知床観光船おーろら    =オホーツクライン=

 ポイント
 観光船の受付はオロンコ岩トンネル手前にある。所要時間はおよそ1:30分。
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 7月27日<2017(H29)年> 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2017.7.27」へ 周辺地図 
 隙間の時間でオロンコ岩を登って、遊覧船乗り場に行く。遊覧船の展望デッキに上がり知床連峰を眺めながら出発する。振り返ると、今登ったオロンコ岩やチャシコツ崎の亀岩が見えていた。プユニ岬やチカポイ岬、フレペの滝、ウトロ灯台は、知らない内に通り過ぎてしまう。気が付けば、湯の華の滝辺りに小型のクルーズ船が並走していた。岩壁には至る所に穴が開いていた。
知床連峰を ウトロ港を 小型のクルーズ船 岩壁の穴
 小型のクルーズ船はフレペの間近で速度を落としていた。岩壁越しに羅臼岳の頭が覗く様になると像の鼻(像岩)が現れる。小型のクルーズ船は像岩もゆっくり見ているようで、後方に下がっていた。
フレペの滝 羅臼岳 象の鼻
 次に、クンネポール(アイヌ語の黒い洞窟の意)が現れ、岸壁を伝う流れた岩肌を濡らしていた。クンネポールは活火山の形相を呈していた。岩壁には大きな穴も見られる。近くには、大きな穴や窪んだ地形がみられた。
クンネポールの始まり 大きな穴 窪んだ岩壁
 大小のクンネポール群は岩尾別まで続いていられた。
クンネポール群
 クンネポールの中には四角いものもあった。岩尾別は平らな海岸に建物も見える。その奥には羅臼岳が見えていた。遊覧船のリーフレットに記されているチカポイ(アイヌ語の鳥が沢山いる所の意)を通り過ぎると飛んでいる鳥が気になる。
クンネポール 四角いクンネポール 岩尾別 チカポイ
 チカポイを通り過ぎてもクンネポールが引き続き見られた。次に、コケシ岩を探すが、クルーズ船でないと無理なようだ。船が沖合に出ると知床連峰が顔を出す。来た方を見るとウトロ灯台のある台地の上に遠音別岳と海別岳が見えていた。
クンネポール 硫黄山 知床連峰 遠音別岳
 夕暮れのオホーツク海は太陽が沈みかけ、航跡がギラギラと反射していた。その様は、あたかも龍がウロコをギラギラとさせて遊んでいるようにも見えた。船は五湖の断崖に急接近する。
光の乱舞 五湖の断崖
 エエイシレド岬の岩壁には、オーバーハングと言われる迫り出した岩壁が見えて来る。エエイシレド岬から沖合に出ると知床岳が見えて来る。オーバーハングを後にして、カムイワッカの滝へ向かう。
オーバーハング エエイシレド岬 知床岳 オーバーハングを後に
 カムイワッカの滝の前に小さな滝が見えて来る。船は、カムイワッカの滝目掛けて急接近する。
硫黄山 無名の滝 カムイワッカの滝
 カムイワッカの滝を堪能して引き返す時に、左側を見ると無名の滝が見えた。
カムイワッカの滝 無名の滝
 カムイワッカの滝を後にUターンしながら引き返す。後ろに知床岳、前にはボケた太陽を見る。
カムイワッカの滝を後に 知床岳を ボケた太陽
 岩尾別からはクンネポール群を眺めて引き返す。
岩尾別 クンネポール群
 再び、象の鼻やクンネポール群を眺めて、湯の華の滝(男の涙)を見る。
象の鼻 クンネポール群 湯の華の滝
 プユニ岬を通過する時に、フレペの滝は見えないが、台地の上に展望台やウトロ灯台が見える。ウトロ港に入ると、親子岩風の岩やゴジラ岩が見える。
プユニ岬 プユニ岬 親子岩風 ゴジラ岩
 最後に親子岩やオロンコ岩を眺めて下船する。遊覧船を振り返って終わる。
親子岩 オロンコ岩 船着き場 遊覧船を

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 二人の散歩路記録
 2017(H29)年7月27日(木)曇り 往復1:30