オコタンペ湖(標高615m) |
アクセス 国道453号線のオコタン分岐からゲートの開放されている支笏湖(道道78号:美笛には抜けられない)線に入る。峠から少し下ると展望台がある。 Google マップ |
9月30日<2009(H21)> |
何十年かぶりに訪れて見ると、上の展望台から木立越しに見るだけになってしまっていた。以前は、ロープが垂れている急な坂を下ってオコタンペ湖の湖畔まで行けたが、今は、生態系保護のため立入禁止になっている。 展望台には、若いカップルとオールドなカップルが居た。酷くタバコ臭いと思ったら、ヤングもオールドも煙を吐いていた。折角の大自然の中で燻されるとは情けない。 |
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ヤングカップルはオコタンペの看板前のベンチを独占し続けていたので、両脇からオコタンペ湖を写すが、これでは展望台とは言えないなと思いながら、早々に引き揚げる。 |
漁岳周辺森林生態系保護地域とオコタンペ湖 オコタンペ湖周辺は図に示すように漁岳周辺森林生態系保護地 域(設定目的などは後の標板に記載)となっており、標高千 三百十八メートルの漁岳を中心に南に小漁山とフレ岳が尾根を重 ね、それら東にオコタンペ湖は位置します。この地域の森林は標 高六百メートルから千三百メートルの範囲内にあり、大雪山など 道央のエゾマツ、トドマツ林から渡島半島のブナ林の移行地域と して重要な地域です。 眼下に見えるオコタンペ湖は、約三万年前、支笏湖カルデラ生 成後。噴火し、恵庭火山の噴出物が沢をせきとめて形成された湖 です。支笏湖より三百メートル以上高地にあり、湖の水は、急崖 を滝となって落ち、オコタンペ川になり支笏湖に注いでおります。 湖の周囲は、トドマツ、エゾマツなどの針葉樹とミズナラやダ ケカンバなどの広葉樹が混交する森林となっています。これらの 森林に取り囲まれた湖水はエメラルドグリーンとなり、神秘的な 雰囲気を醸し出すとともに、北海道三大秘湖のひとつといわれて います。 オコタンペ湖は、周囲五キロメートル、最大水深約二十メー トルでアメマス、エゾサンショウウオ、ザリガニなどが生息して います。また、オシドリ、マガモなどが飛来します。 北海道森林管理局 石狩森林管理署 |
9月3日<2014(H26)> | 10月16日<2017(H29)> |
オコタンペ湖は展望台から少し下がった道端の方が良く見える。 |
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以前の登山口 |
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昔は、道端に「オコタンペ湖登山口」の看板が立ち、ロープが垂れている急な坂を下ってオコタンペ湖の湖畔まで行けた。 |
急な登山道 | 滝 | オコタンペ湖(↑大) |
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