野毛山(47.3m)

 ポイント
 展望台は雨でも休め、名に恥じない展望もある。三角点:戸部は交番の裏から配水池に向う左側の道端に、規格外の大きさで鎮座している。
散策地区〜配水池地区コース
=写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 ランドマークタワーから出発し、紅葉坂、野毛坂と登って行く。野毛坂の入り口には、大きな地図と野毛山公園道の道標が立っている。
 国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帳2010.5.23」へ Google Map
ランドマークタワー 日本丸 紅葉坂 野毛坂
 5月23日<2010(H22)年 一周37分>
 野毛山公園の散策路の入り口には、案内板や防災地図が立っていた。地区を見るが、位置関係が頭の中に入らないまま、公園内を辿って行くと、下に池が見えて来る。
案内板 案内板 防災地図
 池を過ぎると、立派な句碑がある。句碑の傍には看板が立っているので、読んでみたら中村汀女の俳句とのこと。次に、灯篭のような構築物が見え、その下に解説板があり読んで初めて納得する。正式には公衆用聴取施設で昭和初期のものだった。山の上には佐久間象山の碑もある。
句碑 解説書 ラジオ放送塔 佐久間象山の碑
 高みから一般道路に下って行くと、道の向こうに交番が見えた。その後ろに延びている遊歩道から一般道に出て、三角点を探すが無い。仕方が無く、遊歩道に戻ると配水池の東門が見えて来た。初め、瀟洒な門なので配水池とは気がつかず、門柱を見て初めて配水施設だと気がついた。三角点は後回しにして、展望台へと足を運ぶ。展望台の広場には記念塔が建っていた。近づいて見るとバレーボールとバスケットのレリーフが見える。碑文を読むと、東京オリンピックの競技会の記念碑だった。展望台は痛みが激しく、上へは登ることは出来なかった。
配水池東門 記念塔 バレーバスケット 展望台
 展望台の下には、市民が憩っていた。雨の日でも、休める貴重な場所のようだ。展望も良く、今日スタート地点としたランドマークタワーも左端に見えていた。晴れていればもっと展望は良いのだろう。傍に居た男性にマニアでないと意味が無い三角点のことを聞くと、案の定知らないと言うが、位置は交番の裏だと確信する。
                              ←大
横浜市街を一望
 公園の奥には遊具広場が広がっていて、それ以上は行けないので引き返す。途中、英国人のヘンリー・スペンサー・パーマーの銅像が建っていた。野毛山は水道発祥の地で、ヘンリー・スペンサー・パーマーは、函館の水道も手がけたようだ。傍に、水道みち「トロッコ」の歴史が解説されていた。多摩から(44km)水道を引くための資材をトロッコで運搬したという。次に、配水池の西門が現れるが、東門よりもシンプルだった。
遊具広場 水道技師の銅像 トロッコの歴史 西門
 動物園への橋も見えるが、配水池の中を見ようと柵を辿って行くとドーム型の建物が見え出す。再び、交番から奥に延びる遊歩道を辿って行くと、道端に、三角点としては規格外の三角点を見つける。確かに、三角点の表示がある。三角点を見付けて、幸せな気分でランドマークタワーに向かう。途中で、交番を振り向き、分かれのあいさつをする。
動物園への橋 配水池の中を 三角点 交番を振り向く

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 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2010(H22)年5月23日(日) 雨
 11:04ランドマーク→11:27公園入り口→11:42交番→11:47展望台→11:59三角点→12:00交番→12:04公園入り口