大沼国定公園

 ポイント
 大沼湖畔は駐車場が少ないので、自転車を借りて回ると良く見られるかもしれない。
国土地理院地図   周辺地図

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 道道43号線
駒ケ岳
 駒ケ岳登山口からの帰り道、道道43号線で大沼に下っていると、グリーンの牧草越しに、赤茶けた山肌を露にする駒ケ岳が見える。北海道らしい雄大な景色に思われ、思わず車を停めてしまう。
 大沼森林公園                         北の山游詩:紅葉
紅葉 案内板
 湖畔に延びる道道338号線に入り、反時計回りに湖畔を辿って行くと、大沼森林公園があった。
 入って見ると、広い駐車場があり、その周囲は紅葉で綺麗だった。
 駐車場脇の案内板を見ると公園内には遊歩道が延びているようだった。
 大沼国際セミナーハウス
看板 正面玄関
 大沼森林公園内には大沼国際セミナーハウスがあり、入り口には「国際的数学者広中平祐先生数学の道」の看板が立っていた。
 池の中に造られた橋を辿って行くと、正面玄関があった。
 大沼湖畔
 何時の間にか道道338号線から道道43号線になり、月見橋を渡ると、遊歩道の看板があり未舗装道路を入って見ると、大沼と駒ケ岳が綺麗に見えた。ここから、島巡りができるようだが、駐車場が無いので止める。
                     ←大
大沼湖畔から駒ケ岳を
 新日本三景の碑
石碑 碑文 碑裏
 林の中に石碑が建っていたので、近づいて見ると「新日本三景の碑」だった。
 碑裏には、大正5年5月に東京實業之日本社が建立したと刻まれている。三保松原、耶馬溪と共に、新日本三景に選ばれたようだ。
 有賀君之碑
石碑 碑文
 大沼公園駅の外れに、忘れられたようにひっそりと佇んでいる石碑があった。一見、個人の敷地内のようで、気が引けたが、階段が付いていたので上がって見る。
 碑文には有賀君之碑と刻まれ、その下に顛末が刻まれていた。有賀貞一氏は鉄道関係者で、大正2年の函館桟橋増築時に事故で亡くなられたようだ。
 大正3年4月1日に506名がかかわり建立された石碑のようで、今も、綺麗に管理されている。碑裏には何も刻まれていなかった。この碑は国土地理院の地図からは消されてしまっている。
 
 北緯42度
N42の看板 駒ケ岳
 大沼公園駅から再び、道道338号線になり大沼の南側を辿って行く。大沼の湖畔には駐車場所がないので、走るだけだったが、流山温泉が近づくと、珍しく舗装された6台位停まることができる無料の駐車場がある。
 早速、駐車させて頂いて、湖畔に下りると、北緯42度00分の看板が建っていた。そこからは、駒ケ岳の剣ヶ峯がぎりぎり見えていた。
 大沼の対岸には木地挽山と思われる山陰が広がっていた。
                             ←大
大沼と駒ケ岳
 
 駒ケ岳神社・大岩
 もう少しで、大沼を一周すると思ったら、駒ケ岳神社が目に入って来た。駐車場がないので、愛棒に車に残ってもらい、一人で中に入ると、大きな岩が目の前に現れる。大岩に比べると、神社の鳥居の割には小さな祠が鎮座していた。その奥に、噴火のため入山禁止の看板が立っていた。ここからも、駒ケ岳に登る道があるようだ。傍には由来が書かれた看板がある。
駒ケ岳神社 大岩 由来
 大岩の付近は湿地になっているので、木道を辿って行き裏側に回ると。割れ目の中に道が付けれれていたので、辿ってみる。上を見上げると岩と岩の間に石が挟まっているが、網が張られているので大丈夫と思い急いで通過する。通過した後を振り返ると鉄骨で補強されていた。改めて、溶結凝灰石の大岩を見ながら、裏から入ってもご利益があるかなと思う。
裏から 割れ目の上を 通過して振り返る 大岩を

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 二人の散歩路記録
 2011.10.13(木)