お供山(75.5m) |
ポイント お供山の最高地点には、鹿落としのチャシ跡、展望台、三等三角点:厚岸がある。お供山の他のピークには逆水松チャシ跡、松葉町裏山チャシ跡もあるようだ。お供山は津波の避難地区にも指定されている。アイヌ語ではオヤコツ(オヤプコツ)と呼ばれ直訳すればオ:尻、ヤプ:沖から見て、コツ:凹みの意があるようだ。船から見る情景が伝わって来るようだ。 |
松葉町コース |
アクセス 厚岸大橋を渡ると、目の前に現れる。住宅地の一角に看板があり、路駐させていただく。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2012.8.28」へ Google Map |
8着く28日<2012(H24)年 往復0.939km 登り13 下り8> |
住宅地の一角に「お供山/Osonaiyama Observation Floor」「津波避難場所」の看板が立っている。地元では「おそなえ」ではなく「おそない」と呼んでいるのだろうか。英語もViewing Platformの方が良いような気がする。津波の避難にしては急なところだと思ったり、お年寄りはどうするんだろうなどと考えながら登って行く。斜面には、ミミコウモリやアキノキリンソウが咲いていたが、朝霧で濡れていた。 |
標識 | 登り口 | 急な登り | アキノキリンソウ(大×) |
依然として、朝霧が晴れず、濡れながら登って行くと、平らになった道の奥に山頂が見えて来た。手前には「鹿落としのチャシ跡」の解説板が設置されていた。史跡の標柱には昭和35年10月1日指定の文字が見える。 |
朝霧 | 山頂 | 解説板 | 山頂へ |
目の前にある展望台も、朝霧で掠れていて展望は期待できないが一人で登って見る。最上階に辿り着き、下を見ると掠れた愛棒が手を振っていた。晴れていれば、厚岸湖が望めるのだが、また見においでと言われているように思えた。 下に下がって、展望台に打ち付けられている道標を見ると「お供山チャシ跡/鹿落しのチャシ跡(15m)/奔渡町裏山チャシ跡(400m)/さかさおんこ/逆水松チャシ跡(700m)/松葉町裏山チャシ跡(650m)/※松葉町裏山チャシ跡は危険ですので、立ち入らないでください!」と書かれていた。他のチャシ跡へも行って見たかったが、朝露で濡れた草原を漕ぎながら辿る気にはならなかった。次回、晴れていれば行って見ようと引き返すことにする。三等三角点:厚岸は展望台の前にある柵の外側に設置されていた。 |
展望台 | 展望台から | 道標 | 三角点 |
再び、鹿落しのチャシ跡へ立ち寄り、幅5mと言われている空堀を振り返りながら下山を開始する。途中で、朝霧が一瞬晴れて港町が覗けた。斜面のミミコウモリを見ながら、スリップダウンしないように下って行く。 |
チャシ跡へ | 空堀 | 港町を | ミミコウモリ(大×) |
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二人の山行記録(遊びの時間含む) 2012年8月28日(火) 往復0.939km 登り13 下り8 6:15駐車場所→6:26山頂6:31→6:39駐車場所 |