三段山(1748m) ![]() |
ポイント 三段山は手軽に登れて、展望が良く十勝連峰の展望台的存在だ。 |
白銀荘コース |
アクセス(カーナビ入力:0167-45-3251、白銀荘) 有名な吹上げ温泉にある白金荘を目指す。 国土地理院地図 周辺地図 GPSトラックは山の地図帖「2009.9.2」へ |
9月2日 <2009(H21)年 登り1:40 下り52 単独> 北の山游詩:雪消 |
今回は、十勝岳温泉から登って、吹上温泉に下りようと思って、十勝岳温泉の登山口に着いて、びっくり、登山道は落石のため、暫く閉鎖になっていた。仕方が無く、吹上温泉の往復にする。白金荘前のキャンプ場の法面にある階段を登って行くと、エゾオヤマリンドウが咲いていた。標識を見て左側の登山口に向かう。登山口で、愛棒と別れ、一人で登って行く。 |
白金荘とキャンプ場 | エゾオヤマリンドウ | キャンプ場上の標識 | 登山口(大×) |
登山道は、以前来たときと違って、笹が刈りっぱなしで、足元が見えないところが多い。1130m地点辺りから振り向くと、富良野盆地が見えていた。1200m地点あたりから木立越しに前十勝岳が見え出す。1270m地点辺りには丸太で土留めをした急登が始る。急な所はロープが垂れている。急登を登りきって平らになり左側の谷が深くなると前十勝岳や十勝岳が見通せるようになる。 |
富良野盆地を | 前十勝岳を | 急登(鎖場) | 前十勝岳 |
背の低いハイマツ帯になると、前十勝岳、十勝岳、921m峰、大砲岩と見渡せる。三段山の山頂はまだ見えないが、裾野が見えてくる。 |
前十勝岳 十勝岳 1921m峰 大砲岩 三段山 |
十勝岳の山裾の奥には、遠く化雲岳と思われる山が見える。最初は、オプタテシケ山かと思ったが、十勝岳に隠れて見えないのではと思う。イワツツジは実も葉も真っ赤になってきていた。暫し、隣りの前十勝岳とともに登って行く。十勝岳が真正面に見え出す。1470m辺りで、一旦、岩場に上がると平らな山頂が目の前に現れる。1620m辺りで十勝岳が真正面に見え出す。 |
化雲岳を | イワツツジ | 前十勝岳 | 十勝岳 |
沢地形になると奥に三段山が見えて来る。一旦、小さな沢を渡りきると、タカネナナカマドが色付き秋の気配があった。岩尾根に上がろうとする手前で、土が掘り返した跡が数か所見つける。熊の掘り返しとしか思えない。こんな所にも熊さんが上がってくるだと感心する。角度が直角に変わって岩尾根になると山頂は近い。 |
沢地形から三段山を | 紅葉の始まり | 熊の掘り起こし | 山頂直下 |
登って行くと、霧が出だし、十勝岳が隠れてしまう。山頂方向も見通しが利かなくなりかけていた。山頂標識が見え、山頂に上がると、女性が一人で微笑んで待っていてくれた。山頂標識には大砲岩に登るOP尾根の立入禁止の紙が張られていた。大砲岩の道を覗くと、黄色いペンキで岩に大きな×印が付けられていた。十勝岳温泉側の登山道は、山頂直下から通行禁止の札が下がっていた。 |
山頂が | 山頂標識 | 大砲岩方向通行止め | 十勝岳温泉× |
私は、山頂から一つ奥の岩の上に陣取って、おにぎりと0.00%の麦芽風味の炭酸飲料を飲みながら、雲が取れるのを待つ。眼下の安政火口は何とか見えるが、十勝岳、三峰山が僅かに見えるのみだった。仕方が無く、目の前の赤い熔岩を見ていた。 |
安政火口 | 十勝岳 | 三峰山 | 三段山の熔岩 |
粘っていると、OP尾根の一部や上ホロカメットク山が一瞬覗いた。仕方が無く、眼下の夫婦岩を見ていたら、夫婦岩からぷっくりと雲が湧き出していた。最後に、大砲岩を見て下山する。 |
OP尾根へ | 上ホロカメットク山 | 夫婦岩から雲が | 大砲岩 |
白いシラタマを見ながら下って行くと、二人連れのご婦人と出会う。山頂までどの位かと聞いてきかれたので、GPSの画面を広域にして、説明する。 |
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二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2009(H21)年9月2日(水) 晴れ後曇り 単独 登り1:40 下り52 10:12登山口→10:43鎖場(ロープ)→11:13岩場へ→11:52頂上12:06→12:58登山口 |