尾根内高層湿原(8m) =釧路湿原=

 アクセス
 たんちょう舞ロード(道道釧路・鶴居・弟子屈53号線)を鶴居から南下すると、左手に大きな駐車場がある。
 国土地理院地図  周辺地図
 サルルン展望台
=花以外の写真をクリックすると大きなサイズになります=
 尾根内高層湿原の看板に誘われて、一番短いコースを辿ってみようと、階段を下って行くとビジターセンターがあった。その前庭に看板があり現在地を確認する。
駐車場の看板 ビジターセンター 看板
 野外図鑑の目次を見て、ハンノキ林の分岐2で引き返そうと木道を辿って行く。小学生が大勢いて、花をスケッチしたりルーペで見ている生徒もいた。皆さん、短パンに半袖姿なので、蚊に刺されないか心配になる。小学生を追い越して奥に進むと、分岐になる。2の分岐か係員に確認したら、ここで帰るんですかと驚かれる。奥に行くとヨシ・スゲ湿原になり花も咲いているので、是非、見て行ってくださいと言われるので、言われるがまま木道を辿ってみる。なるほど、道端にはミゾソバやツリフネが咲いていた。
0野外図鑑 木道 ミゾソバ ツリブネ
 実は、ミゾソバの名前は花図鑑を見て知る。木道沿いは、サワギキョウも満開だった。ヨシ・ツゲ湿原の看板も出てくる。
花図鑑1 サワギキョウ 木道 4ヨシ・ツゲ湿原
 ベンチもあるが、先を急ぐと花図鑑や湿原の成り立ちの看板が出てくる。6番の分岐で右に曲がって帰ろうかと思ったら、分岐に係員が居て、展望テラスまで行くとミズゴケ湿原になり景色が一変するので、是非行って見てくださいと言われる。言われるままに、木道を辿って行くと、なるほどヨシ・ツゲ湿原へと変貌する。
ベンチ 花図鑑2 5湿原の成り立ち 木道
 花図鑑を見ながら、サギスゲと思って撮したのはワタスゲのようだ。
花図鑑3 ワタスゲ 花図鑑4 花図鑑5
 花と花図鑑を見比べながら展望テラスに到着する。展望テラスから戻ろうかと思ったが、ミズゴケ湿原と花の図鑑を見て外回りで帰ることにする。
花図鑑6 花図鑑7 展望テラス 7ミズゴケ湿原と花2
 展望テラス手前から、背の低いミズゴケ湿原が広がっているが、花時期は終わっていた。
                               ←大
北側
 南側に辿って行くと、緩やかに方向を変え出す。
                               ←大
南側
 花図鑑や鳥図鑑を見ながら木道を辿って行く。
花図鑑8 花図鑑9 8夏鳥2・冬鳥 木道
 木道はハンノキ林に入って行く。潅木地帯には外来生物の図鑑がある。木道は再び、ヨシ・アシ湿原となり、道端の水の中からヒメカイワの赤い実が覗いていた。
潅木に 9外来生物 木道 ヒメカイワ
 木道は、鶴居軌道跡遊歩道に突き当たる。分岐には樹木図鑑や軌道跡遊歩道の解説板がある。
木道 10樹木図鑑 軌道跡遊歩道に 鶴居軌道
 遊歩道は土の上となり、植物もクサフジが咲くなど一変する。留鳥の看板があり、「釧路市湿原展望台4.0km/尾根内ビジターセンター0.6km」の道標が立っていた。
遊歩道 クサフジ 4留鳥 道標
 真ん中の分岐に案内板があり、ビジターセンターまで600mだと知る。タツナミソウを見ながら辿って行くと、ビジターセンターの裏側にでた。そこから駐車場の入口に登り返して終わる。
案内板 遊歩道 タツナミソウ 入口に帰る

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2012年8月29日(水) 外周時計回り54分
 12:47駐車地点→13:11展望テラス→13:41駐車地点