本中小屋山(243m) |
ポイント 本中小屋駅から見える山のピークに愛の四阿が建ち、中小屋温泉の小川を挟んで裏手から立派な登山道が輪のように2本延びている。残念ながら、登山口への道標は無く、小川に架かる橋も落ちている。小川の護岸が2m位あるのでよじ登るか、護岸が崩れて低くなった所から渡渉する。眺望の滝への道は閉鎖され藪になってしまった。この立派な登山道は国土地理院の地図には載っていない。 |
アクセス 札幌から国道275号線を走り中小屋墓地の看板脇に駐車させていただく(本中小屋駅でも良かった)。以前、中小屋温泉の関係者に橋が落ちているという理由で、敷地内の通行を拒否されたことがあるので、温泉発着は考えなかった。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2015.11.4」へ 周辺地図 |
|
11月4日 <2015(H27)年 総歩行距離7.831km 登り1:12 下り1:05> |
中小屋墓地の看板前に駐車して砂利道を歩き出すと、直ぐに踏切がある。道が分岐するので、右側を辿ると石仏が鎮座し中小屋墓地になる。墓地を過ぎると解放されたゲートがある。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
中小屋墓地へ | 踏切を | 石仏 | ゲート |
作業道の舗装道路を登って行くとNTTの電波塔が見えてくる。石狩平野も見えるが青空だが霞んでいた。その元凶は稲わらを焼く野火の煙だった。この時期、稲わらや残渣物を焼き環境を破壊する駄農が後を絶たない。普段から道産品を愛用しているが、この時ばかりは心情的にアンチ道産になってしまう。やっぱり、秋には稲作地帯が見える山には来ない方が良かったと悔やむ。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
NTTの電波塔 | 霞んだ平野 | 稲わら焼きの煙 |
舗装道路を登って行くと、雪崩斜面が見えて来る。尾根筋になると電波塔が現れるので寄り道をする。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
舗装道路を | 雪崩斜面 | 電波塔が | 電波塔へ |
電波塔からは隣の三角点:中小屋2や霞んだ石狩平野が見えるが、夕張山地は全く煙に掻き消されていた。電波塔からは、砂利道になり、辿って行くと北の守りの拠点となる阿曽岩山が見えて来る。山の開放日には行って見たいと思いながら下って行く。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
中小屋2を | 霞んだ平野 | ダートへ | 阿曽岩山が |
下っていた道が少し登りになりかけたと思ったら、四阿の分岐があった。左に曲がり四阿を目指すと車でも通れる位の立派な道だった。山頂直下にはトイレもあり、小高い所には四阿も建っていた。残念ながら四阿からの展望は木立が大きくなったためか平野部は一部だけ見えた。夕張山地は残念ながら煙の中には探せなかった。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
四阿分岐 | 山頂直下 | 夢の四阿 | 木立が邪魔に |
四阿の前で記念写真を写し、中にあるベンチに座って暫し憩う。目の前をよく見ると、北と南に下山口と書かれた道標があり暫し迷うが、北側の道を選び下って行く。道は、思ったよりも格段に良く安心しながら下って行く。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
記念写真 | 北側の下山口 | 南側の下山口 | 下山道 |
途中、石狩平野が望まれるが、霞んで台無しだった。この何処かに夕張岳が有る筈だと目を凝らすが影もなかった。 |
![]() |
![]() ![]() |
石狩平野 |
NTTの電波塔を見上げながら下って行くと、分岐があり「この先通行できません当別町」の看板が立っていた(眺望の滝に行く道なのかもしれない)。紅葉の名残を探しながら下って行くと、鳥居のような看板があり、「土砂崩れのため眺望の滝には行けません」と書かれた紙が、支柱に貼られていた(眺望の滝へはこのゲートから奥に行くと思っていたが、違うかもしれない)。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
NTTの電波塔 | 分岐 | 紅葉名残 | 眺望の滝ゲート |
眺望の滝ゲート前では、南側の下山道が合流し橋に向かう道がある。橋を渡ろうとおもったら、橋が真ん中から折れていた。護岸も2m位あり、愛棒が渡れないと言うので、南側の下山道方向に行き、護岸の崩れた低い所を見つける。よく見ると、手摺のように倒木が小川に渡っていた。その所に、倒木を数本投げ入れ、無事渡渉できた。中小屋温泉の敷地を通らせて頂き、振り返ると青空の下に本中小屋山が見えた。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
南側の下山道 | 折れた橋 | 中小屋温泉 | 本中小屋山 |
=山名考= 夢の四阿のある山は無名峰なので、本中小屋駅から良く見えることから本中小屋山と呼んで見た。読みは、アイヌ語由来でポンナカゴヤヤマで、意味は小さなな中小屋山としてみた。北のカモシカさんは、は温泉裏山(三角山)と呼んでいる。 |
二人の山行記録もくじへ 次濃昼峠へ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2015(H27).11.4 晴 総歩行距離7.831km 登り1:12 下り1:05 9:21中小屋墓地看板脇→9:32墓地→9:31ゲート→管理道は舗装道路→10:08尾根道へ→10:14NTT電波塔(280m)→10:30展望四阿へ(左)→10:33本中小屋山(夢の四阿)10:43→北側の下山口から→11:12眺望の滝(廃道)・橋(折れている)の十字路→11:13渡渉地点を探し無事渡り中小屋温泉の前庭に11:26→11:39本中小屋駅→11:→11:48中小屋墓地看板脇 |