オタナイ沼(0.7m) |
ポイント 誰も訪れない忘れ去られた場所で、時間が止まるようだ。 |
アクセス 国道337号線(道央新道)の第一新川橋の袂から、新川の右岸沿いの道を北上する。 国土地理院地図 Google Map |
新川右岸沿いの砂利道を進むと、放置されてしまった小樽内橋があり、これが都会の中の橋なのかと不思議な気持ちで見る。この橋は、元は半分木造で、車で通るとガタガタ音がして怖かった。今は、木造部分が取り壊されている。橋の延長線上には「石倉山」が見える。新川の河口まで行って振り返えると手稲山が見え、河口内ではモータボートが黒煙を上げ唸っていた。河口からは小樽を望むことが出来、北側の海岸線の延長には自衛隊のレーダサイト「阿蘇岩山」が見える。 |
未完成の小樽内橋 | 新川河口 | 小樽を望む | 阿蘇岩山を望む |
河口からは、奥手稲山、銭函天狗山、春香山、和宇尻山、第二吹上、吹上、石倉山、塩谷丸山、小樽港、赤岩山と連なって見える。海岸はゴミだらけで、テレビまで捨てられている。砂浜で、昼食と思っていたが、汚さと臭さで早々に立ち去る。これでは、シャケの遡上は幻だと思う。 |
←大 |
奥手稲 銭函天狗 春香 和宇尻 第二吹上 吹上 石倉 塩谷丸山 小樽港 赤岩 |
砂丘に上がって「オタナイの沼」を探すと、線の様に見えていた。沼を目指して、小樽内橋の近くまで戻る。道は2本あり、その北側の細い方へ入る。道が荒れてきたので、自転車を置き、徒歩で進むと、T字路になり、左へ入る。道端には、草で覆われた石碑「オタナイ発祥の地」があった。傍に行くと碑文には「此の地は原名をオタナイと云い石狩町樽川発祥の地である。石狩湾新港建設に関連して小樽市に編入された・(有志の名)略・・・・昭和六十年十月建立」と記され、その裏に詩が刻まれていた。その傍にユニークな方向台がありゼニバコ、オタル等の地名が彫られていた。 |
オタナイの沼 | オタナイの碑 | 歌碑 | 方向台 |
オタナイの碑を後にして、沼へ近づいて行くと沼の辺に下りる道があり下りて見る。どうやら、沼の西外れの様なので、少し戻って沼沿いの道を辿り、沼の真ん中辺りで「オタナイの沼」を眺める。水面には水鳥が飛び交っていた。海の向うには小樽が望まれる。 |
←大 |
オタナイの沼 |
沼は少し弓なりになっていて、形状からして河跡湖のようだ。沼の北東側と西側を見て、改めて、沼越しに小樽を眺める。 帰りの新川沿いの道からJRタワーなどの中心部が真正面に見えていた。 |
沼の北東側 | 沼の西側 | 沼と小樽 | 札幌中心を望む |
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二人の山行記録 2007(H19)年10月7日(日) 晴れ |