西尻別(521.4m)

 ポイント
 ゲートの無い良く整備された林道なので、山頂直下まで車で行けるが、林道歩きを楽しむ。
荘園コース

 アクセス
 国道276号線から尻別川に架かる一二三橋を渡り、右側の橋の袂辺りに駐車する。
 国土地理院地図  周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月7日<2015(H27) 往復7.071km 登り1:45 下り1:01>
 林道入口には、普通林道荘園線の看板があり、傍に北電の高圧送電線の看板がある。良く整備された林道を辿って行くと、朽ちたサイロが出てくる。昔は、ここで酪農をやっていたんだと思いながら奥に進んで行くと、地図には無い沢にエゾノリュウキンカが咲いていた。
林道入口 整備された道 朽ちたサイロ エゾノリュウキンカ
 今日は、誰も居ない様なので、義父の形見のカセットを聴くことにする。久しぶりに、昭和の懐メロを二人で歌いながら登って行く。分岐は地図を見ながら右、左を決める。道端にはエゾエンゴサクも咲いていた。
分岐(左) エゾエンゴサク 分岐(左) 送電線分岐(右)
 南峰とのコルを通過すると、竹山と貫気別山が見えて来るが、肝心の山頂への道が見当たらない。見落としたと思い引き返すが、序に、南峰にも登ってみようと、うろうろする。登りやすいところから南峰に上がるが木立で全く展望が無かった。
 再び、引返して山頂への道を見付ける。刈り分け道を登って行くと、直ぐに北海道電力の金山反射板が現れる。
竹山・貫気別山 南峰 山頂への道 反射板
 反射板を避けて山頂に上がると、目の前の木立が邪魔するが、竹山、貫気別山、尻別岳、羊蹄山が目の前にあった。今日も、残念ながら黄砂やpm2.5で遠くが霞んでしまっていた。
                     ←大
竹山      貫気別山            尻別 羊蹄山
 羊蹄山の右側には、小さいコブにしか見えないが、花丘の山々の尾根の上に本倶登山が見えていた。
                     ←大
尻別 羊蹄山          本倶登山          花丘の山々
 何時もなら、花丘の山々を眺めながら、麦芽風味の炭酸飲料を飲むところだが、霞か息苦しく感じられるので立ったままだった。
                     ←大
本倶登山           花丘の山々
 三角点があるはずだと探すと、伐採された幹の隅に見えた。三角点に被さっている幹を取り除いて撮し、尻別岳と羊蹄山をバックに記念写真を撮す。山頂から下って行くと、ホロホロ山と徳舜瞥山が煙っていた。
三角点 尻別 羊蹄山 山頂 ホロホロ・徳舜瞥山
 白老三山も煙って見えていた。もう少しすっきりした青空で見えると良かったと思いながら、林道へくだる。帰りは、送電線下を真っ直ぐ下ろうかと相談するが、急な所がありそうなので林道を下って行く。下から送電線下に延びる作業道を見上げて引き返す。登りで寝ぼけて下を向いていたニリンソウも顔を上げてきていた。
白老三山 林道へ下る 送電線下を ニリンソウ

二人の山行記録もくじへ   次貫気別山へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録(遊びの時間含む)
 2015(H27).5.7(木)
 晴れ 登り1:45 下り1:01 往復距離7.071km
 8:18一二三橋→8:38分岐(左)→8:45送電線を潜る→8:58分岐(左)→9:08送電線分岐(右)→9:18山頂分岐(右)→登り口を捜す→9:48南峰→9:53山頂分岐9:58山頂10:06→10:10山頂分岐→10:22送電線下→10:37送電線を潜る→11:07一二三橋