白老岳(968m) |
ポイント 中笛橋からは、広いなだらかな尾根を登る。尾根が広いので吹雪いたときには迷わないよう、頂上直下の登りもやや急なので、転げ落ちないように気を付けよう。展望は最高だ。別名は高岳名山、シラヲイ岳と呼ばれている。 |
中笛橋ルート |
アクセス 支笏湖から、276号線を走り、美笛トンネルを抜けると、美笛峠も越えないのに、滝笛トンネルと勘違いし、中笛橋を探して、右往左往してしまう。思い直して、美笛峠を目指す。道筋には笛が付いたトンネルや橋が多い。 滝笛トンネルを抜けると直ぐに、中笛橋だった。橋の手前に1台駐車できるところがあり、ありがたく使わせていただく。この場所から、もう、頂上を見ることができる。 国土地理院地図 周辺地図 |
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3月31日<2002(H14)年 スキー 登り1:40 下り1:18> |
中笛橋を往来する車歩いて渡り、欄干沿いの斜面を登る。登っているうちに、帽子を被っていないことに気が付き取りに帰る。この急傾斜を登りきると、平坦な広い台地となり、木が少なくて、見晴がすごく良い。振り返ると、尻別岳・羊蹄山が見え、青空を見上げると真っ白なダケカンバの幹が綺麗だった。
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駐車場所から頂上が | 台地の上がったところ | 尻別岳と羊蹄山 | 青空とダケカンバ |
行く手には白老岳、南白老岳、ホロホロ山・徳舜瞥山などが展開しだす。山々に見惚れていると、早速、スーノモビル4台のお出ましだった。 |
白老岳 南白老岳 ホロホロ・徳瞬瞥山 |
この緩傾斜がずっと続く、気の性か下り気味になるところもあった。傾斜がややきつくなると白樺の幼木の林になる。このパターンは何所か小喜茂別岳に似ている。 頂上が近くなると、手前のコブで頂上が見えなくなるが、コブに上がると、再び、結構きつそうな頂上が見え出す。コブは平で意外と見晴らしが良い。隣の南白老岳、尻別岳、羊蹄山、漁岳、恵庭岳と見渡せる。 |
頂上手前のコブより頂上 | 南白老岳 | 尻別岳・羊蹄山 | 漁岳・恵庭岳 |
頂上からは360°見渡せた。愛棒は振り返って、南白老岳を見ていたが、林の中に動く2人を発見する。ガンさんか、行くかも知れないと行っていたのを思いだす。しかし、さすがに、我アソビホロケール隊の副隊長、視力2.0以上だと感心する。それにしても、あの急峻な南白老岳の頂上稜線を登って行く2二人連れはただ者ではないと感心していると、南白老岳の南斜面で小さな雪崩が起きた。小さくても音は結構大きいものだった。白かった斜面に岩が忽然と現れ黒い筋が付いた。三階滝から白老に抜ける86号線はまだ、除雪していないので雪の下だった。 |
ホロホロ・徳舜瞥 南白老岳 貫気別山 |
北側には、尻別岳、羊蹄山、無意根山が見える。漁岳、丹鳴山、フレ岳、恵庭岳と連なって見える。 |
尻別岳・羊蹄山 無意根山 漁・丹鳴・フレ 恵庭岳 |
目の前には北白老岳(草笛山)があり、その奥に樽前山のユニークな山容を見ながら昼食をする。支笏湖はやや霞みがかかっていた。何所からとも無く人の声が聞こえているのだが、誰も登ってこないと思ったら向かいの北白老岳に4人が座っていた。後でわかったのだが、山メール仲間のホロホロさんのパーティだった。 |
丹鳴・フレ 恵庭岳 北白老 風不死 樽前 頂上 |
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頂上はポカポカで気持ちが良く、1時間程度日向ぼっこ。冬山としては長居をしたほうだ。 山頂からはカンジキの跡が南に降りていた。また、向かいの北白老岳から新たにスキー隊2名がこちらに向かっていた。 帰りにスキー隊5〜6名に出会う。これも後で分かったことだが、ガンさんの義兄のパーティだった。見ていると頂上直下は直登したようだ。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2002(H14)年3月31日(日) 晴れ スキー 登り1:40 下り1:18 9:00中笛橋→10:21コブ→10:40頂上11:47→12:09コブ→13:05中笛橋 |