瀞台sizukadai(272.7m)
=馬追丘陵=

 ポイント
 「馬追山」は「馬追自然の森」と呼ばれ、南北に大小のコブが連なった長い丘になっている。主なピークは「瀞台」と「長官山」だ。冬に登るには林道の方が傾斜が緩く楽だと思う。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
馬追山林道ルート

 アクセス
 「長沼町」から札幌長沼(道道3号)線由仁方向に走り馬追温泉をやり過ごすと、峠近くの右側に馬追山林道がある。入口の除雪はされていないので除雪をして駐車スペースをつくる。
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馬追山林道入口
 12月31日<2008(H21)年 往復スキー+スノーシュー+つぼ足4.930km 登り1:09 下り42>
 雪が少ないので、上はスキーでは無理かもしれないと思い、愛棒のスノーシューズを担いで、スキーを履き出発する。重機が置かれたゲートを通り抜け中に入るが、斜面は笹薮が露出したままだった。林道は左右が重機のクローラの跡で引っ込み、真ん中に腹を引きずった跡がくっきりと付いている。下りのために少しでも滑りやすくと思い、真ん中の高い所を踏みつけながら登って行く。林道から瀞台に上がる斜面にも、雪が無いので通り過ごす。真正面に264m峰が見えて来ると広場になり、由仁安平低地が望めるようになる。冷水山の白いゲレンデも、僅かに見えていた。
林道を辿る 重機の通った跡 264m峰が 由仁安平低地
 大きく瀞台を迂回して、主稜線のコルに辿り着く。ここから、遊歩道沿いに登ることにする。遊歩道は主稜線上に続いているので、小さなコブを越えながら辿る。最後の急登を登り切ると瀞台の山頂が現れる。フェンスの所にはベンチや天測点が見える。
遊歩道へ 主稜線 瀞台の頂上 天測点
 有刺鉄線越しに幌向原野を眺めると、北を向いたパトリオットミサイルが鎌首を下ろして休んでいた。平野の向うには島松山の演習地なのかスキー場のように白い山肌が望める。支笏湖の山々は霞んでいて裾野が辛うじて見える程度だった。
           ←大
幌向原野を望む
 愛棒が登山届を書いている間に、三角点の面に雪を擦り付けると、くっきりと白く文字が浮かび上がった。山頂標識で記念写真を撮し、愛棒はスノーシューズ、私は愛棒のスキーをシートラし、自分のスキーは両手でぶら下げて下って行く。林道の下りてからは、スキーを履き滑り下りるが、春先のような重たい湿り雪の轍でスキーを取られる。
三角点 山頂標識 スノーシューズを 林道を滑る

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2009(H21)年12月31日(木) 曇り 往復スキー、スノーシュー、ツボ足4.930km 登り1:09 下り42
 8:47林道入口→9:37夏道交差→9:56頂上10:14→10:25夏道交差(スキーを履く)10:32→10:55林道入口