぎ、簡易アイゼンを付ける。アイゼンはガツガツと岩に当たるが滑るので、付けないわけには行かない。最後に岩塔が現れ、岩塔の左右は崖になっているので交わせそうにも無いので、岩塔に上がることにする。岩塔は向かって左側に登れそうな所があり足場を踏み固めながら登って行く。最後は強引に潅木を掴み這い上がる。岩塔の上からは中の川と発寒の清掃工場が見えていた。 |
岩稜の始まり | 岩塔 | 岩塔の横から | 岩塔の上から |
岩塔を過ぎると尾根は広くなだらかになって来て、途切れていたスノーシューズの跡が現れた。ツボ足では埋まり出すのでスノーシューズを履く。450m峰越しに奥の手稲峰が現れる。450m峰に上がると目の前に疎林の454m峰が現れる。454m峰は山頂が長く、雪庇も着いている。 |
平らになる | 450m越しに | 454m峰を | 454m峰 |
山頂の一番景色の良い所に座って、都会の騒音を聞きながらおにぎりを食べココアを飲み暫し憩う。目の前には、遠くにホワイトドームや近くに宮丘公園が見え、円山、三角山、藻岩山が連なっている。盤渓の三菱山は少し離れて見え、その横に盤渓山や砥石山が連なっていた。 |
札幌市街地 円山 三角山 藻岩山 三菱山 |
最後に、時間が無くて行けなかった手稲峰を見上げ、藻岩山を遠望して山頂を後にする。帰りは岩稜を避けて、西側の斜面を下るが、フレーム全部が歯になっているスノーシューズでも横滑りする。硬雪に数センチ積もっている雪が剥げ落ちて行くためだった。元の尾根に戻ろうとするが中々戻ることが出来なかった。途中でスノーシュズの跡があり何となく安心しながら降りるが、下りた尾根と登って来た尾根の間に小さな尾根があり、危なく間違うところだった。登って来た尾根に戻り、球徳稲荷に無事だったことを感謝して終わる。 |
手稲峰を | 藻岩山を | 岩稜を横から | 球徳稲荷 |
帰りは自転車で帰宅する。 |
手稲区西宮の沢ルート |
3月11日 <2001(H13)年 スキー 登り1:58 下り54 > 北の山游詩:雪鹿 |
アクセス 手稲から国道5号線を札幌方向に走り、右手の宮越家具から南19条宮の沢線に右折する。札樽道を潜って、すぐ右側に真っ直ぐ山に向かう道があり、左折や右折をしながら分譲地の一番上まで行って車を停める。 |
分譲地の右がわから鉄塔のある山に向かうと直ぐに林道がある。この林道は桂の沢川の右叉に沿っている。鉄塔が見えだすと林道も左に曲がってしまうので、その手前から送電線の下を沢伝いに登って行く。鉄塔が見え出したらジグザグを切って登って行く。一旦、鉄塔のある山に立ち寄る。三角点:宮の澤は市街地に近いだけあって札幌市街が間近に一望でき、三角山、藻岩山、砥石山、三菱山なども良く見える。鉄塔の市街地側は崖状で、覗いたら、ゾーっとした。そこから、尾根沿いにやや左カーブ気味に行く。風紋(シュカブラ)も綺麗に逆光に映えていた。途中で暑寒別岳や樺戸山系が良く見えてくる。傾斜は緩く、木も思ったほどなく登り易かった。454mのコブ近くなるとまたジグザグを切って登って行く。頂上は鹿の住処で、足跡がいたるところにあり、鹿が座っていた窪地が数個あった。鹿は私達が来たので、飛んで逃げたようだ。 その足跡に沿って、手稲峰を目指すことになるが、尾根は細くなり、風が強いのか笹が出ているところがある。尾根の真中に大きな岩も出てきて、行く手を塞ぐ。この岩はなんとか越えたのだが、岩を越えてから手稲峰を見上げると、尾根も細く、どうも危険なか所がありそうなので、引き返し、尾根の見晴らしの良いところに陣取って、昼食をした。 |
鉄塔から市街地を | 風紋(シュカブラ) | 手稲峰を望む | 手稲峰と454m峰の間 |
正面には三角山から小別沢、藻岩山が、左側には市街地が良く見えた。食事をしていると、藻岩山方向から天気が崩れだしたので、慌てて下山した。 |
札幌市街地 円山 三角山 藻岩山 |
山行記録冬山1へ 次宮の澤へ アソビホロケール山へ |
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二人の登山記録 (遊びの時間含む) |
古の登山道(球徳稲荷)ルート 2010(H22)年3月12日(金) 曇り 往復スノーシュー+簡易アイゼン+ツボ足3.625km 硬雪 登り1:30 下り35 10:17球徳稲荷→10:23記念碑→10:55岩稜(簡易アイゼン)11:01→11:11スノーシューズを履く→11:42P450m→11:47山頂12:09→12:20岩稜迂回→12:39記念碑→12:44球徳稲荷 |
西宮の沢ルート 2001(H13)年3月11日(日) 晴れ後雪 スキー 登り1:58 下り54 8:45分譲地→9:33鉄塔→10:19P450m→10:38引き帰し→10:43頂上11:19→11:25P450m→11:45鉄塔→12:13分譲地 |