啄木小公園    

 アクセス
 大森海岸沿いの国道228号線を、湯の川温泉から立待岬へ向う途中にある。
 国土地理院地図  周辺地図
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 湯の川温泉街から函館山に向かって大森海岸沿いを車で走っていると、啄木小公園があった。駐車場に車を入れ、函館山方向を見ると、函館山をバックに啄木の坐像が見えた。坐像に近づくと、「潮かをる北の浜辺の 砂山のかの浜薔薇よ 今年も咲けるや」の短歌が刻まれた台座の上に座像がある。
 啄木の坐像の前に、西條八十の歌碑もあり、歌碑には「眠れる君に捧ぐべき 矢車草の花もなく ひとり佇む五月寒 立待岬の波静か おもいでの砂 ただひかる 捧 啄木 西條八十」とあった。啄木の坐像の後ろで立待岬、函館山に繋がる大森海岸を見て引き返す。
函館山をバックに 座像 西條八十の歌碑 大森海岸と函館山
 駐車場に引き返す途中の花壇には、丁度、ハマナスとハマエンドウの花が咲いていた。公園の入口には片平庸人(かたひらつねと)の「北の海にび色にかびろく 雲ひくくまろし砂丘 見るかぎり茫々 餓えがらすそが雲の上 だヾ あるく ばっさ ばっさ ナ、」の歌碑も海をバックに建っている。駐車場の反対側には啄木には似合わない「土方歳三」の看板がある。
駐車場方向を ハマナス ハマエンドウ 片平庸人の歌碑

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 二人の散歩路記録
 2007.7.4(水)  曇り